研究・論文作成のためのブログ

医学部で臨床医をしつつ大学院に進学し、博士号の学位を取るまでをつづります。

研究発表終了。想定範囲内。

2006年01月27日 | 日記・備忘録
医局内の研究発表会(リサーチ・カンファレンスを略してリサカンと言っています)が本日行われました。

自宅から大学病院までは少々距離がありまして、朝のカンファレンスだとかなり家を早く出なくてはなりません。今日も5時半起き、6時に出発。大学には7時過ぎに着きました。

発表自体はおおむね順調に終わりました。前日まで読み原稿についてもかなり練ってあったので、その点ではスムーズでした。
発表というものは、質問がないのも困る(=面白くない、または難解で理解されてない)のですが、私の今日の発表は、つっこみどころ満載という感じで、いろいろな指摘がありました。

ここではそれは述べませんが、おおよそ「想定範囲内」の質問でした。(ホリエモン逮捕で死語になっていくかも?)

まあ無事終わって良かったという感じです。

今日はまたワインを飲もうっと。


研究発表

2006年01月25日 | 日記・備忘録
今週、医局内の研究発表に当たっています。今その準備の真っ最中なのですが、やはり発表というのは、しないよりはした方がよいと思います。学会発表も同じです。

ひとつは、準備の段階で、今まできちんと確認していなかったことを調べるので、知識が深まります。私は最近、卵巣の組織について、前からよくわかっていなかったことを、教科書を引っ張り出して読むことで知識が深まり、自分なりに満足しています。

あともう一つは、他の人の意見を聞くことで、自分の研究に新たな視点を向けることが出来るので、より良い研究展開が出来ます。

さて、明後日の発表会、どんな指摘がくるやら。

論文がアクセプトされました!

2006年01月22日 | 日記・備忘録
待望のアクセプトが、やっと来ました!
リバイス投稿から一週間です。エディターの手元に届いてからは4日間だったようです。

以下にメールで届いた内容を転記します(一部伏せ字とさせていただきます)

Dear Dr,

We have received the revised version of this paper
and it is a pleasure to inform you that it is now accepted
for publication and scheduled to be included in the June
2006 issue of the "Journal of Steroid Biochemistry and
Molecular Biology" (Vol. 99/4-5).

The paper will be sent to Elsevier in due course and
you will receive the corresponding proofs directly from
the printer at a later date, by e-mail whenever possible.
Please note that the editorial office is ahead of schedule
and so it may be a while before you receive the proofs.
I will send you an official letter when the manuscripts for
the June issue are sent to Elsevier.

Yours sincerely.

JSBMB Editorial Office, Paris, France


やはり嬉しいものですね。ほっとしました。
同時に、これでよかったのかという思いも多少よぎるというか、まあそのあたりはいろいろな事情もありまして、複雑な気持ちもあったりします。

いずれにせよ、自分がファーストネームの論文がないことには学位は取れませんから、とりあえず必要条件はクリアできました。


い、忙しい・・・

2006年01月18日 | 日記・備忘録
来週、医局内での研究発表会の担当になっていて、今その準備で忙しいです。
6月に行われる学会に発表するため、抄録を作成しなくてはならず、それも重なってしまいしばらく忙しくてブログの更新ができませんでした。

論文は先週金曜日、ボスのサインをもらってすぐに送りました。
もう先方のエディターの手元には届いているころなんじゃないかと思います。
いい返事がくるといいなあ。

今日も一日外来奉公でしたが、明日も朝から夕方まで外来奉公です。

医者の世界って、やっぱり思うのは、いい意味でも悪い意味でも「徒弟制度」なんだということです。
外来の奉公だって、無給で一日働くなんて常識では考えられないわけですが、考え方を変えると、先輩の先生の診療を見せてもらえるということですから、ありがたくもあります。わからないことは、聞けば教えてくれます。
なにより治療方針とか、患者さんへの説明を聞いて、そういうのを真似して医者という仕事を覚えていくわけです。
ここに徒弟制度と私がいう意味があるわけです。
こういうやり方ですから、大学ごとに診療の仕方も違うし、カルテの書き方も違います。下手すれば、考え方も違います。

今もって、医者の世界は封建的で古臭いです。料理の世界とかもそうみたいですね。



出産費用無料化について。

2006年01月14日 | 日記・備忘録
なんかニュースになっていましたが、出産費用無料化ということが検討されているようですね。

どういった形で給付するのか、わからないのですが、現実的な問題として、出産の費用は地域や病院によってけっこうばらつきがありますよね。
その差についてはどう対応するのでしょうか?
私が以前働いていた静岡のある地域の市立病院では、地方の公立病院ということもあり分娩費用がとても安く抑えられていました。病院で出産した看護婦さんの話を聞くと、出産一時金より安くすんだこともあったそうです。

うちの子供のお産は、促進とかガットマン(骨盤計測のレントゲン)をやったり、一泊だけ都合により延泊したことがあり、公立病院でしたが45万近くかかりました。
15万円持ち出しです。

都内の某病院は100万かかるといいますし。

まあそれはおいといても、少子化対策の一つの考え方としては間違ってないように思います。

あと、教育でしょうね。
教育現場に対する国民の不安(特に公立の小中学校に対して)を解消し、無理をして私立に行かせなくても子供を育てられる、教育費のもう少し安い社会を国に作っていただきたいと思います。


オンラインで医学書購入

2006年01月13日 | 日記・備忘録
医学書のオンライン購入サイトがあります。その名も医学書ドットコム

今までここで買ったことがなかったのですが、ちょっと欲しい洋書の教科書がありまして、探してみました。
このサイトがなかなかいいのは、アメリカのAmazonとリンクしており、しかもマーケットプレイス(要するに中古ですね)での購入も可能という点です。

今回私も、マーケットプレイスで二冊の産婦人科関係の洋書を購入しました。一冊はハードカバーで、日本で買うと13000円ほどしますが、マーケットプレイスで45ドルです。
送料がかかりますから45ドルちょうど、というわけにはいきませんが、それでも一冊10ドル程度の送料なので(二冊購入したため)、安いと思います。
たまたまだと思いますが、もう一冊の教科書も同じ人(店?)からの出品でした。
アメリカの産婦人科医かな?

ちなみに送る方法も普通便、少し早い便、とても早い便というのを選ぶことができます。普通便にしたら、到着するのは早くて二月中旬らしい。
忘れた頃に届く、って感じですかね。


リバイス論文の投稿

2006年01月13日 | 日記・備忘録
年末から取り組んでいたリバイス論文の投稿準備が、ようやく整いました。
レフェリーから、ネガティブコントロールの写真を入れるように言われたので共同研究先にお願いしたのですが、そこで少々時間がかかってしまいました。

それはともかく、これでレフェリーが要求しているコメントには基本的にすべてきとんと答えたものが用意でき、追加実験もやってあるので、これで落とされることはまずないと思います。

論文を送るのは最近オンラインが多いのですが、私の投稿している雑誌はいまだに紙を送る投稿形式です。
その場合、カバーレター(編集者への手紙)を添えるわけですが、通常一枚目の紙にはレターヘッドと言われる、自分の大学の印とか名称、住所などが書かれたものを使います。
二枚目以降は、レターヘッドのないものを使います。ここで間違えてすべての紙にレターヘッドを用いてはいけません。

あとはcorresponding authorのサインを忘れずに。

私は今からボスのところに行ってサインを貰ってきます。


旨安ワインのおすすめ Ernest & Julio Gallo

2006年01月09日 | 日記・備忘録
Ernest & Julio Galloというワインがあります。
最近はちょっとしたスーパーだと、それなりに豊富な種類のワインを置いていたりします。スーパーの場合、あまり高いワインを置いても売れませんし、あまりに安すぎておいしいのが飲めないということでも困りますから、意外といい選択をして置いてくれていることがあります。

昨日の夜Ernest & Julio GalloのCabernet Sauvignon 2003年というのを買ってきて飲みました。
買ってきたのはサミットというよくみかけるスーパーです。
このワインは以前も飲んだことがあって、その時はカルフールで買いました。

さてこのワイン、値段はわずか800円なのですが、1000円以下とは到底思えないパフォーマンスです。
程よいタンニンと、スミレの香り。フルーティーですが甘くはない。
Cabernet Sauvignonらしさが全面に出ていると思います。



六本木の賃貸マンションって

2006年01月06日 | 日記・備忘録
研究に関係ない内容が続きますが、ご容赦。

先ほどちょっと調べたいことがあって、人様のブログやらサイトやらを見ていたら、「東京都心生活」という内容のブログがありました。

都心にあるお店やマンションを紹介しているサイトでした。
おしゃれだなあーと思って見ていたのですが、そのサイト内に「六本木賃貸マンション」のリンクがあったので興味本位?にクリック。

リンク先は六本木にある新築の賃貸マンションの広告サイトでした。
賃貸なので、賃料があるわけで、「どのくらいするのかなー」と思ってクリック

高い・・・
60平米を超えると賃料が30万円を超えてます。

こういうところに住む人がいるんだなぁと驚きました。


どーでもいい(=無縁な)話ですが・・・。



Yシャツのお仕立て

2006年01月05日 | 日記・備忘録
大手百貨店の紳士服売り場の片隅に、Yシャツを仕立ててくれるコーナーがありますよね。

一流ブランドの生地とかは1枚あたり15000円とか20000円とか、それなりに値段が張ります。

ですが、期間限定で、生地のワゴンセールのようなのをやっていることがあります。
これが大変お得なんですね。
だいたいどの百貨店でも、化繊混だと2枚10000円、綿100%だと2枚15000円です。
つまり、1枚5000円です。
5000円で、自分の体にぴったり合ったYシャツが買えるんですよ。
特にお仕立て料とかいって追加料金を取られることもありません。

既製品はおしゃれなのとかもあっていいのですが、どうしても体にあうのを選ぶのが難しい。
首回りが少しきつかったり、袖が少し長かったり。

お仕立てであれば、カラーのデザインとか、袖のデザインとかをいろいろ選べますから、自分だけのお気に入りにすることができるのも楽しい。よくわからなければ、生地にあうデザインを店員さんに聞けば選んでくれます。


もし百貨店に行くことがあれば、ちょっとYシャツお仕立てコーナーに立ち寄ってみてください。