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Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

ヘリアーとT160

2011年10月27日 | トンボ


今年もはや、シーズンオフ間際のレンズ遊びに突入した。
今回は、ヘリアーとクローズアップレンズT160がメインテーマである。
冒頭は、ヘリアーにT160をつけてf4.5で撮影したもの。何だか硬調先輩!



左が、ヘリアー最短絞り開放での撮影。右が、T160をつけてヘリアー最短絞り4.5での撮影。
単にヘリアーを楽しむならヘリアー単体で写せば良く、画作りの研究にもなる。
T160では1.3倍くらい?に拡大されるわけだが、解像のために絞っているので、若干後ろがうるさい。
バックにぼかしたい花や葉、遠景など、素材次第では面白いセッティングだと思われる。



ヘリアー単体最短での撮影。縦位置ではトンボの大きさが程よい感じだ。



左がヘリアー単体最短。右がT160をつけてヘリアー最短。



今回は 272E(90mm)もちょっと稼働した。



切れの良いシャープな画像は相変わらずで、流石マクロレンズだが、絞り開放でも反射ボケに若干角が出てしまう。



今回の狙いの一つヒメアカネ。バック込みで綺麗なポートレートを撮りたいと思ったが、あいにくと添え物にしようと
思っていた花が時期を過ぎかかって目論見が崩れた。272E開放で柔らかい感じの描写になった。



ヘリアーにT160をつけて思い切って絞り開放での撮影。先日のテストではT160が最もジャスピン率が低く、案の定、半分くらいは
ピントの山が掴めなかったが、ちゃんと解像してハロっていない画像も数枚撮れた。バック次第では面白い描写が期待できそうで、
今回の一番の収穫となった。



狙っていたシチュエーションに近い形での撮影だったが、このカットはほんの2,3枚しか撮れず残念。
ヘリアーは割とコントラストがしっかり出てやや銀塩的なイメージを持った。