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獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

来週、東京霞が関の法務省 司法試験委員会に行ってみる。

2022-07-07 21:57:31 | 司法試験と私
桜田門駅

今週末は東京丸の内コットンクラブで宮本佳林の音楽劇ステージバンガード悪嬢転生を見に行く私。

せっかく東京円生をするんだからということで、法務省に行ってみようと思う私。有楽町線桜田門駅5番出口でて200メートルほどのところにある法務省。

昔は法務省といえば、赤レンガの建物で、たしか、そこで毎年司法試験の合格発表がおこなわれていたよう。今はその赤レンガは合同庁舎になって、法務省は別のところにうつったよう。

目の見えない私。網膜色素変性症なな私デスペア。10年ぶりぐらいにまた司法試験を受けようとおもっている。正確には司法試験制度がかわったので、司法試験予備試験っていうのをうけるつもりの私。ただ、目が見えない私。いろいろ調べてみると、なんかおかしい。

視覚障害者は持ち込みノートパソコンを持ち込むことがゆるされたけども、前日、そのパソコンを持ち込んで、初期化して、封緘しないといけない。まぁそれは不正防止のためしかたないとして。なんとプリンターも自前のものをもっていかないといけないらしい。あと、パソコンの初期化セッティングのため目の見える人介助者を一緒につれていかないといけないらしい。
これはほんとなのかたしかめるべく、法務省にいって聞いてみようと思う私。答えはUSBメモリに保存して提出するのに、なぜかプリンタでもプリントアウトしないといけない。プリントアウトしないといけないにしても、なぜ、自前のプリンターをもっていかないといけないの?

私が5年ぐらい前に厚生労働省の障碍者試験をうけたときは、ノートパソコンは持ち込みだけど、プリンタはもちこまなくても、その会場に一台か2台あって、職員が受験生のUSBメモリをとりだし、それをプリンタに接続してプリントアウトしていた厚生労働省ができるのなら法務省もできるよね?

まずは、声をあげること。これ大事ね。みなさんもぜh声をあげてね。
PS
司法試験予備試験の2023年度日程発表文のPDF、画像PDF。去年はちゃんとデータありのPDFだったのに、今年の日程発表文は、データのない画像PDF。まずはこれをちゃんとしたデータPDFにしてほしいね。先日、文書で要望だしたので、これはもうなおっているのかな?
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司法試験受験予備校伊藤塾の講演会動画300本見放題がいいね。

2022-06-24 17:13:43 | 司法試験と私
300本以上の講演会動画

昨日から、参議院選挙の選挙活動がはじまったよう。投票日は7月10日日曜日、私は、その日は、東京丸の内の宮本佳林音楽劇にいくつもりなので、はやめに期日前投票しとかないとね。

昔は、選挙公報ぐらいしか、その李候補者の人となりを知ることはできなかったけど、今は、ネットですぐに調べられる。あと、YOUTUBEで演説会の動画もアップされている。いいね。私は大阪選挙区なので、立候補者が16人ぐらいいるよう。当選するのは4人。16人全員の演説動画聞いてみよっと。

演説動画はなんかいいね、熱いし、どこか非日常を感じさせてくれる。あんな熱いことを、普段、はなさないもんね。あの暑さと非日常性がいいね。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。目が見えない分、その人の話している内容、しゃべり方がダイレクトにはいってくるね。たとえ、その演説途中に、女性候補者の胸をさわる応援弁士がいたとしても、私はそれには気づかない。あれはだれか解説動画、音声解説動画とすべきだね。どのぐらい胸を、さわっていたのか気になる。

話変わって、伊藤塾の司法試験入門コースを昨日の夜、申し込んで支払いをすませた私。あけて今日、さっそく、いろいろな講義がネットできけるよう。でもまだ、講義を聞く気にはなれないので、明日の法律家講座という講演会動画をみる。300本以上動画が見法だいのよう。過去に、伊藤塾で勉強して今は弁護士になっている人やなどの講演会。この300本の講演会が聞けるだけでも64万円の価値はあるかもね。
と自分をいいきかせておこう。

全盲の弁護士、オオゴダマコト弁護士の講演会もあるようだから、それもみなくちゃ。

でも、ほんと私が専業受験生で司法試験受験をしていた25年前とは受験環境も変わったね。なにより、ネットがここまで普及するとはおもわなかった。ほんと便利だね。わざわざ、梅田や京都にいかなくても、オンラインですべて受講できるってのがほんとありがたいね。
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伊藤塾の司法試験入門講座フリースタイル本科生2021年版 を申し込んだ。

2022-06-23 23:58:26 | 司法試験と私
いつだってスタートできる

人生で今がいちばん年老いている、あるいは、人生で今が一番わかい。どちらも正しいね。

48歳の独身中年男性の私。年老いたなというのが私の思い。だけど、考え方によっては、今が一番若い。これからどんどん年老いていく、今が一番亜若い。

多くの人は48歳ぐらいでは老後のことなど考えないとおもうけど、私はなぜかリアルに感じる。もう残り人生がわずかだと感じてしまう。

これは、私の目の病気のこともあると思う。小さい頃は普通に目が見えていて、夜みえにくいという程度、それが、だんだん視野がせばまって、視力が低下。いつか目が見えなくなるかもしれないと、中学生のころに知ったけど、全然現実感がなかった。たぶん私はずっと目は見え続けるだろう、そうおもっていた。

だけど、30過ぎたあたりから、視野狭窄のスピードがあがったね。トイレットペーパーは、おろしたてのころは、まだまだ紙はたくさんあるとおもうけど、半分すぎると、あっという間になくなるね。あれと同じなんだろうね。網膜色素変性症の私の目。視野がどんどんなくなっていく。外側の視野がどんどん見えなくなっていき、5円玉の穴をのぞくような視野になり、針の孔っからのぞくような視野になる。そして、光を感じる程度になってしまう。

今の私の目は、左が全盲で、右目がわずかに光を感じる程度。この状態になったのは10年ぐらいまえかな。ハロプロ研修生の宮本佳林がJuice=Juiceのエースとしてデビューしたとき、すでに、私は佳林の顔、姿がみえなくなっていた。

目が見えなくなり始めたら、そのスピードは速い。この経験があるから、50を前にして、老後、老いがリアルに私にせまってきているように感じるんだろうね。

なんか、このままだと、私の人生ものたりない。結婚もできず、こどももいない私。そこに生きる価値をみいだすことができない。

ということで、もう一度司法試験を受験してみることにした。大学卒業してから10年ぐらいずっとうけつづけていたけど、ずっと落ち続けた私。あきらめて身体障碍者枠で就職して、17年。調べてみると、あのころのように伊藤真はいまだ司法試験予備校の講師をしている。むかしよりももっと憲法の理念をつたえようとしている伊藤まこと。熱いね。

あの暑さが私にもほしいね。

6月までが伊藤真の司法試験塾、伊藤塾の再受講割引45パーセントオフ。114万円が64万円。しほうしけんフリースタイル本科生コース2021年版。

悩む、どうしよう。

そんな時、私の頭にながれてきたのが、宮本佳林の曲、落ちこぼれのガラクタだって。

サビのリフレインの歌詞。

いつだって、スタートデキル。周回遅れだって、落ちこぼれのガラクタだって、いつだってスタートできる。

えいやと、夜中にiPhoneのボイスオーバーをつかって、ひとりで、申し込む、ハロプロゴールドカードで支払い。64蔓延一括で支払えた。ありがとうハロプろカード。20代のころの私だとクレジットカードのショッピング枠が10万円とか、30万円ぐらいしかなかったので、こんなことはできなかったね。

さて、来年7月におこなわれる、司法試験予備試験合格を目指して、徐々に講義をネットできいていこう。いまはネットがあればどこだって聞ける、2倍速再生もできる。25年前だと8みりビデオテープがたくさん送られてきたのよね。時代はかわったね。そして、私は年をとった。そして、いつだってスタートできるということを宮本佳林の歌から教えてもらった。ありがとう。

PS
今日6月23日は、ビヨーンズ、前田こころの20歳の誕生日。えっ!、ゼップなんばで、ギャグ100を歌っていた中学生だったマエココが、もう二十歳なのね。そりゃ、私も年をとるわけだ。
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司法修習75期フォーラムのオンライン講演会 全盲司法修習生 をを受講した。

2022-06-12 22:52:08 | 司法試験と私
点字はずっと使っていない

今日は日曜日。朝、近所のガストに開店直後に行って、そこでモーニングをたべながら2時間。モーニングのトーストを半分にカットして、片方にイチゴジャム、片方にマーガリン。本当なら自分でぬらないといけないけど店員さんが塗ってくれる。ドリンクバーもほんとはセルフサービスだけども、店員さんがもってきてくれる。うれしいね。目の見えない私私。網膜色素変性症な私。やっぱりガストだね。

その後、家にもどって、裁判資料の作成。パソコンの音声読み上げソフトをつかって文書作成。こうやって、視覚障害者、全盲視覚障害者がひとりで、文章を作成できる、目の見える人も読める文章を書けるっていうのはここ20年ぐらいの話なんだよな。パソコンが普及して、音声読み上げソフトが普及したおかげ。

弁護士もつけずに、同行援護裁判などをやっている私。裁判をいとわないのは、昔、司法試験を受験してい亜tおかげかな。そのころはまだ目が見えていた私。

振り返ってみると、50年前までは、司法試験は目の見えない人は受験できなかった。点字受験がみとめられていなかった。それを認めさせたのが、全盲のタケシタさん。その後司法試験に点字で合格して、現在弁護士。

そして、20年ほど前までは、司法試験に音声パソコンは使えなかった。目の見えない人は、点字か、拡大文字で受験するほかなかった。パソコン受験ができるようになったのは、パソコンと音声読み上げソフトが普及したおかげ。

今日の午後、13時から16時まで、3時間、全盲の司法試験合格者、現在司法修習生のオクヤマさんのオンライン講演会を聞いた。司法修習生75期の有志がつくっているフォーラム。司法修習生が一般の人に向けていろいろな講演会などを実施している。そのひとつの講演会。

とてもよかった。オクヤマさんは私と同年代。つまり、私が司法試験をうけていたころから、ずっと司法試験を受け続けていた人。今は法科大学院を卒業しないと司法試験は原則うけられないけども、昔はだれでも司法試験はうけることができた。それが旧司法試験、現在の大学院卒業してうけるのが新司法試験。オクヤマさんは旧も新もずっとうけつづけていたよう。

私は、旧司法試験を受けていたけども、法科大学院制度がはじまってから、もう司法試験はあきらめて新司法試験はうけなかった。オクヤマさんは、旧司法試験を受けて、大学院にもいって新司法試験もうける。すごいね。

さらに、すごいのが。法科大学院を卒業したら新司法試験は5回まで受けられる。でも5回受けて受からなかったら、新司法試験の受験資格を失う。多くの受験生はここであきらめて、ほかの道をさがす。塾講師になったり、公務員になったり、ほかの資格試験に転向したり。でも、オクヤマさんのすごいところは、また法科大学院に2年間通って、また新司法試験受験資格をえたこと。すごいね。

デスペア的全盲司法修習生の講演会のポイント

1、不安は感じたってしょうがないだから、不安にはならない。

講演会の途中に質問タイムがあったので、質問してみた私。きっと、家が裕福なんだろうなと思って、生活費につついて聞いてみた。

すると、障害年金と講演会のお金で生活していた。お金はあまりないので、1日いくらまでときめて生活していた。

さらに、質問する私。将来の不安とかはなかったのですか。私は将来の不安におしつぶされて司法試験をあきらめました、と私。

すると、不安は感じてもしょうがないので、不安は感じなかったとのこと。もし、試験に落ち続けても60まで、還暦までは受けてやろう。収入は同学年の人たちよりも少ないかもしれないけど、まあそれはそれで、収入が少ないだけだとおもって、これが自分のやるべきことだとおもって、60まで受けようとおもってましたとのこと。

すごいね。私とは考え方がまったく違うね。不安におもってもしょうがないでしょ、というのは目からうろこだね。たしかにそうだけど、将来のこと、お金のことで不安におもうのは普通とおもうんだけどな。不安を感じないように生活できること自体がオクヤマさんの才能だね。

あと、障害年金、ベーシックインカムの効果だね。私が司法試験を受験するのをあきらめたのは、目が悪くなり、アルバイトができなくなりつつあり、でも障害年金はまだもらえない。目が見えなくなる不安と、収入がなくなる不安。それで、障碍者対象の試験を受けて働くようになった。

やりたいことをやる、不安におしつぶされないためには、やっぱり経済的な安心が必要だね。

となると、今の私は、仕事をやめたとしても、年金と株式配当などで月12万円は安定して収入がある。目が見えなくなって、いろいろなことをあきらめざるを得なかったけども、65歳になる前に、仕事をせずに、安定した収入がある状態になれたのは、目が見えなくなったおかげ。

ということは、私も自分のやりたいことに専念できるベーシックインカムはあるのね。

オクヤマさんにも、ぜひ、司法試験またチャレンジしてください。きっといけますよとアドバイスもらった。

2、電子データ

大学受験のときは点字で参考書などをつくってもらっていたけど、司法試験をうけるようになてからは、点字ではなく、電子データだけで勉強していたとのこと。点字で数行よむのに、目が見える人はもう1ページも読んでいる。視覚障害者の1日が24時間でなく、48時間あれば、点字で勉強してもいいけども、そうじゃないので、時間は同じ24時間しかないので、点字では情報においつかない。なので、すべて電子データで勉強していたとのこと。

びっくり。オクヤマさんは小さいころに全盲になったので、点字を読むスピードははやいとおもうけど、そんなオクヤマさんでも点字ではなく電子データなのね。

合理的だね。点字を使う人は、点字にここだわる人がおおいけど、オクヤマさんはそういったこだわりはないよう。実に考えが柔軟だね。60歳まで受験しようとおもっていたという考え、単に収入がすくないだけだという考えも私では思いつかない考え。実に新鮮。

3、司法試験の受験方法

今の司法試験は4日間あり、中1日休み。。でも視覚障害者受験生は、その前日、試験会場nで向いて、音声パソコンを初期化して、音声読み上げソフトをインストールして、その状態でのパソコンを会場においとかないといけない、解答用紙を印字するプリンターも自分でもっていかないといけない。これに半日かかるとのこと。

試験当日は、1.5倍の試験時間をもらえる。試験問題も六法もUSBメモリにいれてもらって、それをパソコンで開く。解答用紙のUSBメモリもあって、回答はそこに書き込む。なので、3つのUSBメモリを試験ごとに貸与されるとのこと。なので、パソコンには3つのUSBポートがいるとのこと。

かなり面倒くさいね。しかも1日の試験時間が8じかんぐらいある日もあるとのこと。当日は、パソコンの設定などのために朝7時30分に会場について、会場をでるのは22時ごろとのこと。かなりハードな試験当日スケジュールだね。

プリンタをもちこまないといけないのは不思議。USBメモリに回答データを保存して、それを提出するのだから、わざわざ紙に印字しなくてもいいとおもうんだけどな。あるいは、プリンタは会場側で、試験主催者法務省側で用意してくれてもいいのになと思った。私が、厚生労働省の試験を受けたときは、パソコンは向こうが用意してくれてていたのよね。

4、福祉サービスは受けない。

オクヤマさんはあえて福祉サービス、家事援助、同行援護はうけないとのこと。それらのサービスが受けられない人でも、司法試験に合格できる、司法修習をこなせることを証明したいから、あとに続く人の中にもそういったサービスが受けられない人もいるかもしれないので、私がその船頭になるというようなことを言っていた。

この考えも、私にとっては新鮮。私は、目が悪くなったのだから、受けられる福祉サービスはしっかり受けようと思っている。その制度を利用して社会参加しようと思っている。そのサービス確保のために、声をあげることが視覚障害である私の使命だとも思っている。

でも、オクヤマさんはそうじゃないね。逆に、今の視覚障害者は、いろいろやってもらっていて、自分でできることが少なくなっているのではないかと思うと言っていた。

でも、私は、オクヤマさんが点字ではなく電子データを使うのと同じ理由で、自分がやると時間がかかることを、ヘルパーさんの力をかりて時間短縮できているんだよな。考えの根本は一緒だと思うの。

5、その他

3時間の講演会の最後の法で、ほかの司法修習生が、音響式信号機がない場所で視覚障害者が事故にあった場合、その道路管理者を訴えられるかという問題について、法的に調査して、ひとつの見解を発表していた。

さすが司法修習生で、ちゃんと法律や、指針、通知などを調べて、その法的根拠にこうあかいてあるから、道路管理者には義務がある、あるいは義務はない。視覚障害者の利益と、ほかの近隣住民の利益の比較衡量、自治体の予算などの視点もいれつつ、見解をのべていた。

ためになったのは、そこにすでに音響式信号機があるのに、音をとめている、あるいは、故障をほったらかしにしていた場合、それは道路管理者の責任になり、視覚障害者がそのことで損害をうけたら、損害賠償できますとのこと。音響式信号機や、点字ブロックがあるってことは、そこは、それだけで、資格ショウガ会社がよく通る、視覚障害者の安全をまもらないといけないエリアだということを道路管理者も認めている。なのに、故障をほったらかしにしていたら、それは道路管理者の責任になるとのこと。

そういえば、7年ほど前、近所の音響式信号機のひとつの音がとめられていて、それを、警察に通報した私。すぐには音響がなるようにはならなかったけど、数年後、気づいたら、音がなるようになっていた。これもそういう考えによるものなんだろうね。


今までに、全盲で司法試験にごうかくした人は、5人ぐらいしかいない。弱視の人はちらほらいるけど、やっぱり全盲になるとこの50年で5人程度。ということは次の全盲合格者はあと10年はでないかな?私が今から受けたとして、合格するのは10年後の気がする。私もその時はもう60歳。

もう遅いと考えるか、今ならまだ間に合うと考えるか。

コップにジュースが半分ある場合。あと半分しかないと考えるか、まだ半分もあると考えるか。

考え方ひとつで、その人の人生の幸福度、人生のとらえ方が大きくちがってくるね。

目が見えなくなったもう人生おわりだと考える人もいれば、目が見えないので障害年金がもらえてベーシックインカムが保障されているので自分のやりたいことやるべきことに専念できると考えるか、ほんと考え方ひとつだね。

実にいい、すばらしい講演会だった。

コップの中のジュース、それはJuice=Juiceかもね。そして、流れる曲は、ワンダフルワールド。ネバーネバーサレンダー。

Juice=Juice『Wonderful World』(Promotion edit)

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全盲司法試験合格者のオンライン講演会6月12日日曜日 を申し込んだ。

2022-06-01 18:19:58 | 司法試験と私
75期

渡しがまだ目がみえていたころ、もう25年ぐらい前。大学を卒業して、司法試験受験生専業の生活。たしか、月10万円でのせいかつ。司法試験に合格して、司法修習生の50期になって、最高裁判所からお給料をもらって1年半の実務研修をやるぞと、夢抱いていた若き日の渡し。
夢かなわず。あれから25年。

渡しの目もいつのまにか見えなくなって、いまは全盲。もうあの当時みたいに、単語カードに暗記すべきことを書いて、その単語カードは20冊以上。なつかしいな。記念にまだとってあると思うの。なかなか捨てられないね。

おなじころ、全盲の視覚障害者が私と同じように、司法試験を受験していた。でもうからず、司法試験制度がかわって、原則法科大学院に2年いかないと、司法試験は受験できなくなる。

渡しは、そのころから、あきらめはじめたのだけども、
その全盲視覚障害者はあきらめず、法科大学院に入学し、卒業。そして、司法試験を何度か受けて不合格。
すると、当時は、たしか3回うけたら、司法試験受験資格をうしなう制度。

そこで、彼はあきらめず、別の法科大学院に新亜g九。そこで、2年勉強して、そして、とうとう、司法試験に合格。すごいね。
普通だと、法科大学院を卒業して、司法試験に3回落ちたら、もうそこであきらめるけど、彼はあきらめなかった。すごいね。

おそらく、障害年金月8万円でほそぼそ生活しながらの受験生活だったんだろうな。法科大学院はたしか2年で200マン以上かかる。でも彼は、2回目の法科大学院は成績優秀ということで授業料免除。すごいね。
その彼も、今や司法修習生75期。

その彼が、こんどオンライン後援会をやるとのこと。司法修習生75期フォーラムという、後援会。

さっそく申し込んでみた私。6月12日、日曜日、13時から。だれでも無料でズームで参加できるらしい。

みなさんもぜひ。全盲視覚障害者がどうやって、司法試験に合格したのか。
渡しが一番聞きたいのは、もし受からなかったら?とは考えなかったんですか?それを聞いてみたい。渡しは、未来がこわくてしょうがなかった。

あ!そうか。彼と私の違いは、彼ははじめから全盲者で、障害年金を受給していたのね。なので、生活の不安はなかったのかな?渡しは、親からの仕送りだったので、そこが違うのかな?

あと、彼は目が見えなくなるという恐怖はなかったけども、私は、目が見えなくなるという恐怖がいつもまとわりついていたな。それが絶望だった。

司法修習生フォーラムはこちら
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