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ハヤブサ、チョウゲンボウのメディスン

2017年10月11日 | ・アニマル・メディスン
以前、チョウゲンボウとして書いた記事に
同種のハヤブサを追加し、修正・再掲します。

写真は、ネットからお借りしました。







動物として


ハヤブサ  ハヤブサ目 ハヤブサ科 ハヤブサ属
学名:Falco peregrinus 英名:Peregrine Falcon


広義には、鳥綱タカ目ハヤブサ科に属する鳥の総称。
狭義には、そのうちの1種を指す。


近年のDNA鑑定により、ハヤブサは
猛禽類から、インコやスズメの仲間に分類変更されている。


約60種、19亜種から成る。


南極大陸を除き、全世界に分布。


河川、湖沼、海岸、山地、谷、農耕地など、
見晴らしの良い開けた場所に生息。


留鳥として定住するものもいるが、
寒冷地に生息するものは、
冬季には暖かい地域へ移動して越冬する。


体 長 38~51センチ  
翼開張 84~120センチ
体 重 0.5~1.3キロ


ハヤブサ属の最大種は、シロハヤブサ
体 長 51~65センチ  
翼開張 115~125センチ





ハヤブサ属の最小種は、モモアカヒメハヤブサ
体 長 15~18センチ
翼開長 30~34センチ
(スズメ程度の大きさ)





ワシやタカと同様に、メスの方が大きい。


昼行性。


食性は、動物食。
主にスズメ、ハト、ムクドリ、ヒヨドリなど
体重1.8キロ以下の鳥類を食べる。


小枝などを利用して巣を作ることをせず、
断崖などのくぼみを巣として利用する。
高層ビルで子育てをすることもある。


非常に強い帰巣本能を持つ。
お気に入りの巣を何世代、数百年にも渡って
使い続けることがある。
2,500年前から使われ続けている
シロハヤブサの巣がグリーンランドで発見されている。


ハヤブサの特徴として、翼の先が尖っている。
上から、ワシ、トビ、ハヤブサ、タカ



高い飛行技術を持つ。
上空で獲物を見つけると、翼を閉じて急降下する。



水平飛行時は、時速100㎞前後、
急降下時は、時速389kmという記録が残っている。


ハヤブサの鼻の中には突起があり、
この突起のおかげで、超高速飛行中でも
風圧の影響を受けず、普通に呼吸ができる。



「キッ、キッ」と鋭く甲高い声で鳴き、
その声は数キロ先まで届く。


人間の8倍の優れた視力を持ち、
数キロ先の獲物も見つけることができる。
また、紫外線も感知できる。


和名のハヤブサは、『速い翼』が由来とされている。


以下、チョウゲンボウについて





チョウゲンボウ(長元坊) ハヤブサ目 ハヤブサ亜科
学名:Falco tinnunculus 英名:Kestrel


ユーラシア大陸とアフリカ大陸に分布。


山林、丘陵地帯、原野、農耕地、埋め立て地、
河川敷、崖、都市部などに生息。


寒冷地に生息するものは、
冬季には暖かい地域へ移動して越冬する。


ハヤブサよりも小さく、ハト程度の大きさである。
体 長 30~40センチ  
翼開張 70~80センチ
体 重 150~200グラム


食性は、動物食。
主にハタネズミなどの齧歯類や小型の鳥類、
モグラ、ミミズ、爬虫類、昆虫を食べる。


猛禽で唯一、『停空飛翔:ホバリング』を行う。


地上の獲物を狩ることが多いチョウゲンボウは、
止まり木などの上で、獲物を待ち伏せしたり、
ネズミの糞尿に反射する紫外線を辿って、
効率的に狩りを行っている。


アニマル・メディスンとして


ハヤブサが象徴するもの
・・・スピード、集中、決断力、知恵、忍耐、勝利、勇気、
    太陽とのつながり、野心、意志、自由、直感、制御


ハヤブサは、スピードと正確さを象徴する。
時速300キロという猛スピードで
はるか上空から獲物に襲いかかるハヤブサは、
狩りに失敗しないよう、
周囲をじっくりと観察し、
自分が探している獲物が見つかるまで
辛抱強く待ち続ける。


ハヤブサはわれわれに、
究極の成功を得るためには、
自分の目標を明確にすること、
いくつもの選択肢の中で、
目標に合うものを厳選すること、
狙いが定まるまで、自分を抑制すること、
動き始めたら、全力を尽くすことが大事と伝えている。


ハヤブサは、リスクを冒すことには消極的である。
猛禽の中で小柄なハヤブサは、
自分が運べる大きさの獲物だけを狩る。


ハヤブサのカードが出た場合、
選択の際には、慎重になるよう伝えている。
決して欲を出しすぎず、
自分が処理できる範囲のものを選ぶのが大事であり、
また、荷物を小さくすることは、
自分自身の安全にもつながると
ハヤブサは教えている。


ハヤブサは、集中力を象徴する。
また、猛禽で唯一ホバリングを行う
小型のハヤブサ、チョウゲンボウは、
自分の能力を最大限に発揮することを象徴する。


成功は、自分が持つ能力を最大限に発揮し、
集中して取り組むことで実現する。


ハヤブサはわれわれに、
自分の内にどのような能力があるか、
自分自身をよく知り、
夢を実現するために、
ネガティブな思考を遠ざけ、
自分の能力を発揮することに集中するよう伝えている。


地上の獲物を待ち伏せするチョウゲンボウは、
忍耐を象徴する。
チョウゲンボウはわれわれに、
正しい瞬間をとらえ、
正しく行動を起こすよう伝えている。


ハヤブサのカードが出た場合、
人生における大きなチャンスが
まもなく訪れることを表している。
ハヤブサは、周囲に十分注意を払い、
綿密に戦略を立て、
準備しておくよう伝えている。


成功は、迅速な行動にかかっている。
チャンスを確実に掴むため、
強い決断力を持つよう
ハヤブサは伝えている。


ハヤブサのメディスンを持つ人は、
計画や戦略を立てるのが得意であり、
効率的に物事を進めていく。
時間に対する意識が高く、
人生において、時間は
重要な役割を果たすものと考える。
また、途中経過がどうであったかより、
結果を最も重視する。


ハヤブサは、非常に精力的である。
ハヤブサは、必ずしも最高の指導者とはならないが、
鋭い観察眼を持ち、しばしば優れた斥候となる。


天高く飛ぶハヤブサは、われわれに
より大きく、全体図を見渡すためには、
時に、自分を周囲の人や状況から
切り離すことが必要であると教えている。


われわれは、物を見る時に
近寄り過ぎているのではないか。
ハヤブサはわれわれに、
大きく下がり、できるだけ俯瞰することで、
周囲の状況を把握できるようになり、
より大きな成功につながる可能性が高まると
教えている。


ハヤブサは、自制を象徴する。
ハヤブサは、いつ行動を起こし、
いつ止まるべきかを知っている。


ハヤブサはわれわれに、
自分を制御することが重要であり、
忍耐力、機転の速さ、観察力、鋭い五感が
生き残る鍵であることを教えている。


ハヤブサのメディスンを持つ人は、
鋭い五感と直感を持つ。
忍耐力と直感のバランスが取れており、
チャンスの到来によく気づく。


また、ハヤブサのメディスンを持つ人は、
精神的にも、霊的にも独立している。
常にマイペースで行動し、
時に、他の人に何を言われようと、
超然として聞き入れないこともある。
孤独を愛する思索家であり、
あまり社交的ではない。


ハヤブサは、過去とのつながりを象徴する。
ハヤブサを使った狩りは
何千年にも渡って実践されており、
ハヤブサの巣の中には、
何百年何千年、何世代にも渡って、
使われ続けているものもある。


ハヤブサのカードが出た場合、
過去が自分にどのような影響を与えているか、
考えてみるよう伝えている。
ハヤブサはまた、われわれは
過去の存在と魂でつながっており、
過去と現在は、共時的に存在していることを
教えている。


ハヤブサは、勝利、支配、困難の克服を象徴する。
また、他の鳥のスピリットと同様に、
ハイヤーセルフや霊界とのつながりを象徴する。


古代エジプトにおいて、ハヤブサは
日の出を意味する特別な象徴であり、
鳥の王と見なされていた。


エジプトの神の多くは、
ハヤブサの頭を持っていたり、
ハヤブサそのものの姿で描写されている。
その代表は、太陽神ラーと天空神ホルスである。

ラー


ホルス



北欧神話において、ハヤブサは
主神ヴォーダン(オーディン)や
ヴォーダンの妻で豊穣の女神フリッグ、
トリックスターである神ロキと
深いつながり持つ生き物とされていた。


ヨーロッパにおいて、ハヤブサは
戦争や狩猟を象徴する。
ハヤブサは古来から、
人間の狩猟の助手を務め、
戦争のエンブレムとしても、重用されている。


ケルト文化において、ハヤブサは
権威と威信の象徴であった。
ハヤブサを飼うことができるのは
貴族や富裕層のみであり、
身分によって、所有できるハヤブサの種類を定めた
法律まであった。
その法によると、
シロハヤブサを飼えるのは、王だけであり、
ハヤブサ(Peregrine falcon)を飼えるのは、王子だけ、
セーカーハヤブサを飼えるのは、騎士だけである。


ネイティブ・アメリカンのミシシッピの部族において、
ハヤブサは強さの象徴であり、
他の鳥とともに、戦闘の道具などのシンボルとして
多用されていた。


部族の伝承によると、ハヤブサは
他の強力な鳥の霊とともに、かつて地球を統治していた。
ハヤブサはまた、太陽、月、星の精霊とともに
天界に住む、超自然的な神であり、
天界そのものや、秩序、光を表す存在であり、
天界と地上をつなぐ空を行き来する
神へのメッセンジャーであった。


中国と日本において、ハヤブサは
貴族、権力、勇気、ビジョンを象徴する。
風水を実践する人は、ハヤブサを
成功をもたらすアイコンとして使用している。


ハヤブサの英名“Peregrine falcon”の“peregrine”とは、
『放浪者』または 『巡礼者』を意味する。
ハヤブサは、長い距離を移動することで知られるが、
ハヤブサはわれわれの内にある
何ものにもとらわれず、自由に彷徨う精神を呼び覚ます。


ハヤブサはわれわれに、
自分を律し、一度のみの人生を
自由に力強く生きるよう伝えている。



《逆位置》


自分は何を求めているのか、
自分の目標をきちんと理解しているか。

欲張って、自分に見合わない物を求めてはいないか。

戦略を立てて物事を進めているか。
行き当たりばったりになってはいないか。

細かいことにこだわり、全体像を見失っていないか。

勇気を失い、優柔不断になって、チャンスをやり過ごしていないか。

自制心を保っているか。

人生において、自分自身とつながることが一番重要である。
瞑想をしなさい。
自分を知ることで、
人生の真の目標につながることが可能になるだろう。


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