上野プロと藤沢里奈プロの対局の序盤を解説します。
(初めて読まれる方は、ジャンルのLeelaZeroについてを読んでください)
実戦図1
LZ(LeelaZero)は、定石とされているタチを候補にしていません。
参考図1
ここも、定石とされている白からカドに飛ぶ手は、候補にありませんでした。
参考図2
LZは、図の5の元から切る手を提案しています。
参考図3
今日のハイライト。黒は上はポン抜かせてもいいというLZの判断です。
ポン抜かせても黒は死なない、下辺の白はまだ生きていないから、下辺のほうが大切、という
理由なのでしょうけど、真似出来る人はいないでしょう。
左下のトビでは、三々に入って勝勢とのこと。確かに。
この碁は、上野プロが優勢でしたが、藤沢プロの勝負手によってひっくり返った碁といえます。
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