2009年、郵政不正事件の黒幕として、逮捕され164日拘留された当時厚労省局長の、村木厚子さん。その後、特捜部、検事の全くのでっち上げと判明し、逆に彼等は容疑者として逮捕され、村木さんは、無罪となった。たぶん、初めてTVの生番組でその真相を語ったのだと思う。自分を信じる、夫と娘が支える、そして、拘留期間読んだ160冊の書物に支えられたという。絵本『はなさきやま』:良いことをすると花が一輪咲く。元気でいるだけで花が咲くと知った。『一日一生』:(千日回峰の酒井雄哉大阿闍梨)失敗しても落ち込むことはない。明日は、新しい人生が生まれる。だから、今日を一生懸命に生きることが大切だということ。1時間ほど、あさイチを観ていて、久しぶりに心が震えた。拘留生活で味わった暮らしは、二度と経験できないことは、得難い経験だ。こういう考え方ができる、素晴らしい人物を知った。