大相撲は、度重なる暴行事件、看板の横綱大関陣の休場、協会運営問題、八百長疑惑、などがあっても、人気が衰えないスポーツ。神様に始まり、地域の花相撲、プロの大相撲とまさに、力と技の真剣勝負に魅了されている。一般社会とは異なる伝統的な制度・風習は多いが、そのことも魅力の一つである。しかし、物言いの時の勝負判定がおかしい。ビデオを見ていない土俵上の審判役がビデオ確認した者から連絡を受け、参考にしながら判定するのが不可思議である。昨日の、栃ノ心と朝乃山の物言いでビデオを見る限り、栃ノ心のかかとは土俵外には出ておらず、土についていない。解説者は近くで見ていた感覚も勝負判定の一つとよく言うが、納得できない。目で判断できないものをより正確に確認するための機械活用の有意義性をもっと理解すべきである。