重慶大爆撃
重慶大爆撃被害者の謝罪と賠償を求める闘い
 

はじめに 〜「重慶大爆撃とは?」  

 重慶大爆撃は、1938年から1943年までの5年半に及んでいる。日本軍が重慶の一般住民の殺戮を意図的に狙った残虐な無差別爆撃である。日本は、1937年7月の廬溝橋事件で中国への全面的な侵略戦争を開始したが、これ以降日本軍機は上海、南京をはじめとする中国のほとんどの主要都市を爆撃した。
 重慶大爆撃が最も激しかったのは1939年から41年までの3年間であった。1939年の「五・三、五・四」、1940年の「101号作戦」、1941年の「102号作戦」・「六・五大隧道惨案」とそれぞれ呼ばれている爆撃では、重慶は甚大な被害を出した。最近の資料では、この5年半の爆撃による死傷者は6万1300人、うち死者2万3600人、負傷者3万7700人とされる。重慶大爆撃は、日本の侵略戦争に徹底抗戦する中国の政府・民衆の戦意喪失と侵略への屈服を狙った最大規模の無差別・戦略爆撃であり明白な戦争犯罪であった。





9月22日(木)、押上にある
東京大空襲原告団事務所にて交流会を行いました


 
重慶爆撃の被害や裁判について原告廖世華さんが
東京大空襲裁判原告団と意見交換をしました。

 
廖世華さんは1941年7月27日の爆撃で亡くなった兄と、
妊娠3ヶ月だった姉が廖世華さんをかばって左腕に
後遺症が残る重傷を負い流産した経緯を話しました。



東京大空襲について話す城森さん


握手をする城森さんと原告廖世華さん




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9月22日(木)、衆議院議員会館で
国会要請行動を行いました





服部良一衆議院議員と原告廖世華さん


廖さんは自分をかばって左腕に重傷を負った姉や亡くなった兄について話し、
日本政府が歴史を正視し、侵略の犯罪行為を反省してほしいと訴えました


服部良一衆議院議員


首藤信彦衆議院議員


服部良一衆議院議員と握手をする原告廖世華さん


首藤信彦衆議院議員と握手をする原告廖世華さん


記念撮影


※現代中国網でも報道されています(中国語のみ)

重庆大轰炸受害者索赔案第19次审判在东京开庭

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【証言】成都の原告 廖世華①(20110923撮影)


【証言】成都の原告 廖世華②(20110923撮影)


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午後5時、弁護士会館5階502EFにて
裁判報告集会を行いました



※廖世華意見陳述書・日本文(PDF)

※廖世華意見陳述書・中国文(PDF)




会場の様子

 
第19回裁判の法廷で陳述した成都の原告廖世華さん


弁護団長である田代弁護士より、本日の法廷の説明


中国の弁護士徐斌さん



東京空襲原告団副団長の城森満さん



カメラマンの鈴木賢士さん



連帯する会で広島の支援者藤岡安馬さん



平和フォーラム代表福山真劫さん


医師の松井英介さん



記念撮影


  
報告会終了後、支援者である松井さん(右)は原告廖世華さんと同じ年に生まれ、
戦争をきっかけに医者を志したということで固い握手をしていました。


※現代中国網でも報道されています(中国語のみ)

重庆大轰炸受害者索赔案第19次审判在东京开庭

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午後2時半、霞ヶ関デモ!!

重慶大爆撃訴訟原告団と支援者らは日比谷公園を出発し、
霞ヶ関から虎ノ門までをデモ行進しました。



この日、東京は台風15号の影響で交通機関が
ほぼ全線で運転を見合わせるほどの暴風雨でしたが、
原告と支援者らは日本政府に謝罪と賠償を求めてデモ行進をしました。



日比谷公園でデモの出発準備をする原告と支援者ら



成都の原告廖世華さんを先頭に霞門を出発しました


 
大雨の中、傘を差しながら進む原告・支援者ら


 
日本語と中国語で交互に日本政府に訴えました



※現代中国網でも報道されています(中国語のみ)

重庆大轰炸受害者索赔案第19次审判在东京开庭

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9月21日(水)、第19回重慶大爆撃裁判が開かれました


※廖世華意見陳述書・日本文(PDF)

※廖世華意見陳述書・中国文(PDF)



午後1時半、東京地裁の司法記者クラブにて記者会見を行いました。



記者会見の様子
壇上左から徐斌さん(中国の弁護士)、朱梅さん(通訳)、廖世華さん(原告)、
田代博之弁護士(弁護団長)西川重則さん(連帯する会・東京事務局長)


  
成都の原告廖世華(リアオ シ ホア)さん(中央)

1941年7月27日の日本軍による成都爆撃で、
兄廖世誠さん(13歳)を亡くし、
妊娠3ヶ月だった姉の廖世英さん(22歳)は廖世華さんをかばって
左腕に後遺症が残る重傷を負い、流産もしてしまいました。


弁護団長・田代博之弁護士による第19回裁判の説明


記者の質問に答える中国の弁護士徐斌さん(左)



※現代中国網でも報道されています(中国語のみ)

重庆大轰炸受害者索赔案第19次审判在东京开庭

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9月9日(金)、港区立港勤労福祉会館・1階第1洋室で
第24回連続学習講座が行われました。



今回は“〈辛亥革命百年〉から重慶大爆撃被害者の対日請求運動を考える”という
集会テーマで学習講座を開催しました。


1.成都爆撃70周年追悼記念式典の報告

1941年7月27日の成都爆撃から今年で70年になります。
今年の7月27日に成都で追悼記念式典があり、
弁護団長の田代博之弁護士が参加し、その報告がありました。



2.講演「近代日中関係における日本人の中国観」

講師:石島紀之さん(フェリス女学院大学名誉教授)



3.北京大学教授徐勇さんのコメント



4.前田哲男さんのコメント





会場の様子。



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9月21日(水)午後3時30分から
東京地裁103号法廷で
第19回重慶大爆撃裁判です!


成都の原告廖世華さん(73歳)が来日、
法廷で意見陳述を行います!
他にも四川省成都市から合計7名に来日予定です!



◆当日のスケジュール
午前9時30分から裁判所前で宣伝活動
 12時から裁判所前で宣伝活動
午後1時30分記者会見(司法記者クラブ)
  2時30分から霞ヶ関デモ(日比谷公園霞門出発)
  3時30分から第17回裁判(東京地裁103号法廷)
  5時00分から裁判報告会(弁護士会館5階502EF)
  7時00分から近くで歓迎の交流会

◆関連スケジュール
9月22日(木) 国会議員への要請行動
         東京大空襲訴訟原告団訪問


※チラシはこちら(クリックすると大きく表示されます)



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◆第24回連続学習講座
《重慶大爆撃―戦略爆撃の思想を問う》


日時 2011年9月9日(金)6時(開始)~9時
講演“〈辛亥革命百年〉から重慶大 爆撃被害者の対日運動を考える”
講師 石島紀之さん(フェリス女学院大学名誉教授)
◆石島先生の御著書:『国際関係のなかの日中戦争』(編著 慶大出版会2011年)
『雲南と近代中国―“周辺”の視点から』 (青木書店2004年)
『重慶国民政府史の研究』(編著 東大出版会2004年)
『中国抗日戦争史』(青木書店 1984年)




資料代:500円
場所 港区立港勤労福祉会館・1階第1洋室
   ▲住所:東京都港区芝5丁目18番2号 電話:03-3455-6381(代)
   ▲地図:港区立港勤労福祉会館
   ▲最寄駅:JR田町駅徒歩5分/都営三田線三田駅A7出口徒歩1分



※チラシ拡大版はこちら


<関連行事>
※画像クリックするとチラシが大きく表示されます。

  

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