今回は、「染付 山水文 湯呑茶碗」の紹介です。
これは、骨董屋からオマケに貰ったものです。
立面
底面
立面(正面と仮定) (代表の1個)
正面の裏側面 (代表の1個)
底面 (代表の1個)
一見して、江戸時代はなさそうですから、「古伊万里」とは言えないな~とは思いましたが、高台内に「平戸嘉祥」の銘がありましたので、「何時の頃作られたものなのだろう、、?」と、ちょっと興味を持ちましたので、喜んで頂いてきたものです(^_^)
その後、「近現代肥前陶磁銘款集」(平成18(2006)年 佐賀県立九州陶磁文化館編集発行)で調べてみましたら、「大正~昭和」に作られたものであることが分かりました。
「近現代肥前陶磁銘款集」のP.169から転載
生 産 地 : 肥前・三川内(平戸)
製作年代: 大正~昭和
サ イ ズ : 口径;8.0cm 底径;2.9cm 高さ;4.7cm
でも、日頃、色々と買っているからのオマケですから、、、(~_~;)
平戸焼といっても、実際に焼かれた地域は三川内ですね。
このような形や色の湯呑み茶碗は、以前は流行りましたよね。
つや姫さんのお母様やおばあちゃまも、このような形や色の湯呑み茶碗をお茶を飲んでいたかもしれませんね(^-^*)
Dr.さんだからのおまけなんでしょうね。
大正~昭和な時代なのですね。
平戸といっても三川内焼きなのですね。
このような形と色合い
好きな湯飲みです。
私は、江戸末期以降の肥前磁器を積極的に集めていませんでしたから、買っても見もしないでいましたが、最近、時々、眺めています。
幕末~明治初め頃のものを調べるのには役立ちそうです(^_^)
「平戸嘉祥」は有名な銘ですよね。
もう少し古く、明治頃に遡るのかなと思いましたが、「大正~昭和」となっていて、ちょっとガッカリですが、出生がわかり、安心しました(^_^)
オマケですから、大福は期待出来なかったですが、小福くらいはあったかもしれません(^-^*)
「平戸嘉祥」も、大正~昭和頃になると、かえって伊万里に近くなりますね。
オマケには、福がある(^.^)