ネタバレ…もあるかな。
映画とは全然関係ないのだけど、この映画を観る前に近くにできた新しいトンカツ屋に入ったのだが、この揚げ物大好きな僕が、気持ち悪くて仕方がなくなるほどのトンカツを出してきた。多分、揚げた油がひどかったのだと思うのだけど(衣がちょっと黒いのだ)、せっかく黒豚を使っているらしいのに、台無しだよ。
さて、タイトルからして楽しい話なのかと思っていたら、そのトンカツほど僕を気持ち悪くはしないけれど、次から次に人が殺されていくサスペンスものだった。登場人物のほとんどが死んじゃうし。
とはいえ、コミカルな雰囲気も漂っていて、なんだか不思議な映画だった。
途中までは、黒澤明の「用心棒」ちっくな感じなのだが、主人公の謎と過去が絡んできて、終盤、物語の様相がガラッと変わってくる。
凄惨な復讐劇にしては、動機が弱い気がする。というのは、映像で全てを見せられている我々と違って、「彼」はことの一切を、実際に目にしたわけではないのだ。なぜ、殺し方まで模倣できるのかなぁと今になって思うのだけど、まぁ後々新聞とかで読んだのだということにしておこう(<彼>だってその場にいたわけではないのだから、それを説明できまい、おそらく)。
後半のひっくり返し方はうまいと思う。人死にを許容できる人は楽しめるでしょう。
映画とは全然関係ないのだけど、この映画を観る前に近くにできた新しいトンカツ屋に入ったのだが、この揚げ物大好きな僕が、気持ち悪くて仕方がなくなるほどのトンカツを出してきた。多分、揚げた油がひどかったのだと思うのだけど(衣がちょっと黒いのだ)、せっかく黒豚を使っているらしいのに、台無しだよ。
さて、タイトルからして楽しい話なのかと思っていたら、そのトンカツほど僕を気持ち悪くはしないけれど、次から次に人が殺されていくサスペンスものだった。登場人物のほとんどが死んじゃうし。
とはいえ、コミカルな雰囲気も漂っていて、なんだか不思議な映画だった。
途中までは、黒澤明の「用心棒」ちっくな感じなのだが、主人公の謎と過去が絡んできて、終盤、物語の様相がガラッと変わってくる。
凄惨な復讐劇にしては、動機が弱い気がする。というのは、映像で全てを見せられている我々と違って、「彼」はことの一切を、実際に目にしたわけではないのだ。なぜ、殺し方まで模倣できるのかなぁと今になって思うのだけど、まぁ後々新聞とかで読んだのだということにしておこう(<彼>だってその場にいたわけではないのだから、それを説明できまい、おそらく)。
後半のひっくり返し方はうまいと思う。人死にを許容できる人は楽しめるでしょう。