でじたるな部屋(更新終了)

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ガラス製のCD登場

2006年10月22日 19時34分56秒 | その他
皆さんこんばんは。

 音を記録する「記録メディア」という物は
1877年にエジソンが自ら発明した蓄音機
に「メリーさんの羊」吹き込んだ
ことから始
まり、レコードやカセットテープの時代を経た
後、主にCD(コンパクトディスク)などの
光ディスクに記録する方式となり、現在では
iPodなどに代表されるHDDやフラッシュ
メモリに音楽データを記録する方式の携帯型
音楽プレイヤーが主流となりつつあります。


 しかし、HDDやフラッシュメモリに多くの
音楽データを記録させるために音楽データを
自体を圧縮つまり劣化させているため、良い
音を聞く場合はCD側に軍配が上がってい
ましたが、CDにも記録を保護する目的で
プラスチック(ポリカーボネート)が使われて
いるため室内温度などの影響でわずかに
歪みが生じ、音声データが正常に読み取れ
ずに音質が劣化したり、また構造上の問題
としてプラスチック(ポリカーボネート)の
透明度が完全ではないため、きちんと管理
していても、ある程度の音楽データの読み
取り不良が出るため、音質の劣化は免れ
ないという問題点が存在するようです。


 ただし、CD自体には音楽データの読み
取り不良があっても正常な状態に近づける
「エラー訂正機能」が標準装備されており
ここで書いている「音質の劣化」とは音響
の専門家や良い音を追い求めている方々が
厳密に聞き比べるなどした高度な判断の上
で成り立つものであることを追記しておき
ます。


 前置きが非常に長くなりましたが、Yahoo!
ニュース
によると、N&Fレーベルが前述した
CDの欠点を解消する目的で記録面を保護
する目的で、プラスチック(ポリカーボネート)
をガラスに置き換えたCDを発売した模様です。


 ガラスは温度の影響を受けづらく、また透明
度も高いため、CDの保護層の材料にはぴっ
たりというわけです。


 価格は98700円で、現在バッハの「G線上
のアリア」をはじめとする11曲のクラシック
音楽が収録されたCDをアクリル製ケースに
入れ、音質を比較できるようにまったく同じ
記録面を使って通常のCDと同じプラスチック
(ポリカーボネート)を使ったCDを特典として
付け、N&FレーベルのWebサイトとなって
いるfineNFで商品紹介を行っていますが、注文
してから手元に届くまでに1ヶ月以上かかる
模様で、近日中に東京・秋葉原の石丸電気
または渋谷のタワーレコードにて試聴が開始
されるそうです。


 ただし、ガラスの欠点である「衝撃に弱い」点
はそのまま引き継がれていると思いますので
98700円という価格を考えると、割らない
ように取り扱いには十分注意したほうがいいと
思います。


 個人的にはケースにはアクリルではなく
衝撃を吸収出来る構造にしたほうが良かった
と思うのですが・・・


関連リンク
夢のCD ガラス製「音」劣化しない 1枚9万8700円(Yahoo!ニュース)

fineNF

世界初の一覧 -エンターテインメント(ウィキペディア)

コンパクトディスク(ウィキペディア)

話題騒然! 衝撃のクリスタル サウンド!!(fineNF)
※PDFファイルです。





でじたるな過去の部屋

2005年10月22日の記事

韓国から「第三の携帯ゲーム機」登場?

この記事以降、まったく話を聞かないのですが
日本で売られているのでしょうか(^^;