楠田枝里子/著
今日のあるある2は、「
チョコレートで本当にヤセるのか?」です。
ちまたではやっているチョコレートダイエットに焦点を当てる。チョコレートダイエットの効果は人によってさまざまで、専門家の意見も7人中賛成と反対が4対3で割れている。果たして本当に効果はあるのか。実際に試してみた300人の証言を基に検証。成功した人は39%でした。効果があった人となかった人の主張を聞き出すと、ある共通の問題点が見つかった。チョコレートダイエットの効果が期待できる年齢層や性別、体質を紹介する・・・ということだそうです。
さて、チョコレートダイエットは楠田枝里子さんがアチコチのメディアで話をして有名になりましたが、カカオ分50%のビターチョコレートを15日間食べ続けたところ、肥満と深い関わりがあるインスリンの抵抗性が改善されたという報告もイタリアであったそうです。カカオには、様々な働きがあるといわれています。
(1) レプチン・フェニルエチルアミンによる
食べすぎの防止
(2) リグニンによる
便秘解消
(3) テオブロミンによるリラックス効果、冷え性改善など
基礎代謝の向上
これらによって、ダイエットを図ろうというものです。さらに、ダイエットには
カカオポリフェノールが重要な成分とされます。カカオポリフェノール(カカオマス・ポリフェノール)は、カカオに含まれるポリフェノールで、一般に赤ワインよりも、緑茶よりも多いポリフェノールが含まれます。カカオポリフェノールは、悪玉コレステロール(LDL)が活性酸素によって酸化されるのを防ぐ働きがあり、動脈硬化予防などに有効とされ、血液さらさら効果は脂肪燃焼につながり、脂肪を溜め込まない体質に改善します。また、カカオポリフェノールには、胃壁の酸化が抑え、胃潰瘍を抑制する働きがあります。
チョコレートダイエットで効果的な摂取方法は
(1) カカオ50%以上含有のビターチョコを用いる。70%以上ならさらに効果的。
(2) 1日に食べるチョコレートは50g。食前20分前ぐらいに、3回に分けて食べる。
(3) 噛まずになめて味わうのが良い。
(4) 間食は一切禁止
(5) 朝多め、昼は中くらい、夜少なめが効果的
さて、今日の番組では、さらに新しい摂取方法が紹介されるようですが・・・。
いいトクホのカカオポリフェノールのページ
以下は、あるある2の放送内容のおさらいです。
■チョコレートダイエット徹底討論
主原料はカカオ。カカオ成分の高いものが、良いとされてきました。
<反対派の陳述>
チョコレート・ココア協会では、ダイエット効果を発表していない。
<賛成派の陳述>
専門家によると、カカオ分70%以上のビターチョコレートは有効である。
中でも
カカオポリフェノールに、以下の3つのやせる働きがあります。
(1) カカオポリフェノールが摂取されるとレプチンになり、脳の満腹中枢を刺激して食べすぎを防止します。
(2) アディポネクチンが血糖値の上昇を改善して、空腹感を抑えます。
(3) カカオポリフェノールで甲状腺ホルモンを刺激し、基礎代謝をUPさせます。
<反対派の陳述>
カカオポリフェノールは、赤ワインや緑茶よりポリフェノールは多いですが、カカオそのもののカロリーは多いのです。
<賛成派の陳述>
しかし、空腹感を抑えるので、1日に摂取するトータルのカロリーを防げます。
さらに、食物繊維が非常に多いので、便秘解消でダイエット効果が期待できる。
<反対派の陳述>
普段食べてない人が高カカオチョコを食べると、チラミンの血管収縮の働きにより、いわゆるバレンタイン症候群で頭痛やアレルギーになることもあります。
<賛成派の陳述>
チョコレートダイエットで太ってしまった人を調べたら、その多くがミルクチョコレートを食べていました。つまり、カカオ分が低く、70%以上のビターチョコを1日50g、朝昼晩の3回にわけて、食前に食べる、、、このやり方を間違っていました。さらに、ダイエット効果のある3つの法則を発見。
(法則1)もともと間食好きな人に効果的
また、ダイエット効果のあった人は、もともと間食が多い人でした。間食をカカオチョコにすることで、意識せず大幅に摂取カロリーを減少できたのです。間食好きな人に効果的です。
(法則2)40歳以上に効果的
効果があった64%の人が40歳以上でした。これは、もともと代謝の落ちている人(中高年)に効果的なことを意味しています。
(法則3)成功者に女性が多い
基礎代謝が少ないため。運動不足や冷え性などの人にも効果的。また、普段から甘いものを食べている人に効果的。
(法則4)便秘気味である
成功者の4割以上は、もともと便秘気味でした。食物繊維の効果で便秘が改善したので、ダイエット効果につながったのです。
結論としては、上の4つの効果に当てはまれば当てはまるほど、チョコレートダイエットの効果が期待できます。逆に、上の4つの法則に当てはまらない人は、チョコレートダイエットの効果が期待できないということです。
参考に
(杏J夫)
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