2子の指導碁です。
(総譜は途中まで)
参考図1

黒14は、下側からツメた方がいいですね。右下の黒はそれほど強くないですから。
参考図2

白は、15・17と右下の黒は弱いと主張しています。
21では図のように咎めにいかないといけません。
参考図3

黒46は、ケイマが形のようです。
13と打てるのがポイントで、17で両カケが見合いになります。
白は図の2で、3と押さないのがポイントです。押すと、15とノビ
られた時、黒の最初のケイマが急所になっていて、1眼確定してしまいます。
参考図4

黒56は悪手で、図のように下辺から決めないといけません。
下辺の厚薄の差が大きいです。
参考図5

白71では、図の打ち方をAIは推奨しています。確かにこのほうが
治まるまで時間がかかりそうですし、下手には焦点がぼやけた打ち方
になっています。
参考図6

黒72では、このカケツギで守るべしとAIは言っています。黒はこれでハッキリ
生きるので、白は後が難しくなります。
参考図7

なので、白77では、ノゾいて攻めよ、と。これは厳しいですね。
黒は即敗勢になりそうです。
参考図8

黒は82と渡る手が残っていました。この手を見て、負けになったなと
思ったのですが、84が甘く、白は85で復活してしまいました。
図のように打てば白は取られでした。
黒はけっこう踏ん張っていたので惜しかったです。