DKのザル碁への独り言

段原浩司です。
県代表を目指すザル碁打ちです。
私の独り言を、我慢して聞いていただければ嬉しいです。

第5局

2018-06-23 23:34:09 | 独り言

今年2回目の地区代表になりました。今年に入って少し強くなっているかもしれません。

この碁は、その時の1回戦の碁で、私の黒番。相手は、何十回というレベルで県代表を経験しているベテランです。

実戦図1

参考図1

白はこれが相場だと思うのですが、こんな甘い打ち方は誰もしませんな。

実戦図2

2~6になったら黒が良いと思います。黒の大々ゲイマが働いてきています。

参考図2

白1には2と中央を打つつもりでした。

ハネたら切ります。

実戦図3

1と打ってきました。なるほどですね。そのために白は中央はオシたのですね。

2は3と押さえるのでした。

参考図3

 相手は2と打てればサバいている、という見方でした。私は賛成できませんが。

中央の2子は弱体化していますし、19と打たれたら封鎖されます。

この図は白勝てないでしょう。

実戦図4

9とノゾかれた時点で手がとまりました。石捨てたい病(正確には攻められるのは嫌いだ病です)が出てきて、捨てることにしました。逃げても下辺の白石が働くと思ったからでもあります。

実戦図5

1~5(5は悪手で、打たずに4のツケをみないといけませんでした)を決めて、7のカケがこの碁のハイライトです。13までとなれば黒良しでしょう。

参考図4

1の切りが絶対の先手で、白は2で3と利かされなければいけません。

実戦図6

1のカカリに対して、下辺の白の配置からすると、喜んで白9と受けていい格好ですが、2と打たないといけないということは、その分白が悪い、少なくとも遅れていることになります。黒11に対して、付き合わないと気持ちが悪い、となれば、19となって右下隅も拡大し、白の非勢が具体化されてきています。16近辺の形ほ正確ではなく、この図からは流れをメインに見てください。

実戦図7

1と押さえたのは、下辺を白地にさせて黒は厚く打ったほうが紛れない、という判断です。5のハネツギもそうです。しかし1では4からずらずら這って、白が右上を荒らした後に、1と押さえたほうが差がハッキリしていました。この図は、白14で15と打たれたら細かくなっていました。結果は盤面14目、7目半勝ちでした。

内容は完勝と言っていいと思いますが、それもそのはず。相手は、中央の黒石を取ったら楽勝と思っていたようで、その後は二人で波乱が起きない様に協力して打ったことになっていたわけですから。

次に当たった時が怖いです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿