研究・論文作成のためのブログ

医学部で臨床医をしつつ大学院に進学し、博士号の学位を取るまでをつづります。

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一年間ありがとうございました

2006年12月31日 | 日記・備忘録
私のブログにアクセスしてくださった皆様、一年間ありがとうございました。
思えば、論文を書き始めたときに「書くためのコツとか注意点」をノートするために始めたブログでしたが、今ではすっかり私の雑記帳と化し、思うことをまさにつれづれなるままに書きつづったブログになってしまいました。

今年一年何が出来たのかなあと思い返すと、やはり大学院を終えて(卒業ではない、残念!)、臨床に復帰したことが一番大きいのだと思います。
まだ臨床のカンは完全には戻ってはいませんが、こればかりは時間と経験が必要ですので仕方がないです。
あとは、夏に妻と息子がカナダに3ヶ月間の留学をしてきたことでしょう。
二人が得たものはとても大きく、pricelessな経験をしてきたと思います。来年も必ず行かせます。特に息子はそれなりに?きれいな発音の英語を少し身につけたようですから、それをもっとbrush upさせてあげたいと思います。妻もあれだけ話せなかった割に、持ち前の不敵な性格によってかなり話せるようになって帰ってきました。

来年は、publishされた論文をもとに学位申請をして、学位を取ることが第一目標です。あと症例報告の論文も今書きかけなので、なんとか形にしたいですね。

それでは皆様、よいお年を。
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子どもが結膜炎に・・・。

2006年12月25日 | 日記・備忘録
息子がひどい結膜炎にかかってしまいました。
両目とも結膜が真っ赤に充血して、目も開かないほどひどい目やにがでています。
今日妻が眼科につれていったところ、「風邪から来る結膜炎」だということでした。
鼻水が出ていて、ふいた手で目を触るからでしょう。
ちょうど先週熱を出し、幼稚園も休んだくらいでしたから確かに、という感じでした。

あそこまでひどくなると、やっぱり病院で先生に診てもらうと安心ですね。
専門で毎日診ているとありふれたことであっても、その人にとっては未知のことが多いですから、やっぱりきちんと診察をして、診断をつけてそれを説明し、投薬するなり手術をする。患者側もわからなければ(自分の体のことですから)質問をして、納得した上で治療を受けるようにする。
治療は共同作業です。

ところで先日、UNICEFにオンラインで募金をしました。4000円とほんの気持ち程度ですが、この4000円で「下痢による脱水症から子どもの命を守る経口補水塩を623人分。または、必要最低限の文房具一式を19人分。」買える。
UNICEFのサイトによると、3秒にひとり、貴重なこどもの命が失われているそうです。
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多言語医療問診票

2006年12月22日 | 日記・備忘録
静岡って、なぜか知りませんがブラジル人がすごく多いです。
工場の多い浜松なんてすごく多いみたいで、駅の周辺にブラジル人がたむろしていて怖いらしい。

それはさておき、そのようなブラジル人のため、うちの病院の外来にポルトガル語の問診票というのを置いているのですが、これがかなり古くて印刷も汚く、ほとんど読めないようなものでした。
なんとか改訂しなくては、と思っていたのですがなにしろポルトガル語なんて分からないから、どうしようも出来ずに放置されていました。

昨日また一人初診でブラジル人の患者さんが見えたため、思い切って直そう!と思い立ち、ネットで検索してみました。もう超安直に「産婦人科 問診票 ポルトガル語」というキーワードでググったところ、ありましたありました。こんなサイトが。
いやーこれはもう目から鱗というか、こんな有り難いサイトがあったとは。

これからはフランス語でも、ハングルでも、タガログ語でもなんでも来いだっ!っていうくらい心強いです。もちろん全て話せれば一番いいんですけどね



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Yahoo!動画

2006年12月18日 | 日記・備忘録
最近はYouTubeなどですっかり動画をパソコンで観るというのが普及した感がありますね。
私はあんまりYouTubeは見ないのですが、先日ネットをいろいろ見ていて、Yahoo!動画というのがあることを知りました。

そこではいろいろな映画やらドラマやらが観られるようになっていて、私が個人的にすごいと思ったのはシャーロックホームズのシリーズや名探偵ポワロが無料で見られることです。
このシリーズは、私が子供のころよく家族みんなでテレビで観た覚えがあるので、これがいつでも動画で観られるなんてすごい!と感動しました。
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内視鏡の手術見学

2006年12月15日 | 日記・備忘録

東京の四谷にある「四谷メディカルキューブ」という病院で、内視鏡手術の見学をさせていただきました。

手術を1件見学させていただいたのですが、術式はTotal Laparoscopic Hysterectomy(TLH)、日本語で腹腔鏡下子宮全摘術、です。

患者さんは新生児の頭くらいの大きな子宮筋腫があるのですが、帝王切開と盲腸の手術をしているため、他の病院で腹腔鏡の手術を断られたそうです。それで四谷メディカルキューブを受診、今回腹腔鏡での手術を受けることになりました。

 術式をおおざっぱに書くと(専門の領域なので流してください)

トロッカー挿入(ダイレクト法でやっていた)

気腹、カメラ留置癒着剥離(電気メス、cutモード80w!とcoagモードを使い分けて。少し分厚い癒着は超音波メス)

後腹膜を開けて尿管を確認、剥離

子宮動脈を同定、周囲と充分な剥離ののちリガシュアで切断付属器と子宮の間の癒着を電気メスにて剥離

リガシュアで円靭帯、卵管を切断

子宮傍結合織をリガシュアで切断膣パイプを挿入し膣を電気メスで切断、子宮を腹腔内で単離

膣操作へ。ミューゾー・マルチン、クーパーを用い核出するように子宮を切りながら摘出

膣パイプを再度挿入し腹腔鏡操作へ

膣断端を縫合 腹膜を縫合

 

この手術はかなり熟練を要する、婦人科内視鏡手術の中では最も難易度の高い手術です。ベテランのDrがやっても3時間くらいかかります。

 

ちなみにこの四谷メディカルキューブは、今週月曜日の「特ダネ!」の医療特集で取り上げられていました。放送があった日は電話予約が殺到し、初診の外来が一気に3月まで埋まってしまったそうです。すごいですね。

 

 

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大出血した手術

2006年12月13日 | 日記・備忘録
今日、自分が主治医である患者さんの手術があったのですが、術中の出血量が5000mlを超える大出血をきたしてしまいました。
5000mlというのは体内のほぼ全部の血液量です。つまりその患者さんは自分の血液をほぼすべて失ってしまったわけです。
もちろん麻酔科のDrが輸液や輸血により対応してくださったのですが、婦人科手術の特徴は、長時間の手術で出血量が多くなると言うよりも、子宮周囲の血管が損傷してそこからいきなり急速な大出血を起こすことが多いです。

今日の場合も、癌による腹膜炎で癒着がひどく、十分な視野を展開できずに手術操作をしていたため、基靱帯というところの血管が操作の最中に損傷してものすごい出血となりました。
幸い助手で入ってくれた先生が大ベテランで止血できたのですが、出ているときは本当に焦りましたしこの人は助かるのだろうかと一抹の不安がよぎりました。

今日はほんとうに怖い思いをしましたが今日のような経験をふんでいくことで、腕をあげてベテランになっていくのかもしれません。でも自信ないなあ・・・

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checkpadについて。

2006年12月11日 | 日記・備忘録
checkpadという、オンラインのTo Do管理サイトというのがあります。登録は無料で、自分のすべきことなどをリストアップすることができます。
そのリストを公開している人がいまして、中でもなかなか感心させられたのがこのリスト

みなさんもこのリストに書いてあることを少しでも実行すると毎日が変わってくるかもしれませんよ!?
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三保の松原からみた富士山。

2006年12月11日 | 日記・備忘録
週末に研究室の友達が静岡まではるばる遊びに来てくれました。

静岡・清水の名所を一通り案内。三保の松原、久能山の東照宮、日本平などを回りました。

三保の松原には昼前に行ったらまだ人も多くなくて、午前中だったので空気も澄んでいて富士山が見えました。少し雲がかかっていましたがよく見えておもわずパチリ。

三保の松原


友達が三保の松原の海岸を見て、バンクーバーの景色に似てるよ、と言ってました。そういわれてみるとそんな気もしてきて、うーん清水も捨てたもんじゃない、とちょっと見直してみたり。
あるいはサンフランシスコのような情景とも言えます。


惜しむらくは駐車場のあたりにあるみやげ物のお店やレストランがかなりさびれていることでしょうか。


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日本医学会の声明文について。

2006年12月08日 | 日記・備忘録

日本医学会から以下のような声明文が発表されました。

引用して、個人的に強調したいところにはマーキングをしましたので読んでみて下さい。

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声明文

 

 日本医学会長高久 史麿  本年2月,大野病院産婦人科医師が業務上過失致死と医師法第21条違反で逮捕されたことにつきまして,すでに多くの関連団体・学会から声明文・抗議文が提出されたことはご存じの方が多いと思います. 事例は前置胎盤と術中に判明した予測困難な癒着胎盤が重なった事例であったと報告されています.この事例は担当医が懸命な努力をしたにもかかわらず医師不足や輸血用血液確保の困難性と地域における医療体制の不備が不幸な結果をもたらした不可抗力的事例であり,日本における医療の歪みの現れといわざるを得ません.地方や僻地では一人の医師が24時間365日体制で過酷な労働条件の中で日本の医療を支えています.過酷な医療環境の中で地域の医療に満身の努力をされ,患者側からも信望の厚かったといわれる医師が,このような不可抗力的事故で業務上過失致死として逮捕されたことは誠に遺憾であります.むしろ過酷な環境を放置し,体制整備に努力しなかった行政当局こそ,その非を問わなければならないでしょう.不可抗力ともいえる本事例で結果責任だけをもって犯罪行為として医療に介入することは決して好ましいと思いません. 本事例は業務上過失致死のみならず医師法第21条違反にも問われております.この第21条は明治時代の医師法をほぼそのまま踏襲しており,犯罪の発見と公安の維持が目的であったといわれています.異状死の定義については平成6年の日本法医学会の異状死ガイドライン発表以来数多くの学会で論争が続いている問題であります.日本法医学会の「過失の有無に係わらず異状死として警察に届け出る」については,昨年9月にスタートした厚生労働省の医師法第21条の改正も視野に入れた「医療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業」を含め,本件逮捕以降,政府・厚生労働省・日本医師会・各学会等関連団体で検討に入ったばかりであり,異状死の定義も定かでなくコンセンサスの得られていない医師法第21条を根拠に逮捕することは,その妥当性に問題があるといわざるを得ません.過失の有無にかかわらず届け出なければ届出義務違反で逮捕される.届け出たら重大な医療過誤が疑われ,業務上過失致死罪に問われる.医師は八方塞がりであります.純然たる過失のない不可抗力であっても,たまたま重篤な合併症や死亡事例に遭遇したことで逮捕されるようでは必要な医療を提供できず,大きな国家的・国民的喪失となります.消極的・防御的医療にならざるを得ず,このような逮捕は萎縮医療を促進させ,医療の平等性・公平性のみならず医療・医学の発展そのものを阻害します.若い医師は事故の多い診療科の医師になることを敬遠しており,ますます医師は偏在することになります. 日本医学会は異状死の問題に関する委員会でこの問題を検討しますが,今回,大野病院産婦人科医師の公判が近々に始まることを契機として以下の学会から同様の要望が出ていますので,これらの要望をまとめる形で日本医学会から声明を発します.

 

 日本整形外科学会

日本周産期・新生児医学会

日本消化器外科学会

日本超音波医学会

日本小児神経学会

 

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この声明文は現在の日本の多くの医師が感じている不安や問題点をよく指摘しています。

いったいわれわれはどうすればいいのか?と悩み、あるいは憤りを感じながら毎日診療をしています。

かつて、病気が見つかると、「先生にすべてお任せします」という言葉が患者から出て、いわゆるpaternalismが成り立っていた時代は遠い昔のことです。今や医者は何かあればすぐ文句を言われ、訴訟に怯えながら萎縮医療を行う、すっかり身分の低い職業に成り下がってしまいました。なにかがゆがんでいる、そうは思いませんか??

 

 

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「昭和の日」って知ってました?

2006年12月04日 | 日記・備忘録
来年のカレンダーを見ていたら、4月29日が「昭和の日」となっていました。
4月29日は、かつて昭和天皇の誕生日であった日です。昭和時代には「天皇誕生日」、崩御されて平成となってからは「みどりの日」でした。

私はあんまり詳しく知らなかったのですが、去年に法改正(「昭和の日法案」というそうだ)があって、4月29日は昭和の日となったんですね。そして今までの「みどりの日」は5月4日(今までの「国民の休日」)に移動になりました。

まあ休みの数は変わらず、名称が変わっただけですけども、ちょっとびっくりしました。

ちなみに4月29日は私の誕生日でもあります。
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