私は子供の頃は、酔っぱらいが大嫌いでした。
周りに、いろんなオヤジの酔っぱらいが沢山いた環境だったのも有ります。
そこら中に酔っぱらいのオヤジが、寝転がってました。
安物の二級酒とゲロの匂いが、あっちこっちで漂っていました。
つくづく、将来あんな情けない大人になりたくないと思っていました。
三重県の、酔っぱらいのオッサンが他人の子供に覆いかぶさって殺した事件。
殺された子供も、その親も悲惨ですが、一番かわいそうなのは、
その隣で寝ていた加害者の子供です。
まだ4歳らしいのですが、後々、トラウマになるでしょう。
親族同士で住んでいるみたいですので、
大人達は、何らかの形で片が付くかもしれませんが、
他にも一緒に住んでいるかもしれない子供がいたら、
みんな心に傷が残るでしょう、それが一番可哀想です。
酔っていて覚えていないという証言をしているらしいですが、
自分が子供を殺したという意識が薄く、
運が悪かったぐらいに思っているのでしょう。
その酔っぱらいの常套句を嫌っちゅう程、聞かされてきました。
昔は、ほとんどの大人がこの言葉を言っていました。
酔っぱらいに甘い時代でした。
言い過ぎかもしれませんが、今でも地方ではこんな事が日常的でしょう。
勝手に死ぬのは好きにしたらいいですけど、他人を巻き込むな。
ましてや全く関係ない子供を。