研究・論文作成のためのブログ

医学部で臨床医をしつつ大学院に進学し、博士号の学位を取るまでをつづります。

複合機を外来に導入。

2007年06月07日 | 日記・備忘録
病院の外来(産婦人科の外来)に、hpの複合機を買ってもらった。
1台でスキャナ、コピー、メモリカードのプリントアウトなどをこなしてくれる。

外来にはコルポスコープという、子宮腟部や腟を拡大して観察するための機械があるのだが、この機械にはデジカメがついており、観察している画像を撮影することができる。それはそれで便利なのだが、今までその撮影したデータを出力することができなかったため、あまりみんな熱心に使うこともなかった。
それではせっかくの機能が生かせてないので、ということで病院側にプリンタを買ってもらうようお願いすると、割とすんなりと買ってもらえた。「診療に必要で」と強く言ったためだと思う。

私自身は患者さんの検体や手術時の所見などの写真を撮るのが大事だと思っていて、よく手術中や手術のあとにデジカメで撮影しては病棟のプリンタでプリントアウトし、カルテに貼っている。
100の言葉より1の写真のほうが、すんなりと伝わることがある。後から診た先生たちにももちろん伝わるし、患者さんにもそれを見せれば一目瞭然というやつである。

上司の先生が先日コルポスコープで撮った写真をプリントアウトしてくれていて、うまく出来ているようだったので嬉しかった。
看護師さんや事務さんも書類のコピーなどに複合機を使うようになり、便利そうにしてくれている。

複合機のいいところは、メモリカードのデータをPCレスで出力できる点だと思う。
今回購入した複合機もそうであるが、パソコンに接続しないで、ぽんとどこかに置いておくだけでもかなり活躍する。

もう一つ便利だなあと思った機能は、スキャナで取り込んだデータを、メモリカードスロットに差し込んだメモリカードにJPEGファイルなどの形式で保存してくれる機能だ。先日の学会発表で用いたデータは、教科書の図をこの複合機で読み込んで、メモリカードで自分のパソコンに移して利用した。便利っ。