政治スクールわかやまも3回目の講義です。
今日は、株式会社農業総合研究所の及川社長に講師をお願いしました。
及川さんは、東京出身ですが、奥様の実家のある和歌山できゅうり農家を始められましたしかし、この仕事は「ありがとう。」と言われることがない事に気づかれました。
そして、生産者は農協に出荷し、消費者も誰が作ったのかまったく顔がみえません。
感謝やおいしいと伝えたくても伝えられない。また、流通により生産価格と販売価格の大きな乖離もあります。
この農業の仕組みを変えたい! 強い情熱で起業されました。
生産者が自由に値付けをするとともに、リスクも負担する。
努力が報われる農業を目指されています。
30代の若さで農業の仕組みを変えようという意気込みに圧倒されました。
また、市場に出せない一番熟れたもののブランド化も目から鱗です。
ビジネスの世界では、弱肉強食とのお話でしたが、政治の世界ではそうはいきません。
政治の世界は、弱い立場の人々に愛の手を差し伸べる政治が求められます。
「ありがとう」と、言われる政治にと、意見交換を行いました。
農業を中心に熱い議論を戦わせ本日のスクールを終了しました。
冒頭、本日最終日を迎えるスクール生の候補者も挨拶にこられました。
みんな、がんばれ!とのエールをおくりました。
ただいま岡田幹事長と活動中です。