8月31日(日)→
弁天島海浜公園(べんてんまかいひんこうえん)にある
海の家「遊船家」さんで地元の方に教えて頂いた
絶好の撮影ポイントに向かい歩き出した私。
教えて頂いた道を20分ほど歩いて行くと
乙女園公園(おとめえんこうえん)という
それはそれはオトメチックな名前の場所に
辿(たど)り着きました。
この辺りに景色の美しい場所があるはずです
前方に見える浜名湖畔(はまなこはん)の方に歩いて行くと、
その風景は私の右手に忽然(こつぜん)と姿を現しました。
魚藍観音菩薩(ぎょらんかんのんぼさつ)像です。
魚藍観音さまはその名前からも想像できるとおり、
海や魚に関係が深い観音さまです。
魚藍観音像の左側に石碑(せきひ)が建っていました。
原田濱人(はらだひんじん)さんの句碑(くひ)です。
原田濱人(1884-1972)さんは浜松市の出身で
この地方を代表する俳人の一人なのだそうです。
句碑のすぐ向こう側に見えるのは浜名湖です。
この風景もなかなかのものです。
句碑には何と書いてあるのでしょう。
近くに寄って見てみましょう。
句碑には「鴨(かも)すでに 一連飛ぶや そこの空」と書かれています。
この句は昭和16年(1941)に「浜名湖弁天島」と題して
詠(よ)まれた句の一つなのだそうです。
さて、もう一度、魚藍観音像に戻りましょう。
青空を背景に立つ魚藍観音さま。
蓮華(れんげ)の台座の下の方に
文字が書かれた石盤(せきばん)が
嵌(は)め込まれているようです。
石盤には魚藍観音さまへの願文(がんもん)として、
「食料として人間に命を捧げる鰻(うなぎ)の霊の冥福(めいふく)と
偉大なる功徳(くどく)が未来永劫(みらいえいごう)続きますように」
といった内容のことが書かれています。
それでこの魚藍観音さまは通称「鰻(うなぎ)観音」と呼ばれ、
毎年8月下旬に供養祭が行われているそうです。
夕日に照らされる魚藍観音さま。
その姿は慈悲(じひ)の心で満ち溢れているようです。
手には籠(かご)を提(さ)げています。
これから晩御飯の買い物に出掛けるのかな?(笑)
いえいえ、きっと、籠(かご)の中には
鰻(うなぎ)たちが入っているのでしょう。
鰻の御霊(みたま)はいつも魚藍観音さまに見守られているのです
魚藍観音菩薩像の敷地内に小さなお社(やしろ)を見つけました。
浜名湖の方に向かって建つ小さなお社。
夕日に照らされ輝いています。
どんな神様がお祀(まつ)りされているのだろう。
お社の横に何かがデンと座っているようです。
カエルさんでした。
ここの神様のお使いでしょうか。
実はこのカエルさんが見つめる視線の先に、
美しい浜名湖の風景が広がっているのでした。
その模様は次回お届けすることにします。
=================================================
今回、私が歩いたコースを地図で見ることが出来ます。
旅の参考にしてみて下さいね。
地図右下の「ユーザー地図へ」をクリックすると
大きな画面で見られます。
◇弁天島周辺地図◇
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弁天島海浜公園(べんてんまかいひんこうえん)にある
海の家「遊船家」さんで地元の方に教えて頂いた
絶好の撮影ポイントに向かい歩き出した私。
教えて頂いた道を20分ほど歩いて行くと
乙女園公園(おとめえんこうえん)という
それはそれはオトメチックな名前の場所に
辿(たど)り着きました。
この辺りに景色の美しい場所があるはずです
前方に見える浜名湖畔(はまなこはん)の方に歩いて行くと、
その風景は私の右手に忽然(こつぜん)と姿を現しました。
魚藍観音菩薩(ぎょらんかんのんぼさつ)像です。
魚藍観音さまはその名前からも想像できるとおり、
海や魚に関係が深い観音さまです。
魚藍観音像の左側に石碑(せきひ)が建っていました。
原田濱人(はらだひんじん)さんの句碑(くひ)です。
原田濱人(1884-1972)さんは浜松市の出身で
この地方を代表する俳人の一人なのだそうです。
句碑のすぐ向こう側に見えるのは浜名湖です。
この風景もなかなかのものです。
句碑には何と書いてあるのでしょう。
近くに寄って見てみましょう。
句碑には「鴨(かも)すでに 一連飛ぶや そこの空」と書かれています。
この句は昭和16年(1941)に「浜名湖弁天島」と題して
詠(よ)まれた句の一つなのだそうです。
さて、もう一度、魚藍観音像に戻りましょう。
青空を背景に立つ魚藍観音さま。
蓮華(れんげ)の台座の下の方に
文字が書かれた石盤(せきばん)が
嵌(は)め込まれているようです。
石盤には魚藍観音さまへの願文(がんもん)として、
「食料として人間に命を捧げる鰻(うなぎ)の霊の冥福(めいふく)と
偉大なる功徳(くどく)が未来永劫(みらいえいごう)続きますように」
といった内容のことが書かれています。
それでこの魚藍観音さまは通称「鰻(うなぎ)観音」と呼ばれ、
毎年8月下旬に供養祭が行われているそうです。
夕日に照らされる魚藍観音さま。
その姿は慈悲(じひ)の心で満ち溢れているようです。
手には籠(かご)を提(さ)げています。
これから晩御飯の買い物に出掛けるのかな?(笑)
いえいえ、きっと、籠(かご)の中には
鰻(うなぎ)たちが入っているのでしょう。
鰻の御霊(みたま)はいつも魚藍観音さまに見守られているのです
魚藍観音菩薩像の敷地内に小さなお社(やしろ)を見つけました。
浜名湖の方に向かって建つ小さなお社。
夕日に照らされ輝いています。
どんな神様がお祀(まつ)りされているのだろう。
お社の横に何かがデンと座っているようです。
カエルさんでした。
ここの神様のお使いでしょうか。
実はこのカエルさんが見つめる視線の先に、
美しい浜名湖の風景が広がっているのでした。
その模様は次回お届けすることにします。
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今回、私が歩いたコースを地図で見ることが出来ます。
旅の参考にしてみて下さいね。
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大きな画面で見られます。
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