獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

選挙ビラの証紙はりがとても大変

2023-04-17 21:36:58 | 全盲視覚障害者と選挙
織り込み

市議会議員選挙戦2日目。昨日は選挙立候補の届け出、その後、たすきをかけて国道の歩道をずっとあるくというねりあるき、それと、自宅では選挙ビラのシール証紙はりをボランティアさんいずっとやってもらう。選挙ビラA4の紙にずっとシールをはっていく単純作業。

この単純作業に時間がかかる。ボランティアさん1人6時間やって1200枚のシール針。その後なんとか1800枚までシールをはることができた。それが、昨日の出来事。

そして、今日、新聞配達新聞販売所に、選挙ビラをもっていかないといけない。4000枚の選挙ビラ。法律できまっているビラの枚数。その枚数管理のためにシールの証紙を1枚ずつビラにはらなければならない。今日は、朝から2人がかりで6時間かけてようやく、3200枚、シールをはることができた。私は目が見えないためずっと待機。出来上がったビラの売僧をかぞえたり、シールの貼り忘れがないかをチェック。

そのできあがった3200枚のビラをもって、新聞販売所へ。その販売所の配達世帯数が3200世帯ということで、3200枚のビラをもちこみ。明後日水曜日に配達してくれるとのこと。料金は1枚あたり3.3円で、合計10000円ちょっと。

選挙ビラをまくのは、大変、まず、興味のない人はビラはうけとってくれない。ティッシュとかなら受け取ってくれるけどもビラはなかなかうけとってもらえない。組織力のない私にはとうてい4000枚をまくことはできない。なので新聞のおりこみ作戦。

選挙のビラは、配布できる場所がきまっている、例えば、街中での街頭演説の時にまくとか街頭演説がおわったあとにその場であつまった人や通行人にまくとか、それぐらい。どこかのビルの上からばらまくことや、ポスティングはできないよう。ただ、新聞の配達のときにおりこみチラシの1枚としてまくことはOKのよう。不思議。ということで、新聞やさんにおりこみを依頼。

選挙無料はがきにしろ、選挙ビラにしろ、その枚数をさばききるというのは、なかなか無所属、ぽっとでの立候補者には難しいね。まぁ、ビラやはがきは、目で見なくちゃいけないもので、視覚障害者は目で見えない。目の見えない私、なので、はがきとかビラにあまり効果をみいだせないのかな。

とはいえ、紙以外のネット情報戦、SNS、ツイッター、インスタ、フェイスブックbなど、そちらにも手がまわらない私。難しいね。
まぁ、選挙戦で、街宣カーを使う陣営は立候補者のうち半分ぐらい、半分の陣営は、街宣カーはつかわないよう。選挙戦はいろいろだね。団体からのバックアップをうけている人は、街宣演説すらしないからね、さまざま。

一番しんどいのが、なんのの組織のバックアップをうけていない無所属、新人議員だね。
新聞屋さんにいったあと、スーパーの前で、街頭演説。目の見えない私。まわりがみえないので、気持ちよくずっと演説をしている私。目が見えていたら、聴衆がゼロ人だとか、無視してあるきさっていくことに一喜一憂するのだろうけども、私はそれがない。目が見えないから。目が見えないと、自分のイメージだけがたより。

演説はいいのだけども、ずっとたすきかけしている、自作の紙のたすきがだんだんぼろぼろになってきた、それにすぐにずりおちる。なので、家に帰って、ヘルパーさんい、紙のたすきを半分にきってもらって、サンドイッチマンのように、前と後ろにたらすように、たすきの裏側に段ボールをはりつけてもらった。その2枚の段ボールの上のほうに2つ穴をあけて、そこにヒモをとおして、あたまからかぶる。これが一番いいね。うまくできた。
でも、ほんとは、布のたすきを特注するのが一番だろうな。はじめての選挙立候補、すべてがはじめてのことで、手探り状態の私。とてもいい刺激、勉強になる。

朝8時から活動して、すべての作業がおわったのが夜9時すぎ。13時間労働。こんなにはたらくと、佳林のブログにコメントをかいたりする時間がないね。やっぱり人間は1日8時間労働が適しているのね。はたらく時間と、自分の時間、そのバランス。選挙戦はその時間のバランスがとっても大事だね。

PS
今日から、期日前投票がはじまる。さっそく知り合いの人が1票いれてくれたとのこと。うれしいね。
コメント
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