ゆっくりと昼食をとっていたら、
アリスが待ちくたびれて足元で寝ていた。
足元はいいんだけどね、怖すぎる！
ジャスミン（猫）もそうだが、ふたりとも、チマッと挟まれたことがないからこんなヒヤヒヤな場所が平気なのだ。
人間の場合、誰でも一度や二度……私の場合は数知れず……挟まったり踏まれたりした経験がある筈。
それはさておき、私はこの時、昼食を食べながら窓の外をぼんやり眺めていた。
私の目線の先には、小さな憩いスペースがある。
ウチの団地には、そこかしこに小さな花壇があって、ベンチやテーブルが置かれている。
その憩いスペースの片隅に、おじさんが一人立っていた。
じっと立っているだけなので、何をしているんだろうと気になった。
しばらく見ていて……ふ～ん、煙草を吸っている。
誰かと待ち合わせでもしているのだろうか。
ベンチにでも座っていればいいのにと、余計なことを考えながら見ていた。
すると、そのおじさん、煙草を１本だけ吸って、そのままその場所を立ち去った。
何？ 何であんな中途半端な所で煙草を吸っていたの？
そこで、わかった
おじさんが立っていたのは、「立て看板」の前である。
駅構内や公園など、「喫煙所」を示す看板。
その看板の前では、喫煙者たちが群がって煙草を吸っている。
なるほど。
そのおじさん、普段のクセで、「立て看板」を拠り所にして煙草を吸っていたに違いない。
マナーが浸透していてよろしい。
でも、なんとも飼い馴らされた感があって、逆に気の毒にも思えてくる。
だって、おじさ～ん、その看板、「緊急避難時一次集合場所」の看板なんですけど。
そして、我が家の場合、
慣らされていますね～、
飼い猫に。
=3
ジャスミン、それ、フキンの上なんだけどね。 ま、いっか、洗うから……。
こうして、我が家は今日も平和。
※cat_tomzouさんのブログで、拡散希望の記事を読みました。 → （★）
一日も早く犯罪者を罰し、ペットたちが安心して暮らせる日がくることを願います。
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