今回は、アニマル・メディスン カワウソ Otter の巻です。
写真は、ネットからお借りしました。


コツメカワウソ

オオカワウソ

動物として
カワウソ ネコ目(食肉目)イタチ科 カワウソ亜科 カワウソ属
学名:Lutrinae 英名:Otter
カワウソ亜科は、7種のカワウソ属で成り、
ラッコも、ラッコ属としてカワウソ亜科に含まれる。

北極、南極、オーストラリア、ニュージーランド、マダガスカル島を除き、
世界全域に分布。
体長 約50~100センチ
尾長 約15~50センチ
河川、湖沼、海岸など、水辺に沿って生息する。
泳ぎが得意で、主に水中で生活するが、
ラッコ以外のカワウソは、
時々陸上に上がって活動する。
単独もしくは数頭の小集団で生活する。
夜行性。
日中は、河岸や海岸の岩穴や木の茂みなどで過ごす。
食性は動物食。
魚、エビ、カニ、ザリガニ、カエルなどを主食とするが、
時にネズミ、ウサギ、鳥まで襲うことがある。
非常に賢く、自分が狩れる相手と判断したら、
自分の体長か、それ以上大きい相手にも襲いかかる。
大食漢であり、代謝がいいため、
自分の体重の15%にも当たる量のエサを
毎日食べなくてはならない。
小臼歯が非常に発達しており、
骨まで砕いて食べることができる。
カワウソの体毛は、密生した下毛と
固くて長い剛毛の二層構造になっている。
この二層構造が水をよく弾くため、
水中でも体温を保持でき、体を浮きやすくしている。
特に子どもは毛の下に取り込む空気量が多いため、
沈むことはない。
水中では耳孔や鼻孔を閉じることができる。
カワウソは、粘着質でタール状の糞(スプレイント)を使い、
縄張りにマーキングをする。
環境汚染や病気、密漁が原因で、
カナダカワウソを除いて、生息数が減少しており、
5種は絶滅危惧種になっている。
ニホンカワウソは乱獲が進み、捕獲禁止になったが、
環境悪化などが原因で絶滅した。
カワウソは、宗教や伝説などで
幸運をもたらす生きものや、忠誠や誠実のシンボルなど
象徴的な存在として扱われている。
ゾロアスター教では、犬を神聖な生き物と考え、
中でも一番神聖なのは
川・海の犬であるカワウソとしている。
カワウソを殺すことを禁じ、
死んだ野生のカワウソを見つけると葬儀も行う。
カナダやアラスカでは、
カワウソを不死や溺死と結びつけ、
畏敬を持って考えている。
古代中国では、
カワウソが獲った魚を川岸に並べて置くさまを
先祖にお供えをする行為に見立て、
「獺祭魚(だっさいぎょ)」という言葉が生まれた。
日本では、カワウソは人を化かす妖怪として
物語に登場する。
アイヌには、カワウソは神の伝言を忘れたため
記憶力を取り上げられたので、
カワウソの肉を食べた人間は物忘れするという伝説がある。
アニマル・メディスンとして
カワウソが象徴するもの
・・・女性性、喜び、好奇心、敏捷性、保護、友情、遊び心
カワウソは、ネイティブアメリカンとケルト文化において、
遊びのマスターとみなされていた。
カワウソは、人生を重荷ではなく、
楽しむべきゲームととらえている。
われわれは
生きることは苦痛ではなく、
命とは神からいただいた贈り物であり、
短い人生、心配ばかりしながら過ごしていては
もったいないということを
カワウソから学ばなくてはならない。
子供の頃、大人は楽しそうじゃないな、
大人にはなりたくないなと思ったことはなかったか。
そして実際に大人になってからは、
生きるのが大変だ、
子供時代に戻りたいと思ったことはないか。
そんなとき、カワウソは
あなたの中のインナーチャイルドを癒し、
どうやって人生を楽しむかを教えてくれる。
真面目になりすぎている時、
気分を晴れやかにしたい時は、
カワウソの行動から学ぶといい。
カワウソは好奇心がとても旺盛で、
人間が乗っているカヌーやボートに近づき、
乗ってまで中を見ようとする。
カワウソの小さな体は、
世界を探検したいと思う
ワクワクした気持ちで満ちている。
人生の重荷となるもの、
心を拘束するようなものは、
どんどん手放さなくてはならない。
問題でも何でも、起きるがまま、
自然にまかせるのが大事。
そうすることで、
カワウソが魚をいとも簡単に捕まえるように
答えが見えてくる。
人生という川の中で、カワウソのように
流れに乗って泳ぎ回りなさい。
カワウソは、女性性のメディスンを象徴している。
カワウソが表すバランスのとれた女性エネルギーとは、
嫉妬したり、意地悪をするような低俗なものではなく、
仲間を姉妹のように愛したり、
他者の喜びを自分の喜びとして共有する。
カワウソは他の動物とは違い、
自分から攻撃を仕掛けることをしない。
冒険好きなカワウソは、
他の動物もみんな友好的だと信じている。
カワウソの遊び心は、
人生を心から楽しむことを象徴する。
昔、ある部族の掟によると、
部族の女性が夫に先立たれると、
その女性の姉妹が自分の夫を提供し、
恋人にさせ、姉妹間で共有した。
これは、カワウソのメディスンそのもので、
幸せを仲間と共有するという考え方をし、
嫉妬したり、妻の座を奪われるのではないかと
恐れることをしない。
他人の子供も、他人の成功も、
自身のものと同じように愛することからきている。
カワウソのカードが現れた場合、
女性性と男性性のバランスがとれている状態が
美しいことを伝えている。
また、他の人を先入観や不信感を持たずに
受け容れる心を持つよう伝えている。
男性であっても、女性性の部分を持っている。
男性も女性も、カワウソに習うことで
世界は楽しい場所へと変わる。
すなわち、誰かに傷つけられるのではないか、
何かを失うのではないかという怖れから解放され、
誰かを嫉妬することもなくなり、
喜びとともに人生を生きられるようになる。
カワウソの溌剌としたエネルギーは、
水との深い関わりを持つ。
また、水は受容性の象徴であり、
古くから、人間の感情と関連づけられている。
起こってしまったことをくよくよしたり、
物事を心配して流れを止めるのではなく、
カワウソのように、
浮き沈みの中でスイスイと泳ぎ回ろう。
人生をシンプルにとらえることが大事である。
カワウソは、他の海のどの哺乳類よりも
献身的に子供の面倒をみることから、
創造し、育む力も象徴し、
儀式とも深い関係を持つ。
出産は、新しい命を世界に送り出すという
とても大きな儀式である。
子供が生まれる時は、
カワウソのエネルギーを召還して
助けてもらいなさい。
カワウソをトーテムに持つ人は、
仲間といることに楽しみを見出す。
仲間の成功や幸せは自分の幸せと考え、
仲間が成功するよう、協力を惜しまない。
利己的・自己中心的ではなく、
他者に対して意地悪な態度をとったり、
陰口を言ったり、批判するようなことはない。
《逆位置》
集中できず、考えが散漫なのではないか。
受け取り方を忘れていないか。
あなたの中の男性性が、
宇宙からのギフトを受け取れなくしているのではないか。
褒め言葉やハグなど、素直に受け取れないのではないか。
自分らしくいるのを恐れていないか。
拒絶されるのではないかと
恐れてばかりいてはいけない。
真面目さをやめ、怖れを忘れるほど人生を遊びなさい。
神からあなたへ、
あなたから他者へ、
他者からあなたへと流れる愛が
世界で唯一流れるものであることを
忘れてはいけない。
人生のあるがままを受け容れることが
先に進んでいくうえで、唯一の方法かもしれない。
すべての人や生きものが自分らしくいる権利を尊重しなさい。
コントロールしようとせず、
目の前に起こることをそのまま受け容れなさい。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
写真は、ネットからお借りしました。


コツメカワウソ

オオカワウソ



カワウソ ネコ目(食肉目)イタチ科 カワウソ亜科 カワウソ属
学名:Lutrinae 英名:Otter
カワウソ亜科は、7種のカワウソ属で成り、
ラッコも、ラッコ属としてカワウソ亜科に含まれる。

北極、南極、オーストラリア、ニュージーランド、マダガスカル島を除き、
世界全域に分布。
体長 約50~100センチ
尾長 約15~50センチ
河川、湖沼、海岸など、水辺に沿って生息する。
泳ぎが得意で、主に水中で生活するが、
ラッコ以外のカワウソは、
時々陸上に上がって活動する。
単独もしくは数頭の小集団で生活する。
夜行性。
日中は、河岸や海岸の岩穴や木の茂みなどで過ごす。
食性は動物食。
魚、エビ、カニ、ザリガニ、カエルなどを主食とするが、
時にネズミ、ウサギ、鳥まで襲うことがある。
非常に賢く、自分が狩れる相手と判断したら、
自分の体長か、それ以上大きい相手にも襲いかかる。
大食漢であり、代謝がいいため、
自分の体重の15%にも当たる量のエサを
毎日食べなくてはならない。
小臼歯が非常に発達しており、
骨まで砕いて食べることができる。
カワウソの体毛は、密生した下毛と
固くて長い剛毛の二層構造になっている。
この二層構造が水をよく弾くため、
水中でも体温を保持でき、体を浮きやすくしている。
特に子どもは毛の下に取り込む空気量が多いため、
沈むことはない。
水中では耳孔や鼻孔を閉じることができる。
カワウソは、粘着質でタール状の糞(スプレイント)を使い、
縄張りにマーキングをする。
環境汚染や病気、密漁が原因で、
カナダカワウソを除いて、生息数が減少しており、
5種は絶滅危惧種になっている。
ニホンカワウソは乱獲が進み、捕獲禁止になったが、
環境悪化などが原因で絶滅した。
カワウソは、宗教や伝説などで
幸運をもたらす生きものや、忠誠や誠実のシンボルなど
象徴的な存在として扱われている。
ゾロアスター教では、犬を神聖な生き物と考え、
中でも一番神聖なのは
川・海の犬であるカワウソとしている。
カワウソを殺すことを禁じ、
死んだ野生のカワウソを見つけると葬儀も行う。
カナダやアラスカでは、
カワウソを不死や溺死と結びつけ、
畏敬を持って考えている。
古代中国では、
カワウソが獲った魚を川岸に並べて置くさまを
先祖にお供えをする行為に見立て、
「獺祭魚(だっさいぎょ)」という言葉が生まれた。
日本では、カワウソは人を化かす妖怪として
物語に登場する。
アイヌには、カワウソは神の伝言を忘れたため
記憶力を取り上げられたので、
カワウソの肉を食べた人間は物忘れするという伝説がある。


カワウソが象徴するもの
・・・女性性、喜び、好奇心、敏捷性、保護、友情、遊び心
カワウソは、ネイティブアメリカンとケルト文化において、
遊びのマスターとみなされていた。
カワウソは、人生を重荷ではなく、
楽しむべきゲームととらえている。
われわれは
生きることは苦痛ではなく、
命とは神からいただいた贈り物であり、
短い人生、心配ばかりしながら過ごしていては
もったいないということを
カワウソから学ばなくてはならない。
子供の頃、大人は楽しそうじゃないな、
大人にはなりたくないなと思ったことはなかったか。
そして実際に大人になってからは、
生きるのが大変だ、
子供時代に戻りたいと思ったことはないか。
そんなとき、カワウソは
あなたの中のインナーチャイルドを癒し、
どうやって人生を楽しむかを教えてくれる。
真面目になりすぎている時、
気分を晴れやかにしたい時は、
カワウソの行動から学ぶといい。
カワウソは好奇心がとても旺盛で、
人間が乗っているカヌーやボートに近づき、
乗ってまで中を見ようとする。
カワウソの小さな体は、
世界を探検したいと思う
ワクワクした気持ちで満ちている。
人生の重荷となるもの、
心を拘束するようなものは、
どんどん手放さなくてはならない。
問題でも何でも、起きるがまま、
自然にまかせるのが大事。
そうすることで、
カワウソが魚をいとも簡単に捕まえるように
答えが見えてくる。
人生という川の中で、カワウソのように
流れに乗って泳ぎ回りなさい。
カワウソは、女性性のメディスンを象徴している。
カワウソが表すバランスのとれた女性エネルギーとは、
嫉妬したり、意地悪をするような低俗なものではなく、
仲間を姉妹のように愛したり、
他者の喜びを自分の喜びとして共有する。
カワウソは他の動物とは違い、
自分から攻撃を仕掛けることをしない。
冒険好きなカワウソは、
他の動物もみんな友好的だと信じている。
カワウソの遊び心は、
人生を心から楽しむことを象徴する。
昔、ある部族の掟によると、
部族の女性が夫に先立たれると、
その女性の姉妹が自分の夫を提供し、
恋人にさせ、姉妹間で共有した。
これは、カワウソのメディスンそのもので、
幸せを仲間と共有するという考え方をし、
嫉妬したり、妻の座を奪われるのではないかと
恐れることをしない。
他人の子供も、他人の成功も、
自身のものと同じように愛することからきている。
カワウソのカードが現れた場合、
女性性と男性性のバランスがとれている状態が
美しいことを伝えている。
また、他の人を先入観や不信感を持たずに
受け容れる心を持つよう伝えている。
男性であっても、女性性の部分を持っている。
男性も女性も、カワウソに習うことで
世界は楽しい場所へと変わる。
すなわち、誰かに傷つけられるのではないか、
何かを失うのではないかという怖れから解放され、
誰かを嫉妬することもなくなり、
喜びとともに人生を生きられるようになる。
カワウソの溌剌としたエネルギーは、
水との深い関わりを持つ。
また、水は受容性の象徴であり、
古くから、人間の感情と関連づけられている。
起こってしまったことをくよくよしたり、
物事を心配して流れを止めるのではなく、
カワウソのように、
浮き沈みの中でスイスイと泳ぎ回ろう。
人生をシンプルにとらえることが大事である。
カワウソは、他の海のどの哺乳類よりも
献身的に子供の面倒をみることから、
創造し、育む力も象徴し、
儀式とも深い関係を持つ。
出産は、新しい命を世界に送り出すという
とても大きな儀式である。
子供が生まれる時は、
カワウソのエネルギーを召還して
助けてもらいなさい。
カワウソをトーテムに持つ人は、
仲間といることに楽しみを見出す。
仲間の成功や幸せは自分の幸せと考え、
仲間が成功するよう、協力を惜しまない。
利己的・自己中心的ではなく、
他者に対して意地悪な態度をとったり、
陰口を言ったり、批判するようなことはない。
《逆位置》
集中できず、考えが散漫なのではないか。
受け取り方を忘れていないか。
あなたの中の男性性が、
宇宙からのギフトを受け取れなくしているのではないか。
褒め言葉やハグなど、素直に受け取れないのではないか。
自分らしくいるのを恐れていないか。
拒絶されるのではないかと
恐れてばかりいてはいけない。
真面目さをやめ、怖れを忘れるほど人生を遊びなさい。
神からあなたへ、
あなたから他者へ、
他者からあなたへと流れる愛が
世界で唯一流れるものであることを
忘れてはいけない。
人生のあるがままを受け容れることが
先に進んでいくうえで、唯一の方法かもしれない。
すべての人や生きものが自分らしくいる権利を尊重しなさい。
コントロールしようとせず、
目の前に起こることをそのまま受け容れなさい。
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