DKのザル碁への独り言

段原浩司です。
県代表を目指すザル碁打ちです。
私の独り言を、我慢して聞いていただければ嬉しいです。

打碁の検討の仕方 201920

2019-10-26 17:24:26 | 打碁の検討の仕方
後輩との碁で私の黒番です。この碁は出来が悪かったです。

参考図1
LZ(LeelaZero)は、白22では図のように荒らせと言っています。ポイントは、
三々に入って地を荒らすような感覚ではなく、目外しとツメた石を裂いて攻めよう
というものです。確かにこの図ならどちらが強いかもうわかりません。

参考図2
黒31では、突き当たりが良いと。石が張った打ち方で参考になります。
白6という踏み込み方なのですね。

参考図3
黒37では飛びが良いと。三々にどうせ入られるなら、飛びのほうがスケール
が大きいです。

参考図4
右下黒51が敗着です。これで打てると思ったのが大間違いでした。
上辺に先行すればと思ったのですが、LZは左上を図のように決めろと。
これは三々が残っている分、白も打ち方が悩ましいです。この打ち方
でない場合の通常の黒からの三々は、白が厚くなって上辺が弱体化するので、
白は怖くありません。

今回はLZの図がおおいに参考になりました。
見慣れない形のほうが、AIに助けられる可能性が高いのかもしれません。