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いじめは許せない

2017年10月17日 | ★毎日の悲喜
福井県の中学校で今年3月、
14歳の男子生徒が自殺した問題で、
半年経った今頃、詳細が明らかになってきましたね。


亡くなった男子生徒は、30代女性の副担任から
「聞いた人が身震いするくらい怒られていた」そうです。
また、30代男性の担任からも、
執拗に強い口調で叱責されていたそうです。


男の子の方に、
どんな非があったのかはわかりません。
教師と生徒とはいえ、人間対人間ですから、
相性というものもあるでしょう。


しかし、お金をもらっている教師の方が、
特定の生徒を贔屓したり、
罵倒するなんて言語道断。


しかも、他の生徒がいる前で大声で叱責するなんて、
パワハラ以外の何ものでもない。
個人の尊厳を貶めるような行為は
一般社会でも、決して許されないことです。


この中学校は、1学年に1クラスしかない
小さな学校だそうです。
閉塞感いっぱいの環境で、
男子生徒は、逃げ場がなかったに違いありません。


家族に、「副担任が嫌だ」とか
「僕だけ強く怒られる。どうしたらいいのかわからない」と
打ち明けていた男子生徒。
母親も、学校に何度も相談していたというのに、
結局は、何も改善されなかった。


亡くなる直前には、
登校拒否する日もあったというのに、
親御さんももうちょっと真摯に受け止めて、
子供さんの追い詰められている気持ちに
寄り添ってあげられなかったのだろうか・・・。


自殺直後の保護者説明会では、
校長は「トラブルはなかった」と説明し、
自宅に謝罪に来た時も、
自殺の原因は、家庭の問題ではないかと言わんばかりで、
全く悪びれた様子はなかったそうです。


その後、事故調査調査委員会が設置されて、
調査報告書が提出され、
ようやく校長は不適切な指導があったことを認め、
謝罪しました。


事故調査調査委員会ができなければ、
教師によるいじめがあったことは
隠蔽されていたことでしょう。


校長も担任も副担任も、
教育者として恥ずかしくないんでしょうか。
人間としても、自分の家族を前にして、
少しも恥ずかしく思わないんでしょうか。


未来のある子供が、
心無い大人によって、なぶり殺されたと言っても
言い過ぎではないと思います。
本当に可哀想でなりません。


担任は違う学校に赴任し、
副担任は、今も同じ学校で教えているそうです。
どんな顔をして、教壇に立っているんでしょう。
一種の『殺人者』ですよ。


いじめで子供が自殺するたび、
激しい怒りを覚えます。
しかも、ほとんどのケースにおいて、
いじめた者も、見過ごした監督者も
ほとんど責任を取らされることはない。


今回のように、いじめで自殺者が出たケースでは、
いじめた人は厳しく責任を問われるべきだと思います。
いじめたのが生徒なら、転校もしくは放校、
いじめたのが教師なら、懲戒免職で教師免許剥奪、
もちろん、隠蔽しようとした責任者も
懲戒免職でいいと思います。
人がひとり亡くなったのに、
自分の都合のいいように嘘をついて、
ごまかそうとしたのですから、
人を教育する職にふさわしい人間ではない。


近年、命を軽んじる人が多すぎる。
命というものが、
どんどん軽く扱われるようになっていると思います。
だから、短絡的に人を殺す人が絶えない。
理由にもならないほどのくだらない理由で。


教育は何より大事です。国を左右する問題です。
教育の場となる学校が、教師が
まず襟を正してほしい。


亡くなった男子生徒の事情がさらに明らかにされ、
責任の所在がしっかりと問われてほしい。
そして、しっかりと改善されてほしいと強く願います。


男子生徒さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。




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