トイプードルのミルビビ日記

シニア犬トイプードル ビーちゃんの観察記録と、母犬ミルちゃんの思い出

17歳で手術した愛犬 術後の経過

2021-04-18 23:23:00 | 子宮蓄膿症?手術


おはようございます〜車に乗って病院に出発です。

今日は病院の休診日ですが、特別に先生が病院を開けてくれて、ビーに注射してくれることになってます。



9時に病院到着。先生は白衣を着て、待機してくださってました。

ご飯は食べましたか?と聞かれました。

流動食だけ何とか飲ませました。とお答えしました。


1日中、朦朧として眠そうだったこと。
3回ほど、水様の下痢をしたこと。
自分で歩いてトイレに行くこと。

など、ビーちゃんの様子を報告いたしました。

先生はぶっとい注射器を取り出してビーちゃんの背中に2本、打ちました。


加えて、小さな注射をお尻に打ちました。これは抗生物質で、とても痛い注射だそうです。


それから、クレアチニンが2を超えていたので、腎臓の薬を飲まされました。カプセルを、ピンセットで喉の奥に入れられたビーちゃん、びっくりした感じでした。

熱は38度1分でした。高くもなく低くもなくと言われました。手術前は熱が高かったんですけど、きっと炎症のせいだったんですね。


最後に下痢止めを貰いました。



駐車場を歩いてみるビーちゃん。背中というか首というか、ぷっくり膨らんでいます。この水分が1日かけて吸収されるはずです。

さぁおうちに帰りましょう。




車で眠るビーちゃん。朝からがんばりました



栄養剤の注射をしたけれども、食事も食べて欲しいところです。

カロリーエス(高カロリーのペーストの缶詰)にしようかなぁ…と考えながら
私自身のご飯のおかず(生姜焼き)を作っていたら、

ビーちゃんがヨロヨロとおねだりに来ました。

びっくりしましたが、急いで肉を洗って、刻んで、食べますか?と差し出したら、ビーちゃんは匂いをかいだけど、食べませんでした。

やっぱりまだ肉は無理だよね。


固形物は無理そうなので、流動食とペースト状のドッグフードを混ぜたねばねば流動食を作って、食べてもらいました。


ねばねば流動食は、ビーちゃんのお口に合わなかったようですが、強制給餌しました。ビーちゃんは食べれば食べるほど、元気が出てきました。



私の後をついて回ったり、


私の上によじ登って顔をペロペロしたり。


入院する前よりも、さらに甘えん坊になった感じです。

これまでも十分に甘えん坊だったのに、まだレベルを上げてくるとは凄いです。


おしっこは、立ったまましています。しゃがむのはやっぱり無理なんですね。下痢は、今日はまだ一度もしていません。



痛みはどうなんだろう?しゃがめないところを見るとお腹の傷口が痛いんだろうか。いちどだけ、歩いているときにキャンと言いました。傷口が開いたのかと思ってドッキリしました。皆さん傷口見たいですか?見たくない人は戻ってくださいね。









これが今回の手術の傷口です。私の数え間違いでなければ17針縫ってあります。


いや〜大きい傷ですよね。ビーちゃん😢かわいそう。ほんとにねー、避妊手術しておけばと反省反省反省反省。

避妊手術なら、本人が健康体の時に手術をするわけだし、取り出す臓器も小さかっただろうなあとか、色々考えちゃいます😰

ビーちゃんは17歳で手術…、高齢の体にすごく負担をかけてしまいました。

今回取り出したビーちゃんの子宮卵巣
 50グラムほどだったんですけど
人間だったら多分500グラム以上の大きさになると思います。摘出した腫瘍、お見せしますね。生々しいものが苦手な人は、これ以上見ないで戻ってくださいね







摘出されたモノです。
グロテスクになっちゃうので白黒にしてあります。

1番右の部分のかたまりがガン。

二本に分かれているのが子宮。子宮蓄膿症で膿がたまってます。そして子宮の先っぽに卵巣嚢腫。

こんなのがあったら辛かったね。
愛犬に謝りまくりです😭




「怒ってないワン!」


(*´ω`*)
ありがとう…ビーちゃん