シオヤトンボ 2011年04月29日 | トンボ シオヤトンボは、故郷・埼玉のトンボの中で「春の普通種御三家」と呼んで 割合珍重している存在だ。棚田や湿地に生息し、そのような環境の少ない 平野部ではあまり見られないが、野山と田園風景の広がるようなところへ 春に出かけるとたいがい見かける種類ではある。今年は春先思ったほど気温 が上がらなかったのもあり、やや出の遅れた感がある。 かつては春の身近な存在だったというホンサナエの羽化も数日遅れた一方、 沼縁ではヤマサナエの抜け殻が見られた。先発組が遅い分、いっぺんに 春から初夏のトンボが出てきそうだ。 « ハズした・・・ | トップ | 百蛾夜行 第拾九巻 久しぶ... »