獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

日本視覚障碍者団体連合の同行援護事業所等連絡会総会研修会@東京西早稲田 に行った。

2024-06-17 20:36:04 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
26時間


今日は、平日の月曜日。東京西早稲田の日本視覚障碍者センターへ。この建物は、日本視覚障碍者団体連合という、各都道府県にある、視覚障碍者当事者団体の総本山。


そのセンターで、同行援護事業所等連絡会の総会、研修会がひらかれるということで、大阪からわざわざ東京へ。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。この6月からウエカジハローセンターというヘルパー事業所を開設した私。


全国の100事業所ほどが会員になっている連絡会。私の事業所も、先日、会員になった。年会費3000円。ガイドヘルパーさんと一緒に、総会に参加。


いろいろ興味深い話がきけた。
まずは、来年度から、同行援護従業者養成研修の時間数がかわるとのこと。ガイドヘルパーになって、視覚障碍者を手引きして、報酬をもらう、障害福祉サービスとしてお金をもらうために必要なガイドヘルパーの視覚が、同行援護従業者養成研修。この研修をみんなうけないといけない。
この研修、今年度までは、養成研修一般家庭は20時間で、応用家庭が12時間。合計32時間、療法の研修をうけいようとすると5日間ほどかかる。応用家庭はうけなくとも、一般家庭だけで、ガイドヘルパーとしてはたらける。


それが、来年度からは、一般家庭が28時間、応用家庭が6時間、合計34時間。時間数がふえる。特に、一般家庭の時間数がふえる。これは、いままでは必須とされてこなかった、交通演習、実際に、電車やバスにのって、手引きの練習をする実地研修が、一般家庭にはいってきたため。いままで応用家庭でやってきたことが、一般家庭にくみこまれることになるとのこと。


なので、もし、ガイドヘルパーの視覚をとるには、今年度に同行援護養成研修一般家庭を受けることをおすすめする。来年度からは28時間もかかるけど、当然受講料もたかくなるけど、今年度中だと20時間でとれる。費用も25000円程度。ぜひ、興味ある方は、いまのうちに取得しといてね。


そうそう、話はかわるけど、3日前、6月14日日本武道館Juice=Juice、植村あかり卒業コンサートのあと、とぼとぼあかえろうとしていたら、JJファンの人に声をかけてもらった私。私のブログやYOUTUBEもみてくれているようで、なんと、同行援護研修一般家庭受けました!、ウエカジさんの影響でうけました!とのこと。うれしいね。そんなこともあるのね。このブログや盲人ウエカジチャンネルやっておいてよかった。


そんな、このブログや、チャンエルの読者の人には、ぜひ、いまのうちにガイドヘルパーの資格をとっておくことをおすすめします。


そしてえ、もし、応用家庭までうけたいひとがいるのなら、今年度一般家庭20時間を受講して、来年度、応用家庭の時間数が6時間になるので、なんと26時間で、一般と応用の資格がとれる。これはチャンスだね。応用の資格を取れば、ガイドヘルパー事業所のサービス提供責任者になれるのよね。いそげ。ただ、もしかしたら、20時間の一般の資格しかもっていないと、応用はやっぱり12時間うけないといけないかもしれないね、そのあたりの、制度のきりかわりの情報はまだ、連絡会もつかんでないとのこと。


あと、もうひとつ、驚いたのが、私が、日本初の全盲ヘルパー事業所開設のファーストペンギンではなかったということ。


自慢げに、自己紹介のときに、日本発の、全盲視覚障碍者が設立したウエカジハローセンターの盲人ウエカジですと言ったら、あとで、22年前から、全盲の人がヘルパー事業祖y設立しているよと指摘をうけた。


愛媛県にひとり、さいたまに一人、全盲視覚障碍者で、みずからヘルパー事業所を設立した人がいるとおしえてもらった。サービス提供責任者の視覚や、介護福祉士の資格も、全盲視覚障碍者が取得し、ヘルパー事業所を運営しているとのこと。びっくり。


これからは、日本発というかんむりをつけて、自己紹介できないな。がっかり。
まぁ、就労支援特別事業を利用して、全盲視覚障碍者が、会社を設立し、ヘルパー事業所の指定をうけたのは、やっぱり、私が日本発。なので、今後も、日本発とは言っていこう。


なんか老舗和菓子屋の、本家、総本家、元祖問題とよくにているね。結局、行ったもんがちになっちゃうのよね。


連絡会の総会、研修会のあと、おなじ建物の中にある、ニッシレン、日本視覚障碍者団体連合の事務所へ。日本で初の全盲弁護士、タケシタヨシキさんが、会長をしている団体。盲人ウエカジアポなしで、陳情。


直接は、あえなかったものの、事務局の人に、私の要望をつたえておいた。ニッシレンと連絡会がつくっている、同行援護ハンドブック事業者変の中に、同行援護では政治的活動ののときには使えないという記述を削除してくださいという陳情。きっと、今年度中には、この表現がハンドブックからなくなるだろうね。期待しよう。


何度も言うけど、同行援護で利用できないのは、通年かつ長期にわたる外出、経済的活動、社会的に不適当な外出、この3つだけ。政治的活動や宗教的活動にともなう外出時、同行援護は使えますから!! これは声をダイにしていいつづけないとね。


その後、駅に向かう途中で、9年ほど前にたちよった中華店、シンセイトにいってみる。たしか、500円でからあげ定食がたべれたお店。いまもその値段かなとおもったら1000円とのこと。この10念で物価があがってしまったね。とうことで、日高屋にいって、大森チャーハンと、野菜たっぷりタンメンをたべる。おいしいね。


PS
同行援護事業所等連絡会の運営委員に立候補したものの、わずか5票しかはいらず落選。来年こそは、運営インになって、すぐにでも、ハンドブックから政治的活動には同行援護はつかえないという記述を抹消しないとね。清き一票よろしくおねがいします。


コメント (3)
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