昨日のＮＨＫ杯・・・

日曜の朝１０時２５分から、プロ棋士によるＮＨＫ杯将棋トーナメントをやってます。
私は、これを毎週、楽しみに観ています。
特に応援してる棋士が出ていたのですが・・・
堀口一史座七段です。
この方の風貌が、この前から話してる山下君に良く似てるんです。
いや～～～、そっくりです、ほんと。(画像右上、ショートカット）
「山下っ～～、がんばれ～～！！」って言いながら観てました。


対戦相手があのＡ級で名人位にも就いた事のある実力者、森内九段でした。

普通に考えて、まず、森内さんが勝つと思いますが・・・
もしかしたら・・・とか思いつつ応援してました。


森内さんが先手で、後手の堀口さんが四間飛車の戦型になりました。
両者とも、純粋な居飛車党なのですが、最近では、後手になった方が
振り飛車に組むという場合もあるみたいです。
何でも指す棋士が増えたという事ですか・・。

序盤、いきなり、ノータイムでドンドン、進んで・・
後手が穴熊に出来そうでしたが、先手が急戦で左の銀が上がってきたので
普通の美濃囲いに落ちついたようです。

先手の森内さんが終始、攻勢で堀口さんが、がっちり受けて、受けて、
受け倒すって感じでした。

お互い馬を作り、長い中盤が終って、終盤戦。
先手の攻めが、後手の玉頭（端）に集中してきて、堀口さんの玉が、
どんどん、逃げて・・・
今のような位置まで来ました。
まず、こんな展開の将棋は見た事ないですね。
このあたりは、堀口さん独特の指し方なのでしょう・・か。
ここから見た人は、まず後手が美濃囲いだったとは思わないでしょう。

ここから数手、後手からの７筋への攻めがありました。
やっと、攻める番が回ってきたと言う感じでした。
桂馬や下段の飛車も効いてて、なかなか、おもしろくなった
とか思いましたが・・

けど、駄目でしたね。
ここで先手に桂馬を渡した為、逆にその桂馬で守りの馬をいじめられて、
そのまま、玉を詰まされてしまいました・・・

あの馬を、うまく活用（攻めに）してたら、また違った展開になったと
思います。
でも、馬を使う余裕も無かったという事でしょうか・・
桂馬で攻める場面で馬も使うように構想してたら、どぅだったか？？
少し、ためる手を指せたら・・・とか思いました。
解説の深浦康市王位も同じ様な解説してました・・ね

深浦さんと矢内女王との解説も非常にわかり易かったです。
１５７手の大熱戦でした。


昨日はこたつに入ってて、ブログ、きちんと書いてなくて・・
ヤフー将棋、やりたくなりました。