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獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

司法試験予備校 伊藤塾の受講料を調べてみた。何にお金を使うかってうのはその人の人生そのものだね。

2022-05-13 21:41:03 | 司法試験と私
131万円

7がつ5にち火曜日から東京丸の内のコットンクラブというミュージックレストランでおこなわれる宮本佳林主演の音楽劇ステージバンガードのチケットの当落発表。わたしは日曜と月曜の合計4公演を申し込んで、なんとか1公演当選。よかった。ただチケット代金は高いね、発送手数料もふくめてなんと10900円。

わたしは大阪なので、東京遠征するには日帰りでも、交通費2万円がかかる。これでも障害者割引のおかげで割引になっているけど、もし障害者割引がなかったら交通費だけで2まん9千円ぐらいするのよね。目の見えないわたし。網膜色素変性症なわたしデスペア。数少ない障害者になってよかったこととして交通費が割引になること。

といっても、チケット代金の倍以上の交通費をかけて遠征するのはやっぱりお金があっかるね。

なので、せっかく東京遠征にいくのだから、あともう1公演はみたいね。

夕方にチケット当落を確認して、その後スポーツジムへ。ここ4にち間毎日ジムにいっている、月額6000円のジム会費。定額制でいくらジムにか通ってもこの金額なので、多く行けばいくほど割安になるね。体重も70キロになってうれしいな。

その後、家に帰って、司法試験受験予備校のサイトを確認。伊藤真の司法試験塾、伊藤塾のサイト。

わたしは20年前までは司法試験を受験していたけども、そのころから制度がかわって、法科大学院を卒業しないと司法試験がうけらられなくなった。そのころろからわたしは司法試験から遠ざかっていった。

でもよく調べて耳ると、法科大学院を経由しなくても司法試験が受けられるルートがあるらしい。予備試験というものを受けて合格すれば、法科大学院を修了するのとおなじように、司法試験がうけられる。

ただ、この予備試験の合格率がなんと4%。昔の司法試験の合格率と同じぐらいの難易度。

ただ、その難関んな予備試験は毎年1万人が受験しているとのこと。かつての司法試験の受験生は3万人だったので、まだ1万人の人たちはずっと受験ししつづけているようなものかな。

その予備試験受験のための伊藤塾のコースをしらべてみた。2年間のコース。受講料がなんと130万円。びっくり。ちなみに、法科大学院は国立大学院だと2年間でじゅぎょうりょうが160万円程度。値段の高さにびっくり。

なので、伊藤塾のコースを受講している人は、おそらく大部分は社会人のよう。だからこんなに値段が高いのね。働きながら司法試験予備試験を受験をしているひとがほとんどのよう。

この値段だと手がでないな。

そう思っていたわたし。でもよくしらべてみると、答案練習がないコースだと110万円。そして、なんと再受講割引だと45%おふ。

わたしは25年ぐらい前に伊藤塾ができた時に、在宅受講で受講した過去があるので、この再受講割引がうけられそう。そうなると60万円で受講できるのね。

今は、ネットを通じて、講義をきて、2倍そくで講義を再生することもできるよう。便利だね。25年前はビデオテープの音声をカセットテープに録音して、カセットテープで倍そく再生していたわたし。そのてまもいらないのはいいね。
あと、伊藤塾は、過去に全盲視覚障害者受講生がいたようで、テキストなどもテキストデータやワードで特別に提供してくれるらしい。このサービスもありがたいね。ほんとうなら、テキストブックを業者にお金を払ってスキャンしてもらってpdfにしてもらわないといけないけども、その手間もいらないのね。

こういろいろ調べてみると、伊藤塾は魅力的だね。再受講割引のわりびきりつが45%なのは来月までなので、ちょっとかんがえてみよっと。あと2ねんで50歳のわたし。結婚もあきらめて、こどもを産み育てるのもあきらめたので、それにかわる何かを見つけないとね。

今わたしは6年ほどまえから、同講演後裁判を弁護士もつけずに本人訴訟でやっている。これはこの先もずっとやっていくわたしのライフワーク。この裁判にもきっと役立つとおもう。もう一度司法試験の合格を目指してみようかな?
åç
ps
年間50万円ほどをハロプロ遠征費に支出しているわたし。それには無頓着ななのに、伊藤塾の60万円には悩むわたし。不思議だね。それほどまでに、わたしにとってハロプロというものは大きな存在なのね。わたしがてにいれなかったもの、失ったものを補完してくれているのがハロプロなのね。
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弁護士事務所に行って弁護士に相談してみた。そしてイトウマコトを思い出した。

2022-05-12 22:18:34 | 司法試験と私
64歳

朝、7時15分に家をでる。25分ほど歩いて職場へ。途中、小学校や保育園があるけども、ほとんどこどもとはすれちがわない。私の時間がはやいため。時差出勤。目の見えない私、網膜色素変性症の私デスペアにとって、この早出出勤はたすかる。ほとんど歩いている人がいないので、安全。

今朝は、めずらしく、こどもとすれちがう。向こうのほうから、鳴き声、こどもの鳴き声。保育園にいきたくないとダダをこねてなくこども。なだめるママ。そんななママとこども。自転車にのって、やってくる。

と思いきや、そうじゃなかった。ママのなだめる声が聞こえず。ただこどもが泣き叫ぶ声。まんがの中の鳴き声、ウェーンウェーンと泣き叫ぶ声。保育園のこどもじゃなくて、小学校3年生ぐらいの小学生のこどもが、走りながら、泣きながら、私のほうに近づいてくる。男の子か女の子かわからない。それぐらい泣き叫んでいる。

ウェーンウェーンと鳴き声をあげながら、走ってこっちにくるこども。おそらく、なんで起こしてくれなかったの?今日は学校の朝登板なのに、なんでなんで!ママのバカバカ。

そんなこといってもあなた起きなかったじゃない。はやく顔をあらって、学校にいきなさい。

そして、泣きなが駆け出すこども。

そんな私の妄想。実にいとおしいね。子供の鳴き声。まったくまわりを気にせず、まるでこの世のおわりか、この世のはじまりかのような泣き叫ぶ声。まさにニーチェのいうところの超人だね。実にいとおしい。そのママとの関係性、家族がすけてみえるその鳴き声が実にいとおしい。

さっと、点字ブロックからはなれて、歩道のわきによる。そしてゆっくりペースをおとして歩く私。向こうからは、サイレンのようなこどもの声。

通り過ぎる瞬間。そのこどもの鳴き声がやむ。向こうからやってくる、へんんなおじさん、白杖とサングラス、そしてなぜか白杖にはベルをぶらさげて、チリンチリンとこちらにあるいてくる。へんなおじさん。地獄からの使者か、それとも天使のうまれかわりか。

泣くのをやめるこども。そして、我にかえって、私の横をとおりすぎていく。タタタタタという足音と、ランドセルの皮と金具の音。

私という初めて見る視覚障害者におどろいて、我にかえるこども。主観の中にいたこどもに、客観性をもたらした盲人。なんかうれしいね。愛すべきヒューマンライフだね。天使の涙だね。

そんな全盲視覚障害者の私。今日は、お昼から、堺筋本末の弁護士事務所へ。法律相談。過去には、市民法律相談というのは経験あるけども、ちゃんとした弁護士事務所にいっての相談ははじめて、1時間2万円。

こちらが熱く語っても、弁護士は常に冷静。こちらの熱がつたわらない。いろいろ聞いてみても、それは難しいでしょうね。そういったことはあまりないです。裁判例も探しましたが、あてはまるような判決はなかったです。実にたんぱく。

主観にとらわれている私に、冷や水をかぶせるような客観をあびせてくる弁護士。

いやいや、それはわかっているんです。私が求めているのは、はげましと、そしてすこしの法律知識なんです。そんんな、無理なこと、難しいことはわかって、だからこそ、弁護士相談にきたんです。

まぁ、それが弁護士の仕事なのよね。相談者に客観性をもたせてあげる。泣き叫ぶこどもに、あなた、泣くのへんだよ、ここは公の場所だよ。それが弁護士の役目だね、。

その弁護士は、弁護士50期とのこと。私も司法試験に受かっていたら50期になってたな。そんなことをおもった。

私が弁護士なら、泣き叫ぶこどものちょっとうしろを一緒に走るね。もちろん私も泣きながら走るね。それが弁護士っていうもんじゃないの?主観を客観でおおいかくすのではなく、その主観に客観という要素をいれてやることじゃないの?

そんなことをおもいつつ、参考となる判決文のコピーを印刷してもらって、家に帰る。外は雨。

ふと、思い出す。伊藤まことは最近なにをしてるんだろう? 司法試験受験会のカリスマ講師。伊藤塾 塾長のイトウマコト。サピエ図書館でイトウマコトの本をあさがしてみたら、夢をかなえる時間術という本があったので、さっそくよんでみる。

あいかわらず熱いね、いとうまこと。鉄道オタクであり、そして、憲法オタク、個人の尊厳オタク。なつかしい。

この本のあとがき、エピローグの35歳の女性受験生の話が実に胸をうつ。その3行だけで、この時間術の本のすべてがつまっている。その3行をよめば、数百ページ読まなくてもいい。ここに本質があった。

なんか、久しぶりに、心が沸き立った。なつかしいこの感情。何かに向かって、ゆっくり走るこの感情。ゆっくり急ぐこの感情。泣きながら走るその感情。実になつかしい。

なつかしくて、イトウマコトを検索してみると、なんと64歳。びっくり。もう高齢者なのね。

ただ、YOUTUBEの伊藤塾チャンネルにアップされている動画をみたら、最近のイトウマコトの声は、昔の声とさほどかわらない。よくとおる、活力にみちた声。いいね。いつまでも青くさいね。実にいとおしい。イトウマコトは、私がであった30年前とおなじように、ずっと、泣きながら走り続けているのね。泣くのをやめないイトウマコト。そこが彼のすごいところだね。

イトウマコトの民事訴訟法のテキストを買ってみようか。もう一度買ってみようか。いまこそ私には、その知識が必要だね。

アンジュルム『愛すべきべき Human Life』Promotion Edit


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全盲視覚障害者司法試験に合格 というニュース記事を読んだ。

2022-02-14 17:48:25 | 司法試験と私
司法試験合格

私は毎日、高知システムのマイニュースNEOというパソコンソフトで、ニュースを読んでいる。視覚障害者のために、かんたんにネットニュース記事を読めるソフト。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。ふつうにブラウザでネットニュースを見ると、記事にたどりつくまで、広告があったり、目次があったりしてなかなか記事までたどりつけない。

その点、このマイニュースネオというソフトは見出しから記事本文にジャンプしてくれるのがいいね。キーワード検索もできるしね。

そのキーワード検索で、私は毎日、視覚障害を検索している。

検索して、全盲視覚障害者、司法試験に合格という記事を見つける。

20回ぐらい受験してやっと合格できたよう。この人のすごいところは、法科大学院制度がはじまれば、ちゃんと法科大学院に通い、大学院修了から5年間で5回しかうけられない試験におちたけど、あきらめず、別の法科大学院に再入学して、さらに受験資格を得て、受験しやっと合格。ほんとすごいね。年齢は公表されていないけど、私とおなじぐらいの40代だろうね。

今では司法試験は点字だけじゃなく、音声パソコンでの受験も可能なよう。昔は点字受験すr認められなかったけど、どんどん視覚障害者でも受験しやすくなっているね。

かつて司法試験受験生の間では、こういわれていた。合格の反対派普通不合格だけど、司法試験世界では、合格の反対派あきらめるということ。あきらめてはじめて不合格が確定する。あきらめなければ、何度でも受験すれば、それは不合格ではない、こういう考えいいね。

もし私が定年退職して、そのころハロプロがなくなっていたら、また司法試験受験してみようかな。

ハロプロは永遠だから、もう私は司法試験を受けることはないだろうな。

「全盲の受験生」が司法試験に合格! いかにして難関を突破したのか〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュースはこちら

PS
全盲のこの人は、おそらく障害基礎年金付き8万円の収入があったので、働かなくてもなんとかギリギリのせいかつで受験をつづけられたんだろうね。
たしかに、大阪府の公営住宅、2万円の家賃だと、月8万円でも、せいかつできるね。
障碍者はベーシックインカムが保証されているので、自由な時間をなにかに使うことができるね。障碍者はもっといろんなことにチャレンジすべきだと思う。



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司法試験の予備試験は去年からはじまってた。

2012-09-30 21:38:06 | 司法試験と私
 ネットのニュース記事で今年の司法試験の合格ニュース。合格率は2割程度だが、ロースクールに通わずに予備試験に合格して司法試験を受験した予備試験組の合格率が約7割とのこと。

 4年前まで司法試験を受験していた私デスペア。ロースクールに通っていないほうが合格率が高いってどういうこと?。これは社会人も挑戦しやすくなったんじゃないかなと思って予備試験を調べてみた。

 すると、予備試験は6000人が受験して、択一合格が1500人、論文合格が120人、口述合格が110人と合格率1.7%。

 この予備試験ンは昔のベテラン司法試験受験生のみならず、優秀なのにロースクールにかよわせてもらえない貧乏学生が大学時代に予備試験合格を目指すケースもすくなくないとのこと。

 この予備試験の1.7%は旧司法試験の合格率をさらに下回る超難関。そりゃ予備試験をとおるほどの人は新司法試験ぐらい7割でうかるよね。

 網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行している私の目。お気に入りメンバーを見つけ出すにはやっぱり目からの情報が重要。私の目の悪化だと、どうやら最後のお気に入りメンバーは宮本佳林になりそうだ。今後あらたなお気に入りメンバーはでてこないので、ハロプロに注いできたこの情熱の次の行き場として予備試験はどうかなとすこし頭をかすめた私。人間なにかにうちこんでいないと生きている意味を考えなければならない。

 予備試験がどんなものかちょっと調べてみようと思う。
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二人目の全盲弁護士の大胡田誠弁護士著「全盲の僕が弁護士になった理由」

2012-07-28 22:32:38 | 司法試験と私
 いままで全盲で司法試験に合格した人は2人いる。ひとりは竹下弁護士、そしてもうひとりが大胡田誠弁護士。

 私と同年代で同時期に司法試験を目指していて大胡田さんは見事合格し(ロースクールに転向し)、今や立派な弁護士で視覚障害のある女性と結婚して、子供もうまれたとのこと。彼は受験時代に伊藤塾で講義をうけていたとのこと。伊藤塾も彼に配慮してテキストを紙ではなくテキストデータであたえていたとのこと。たしかにまだ私が受験生だったころ伊藤塾のパンフレットかなにかにのってたな。

 網膜色素変性症な私デスペア。もう司法試験をうけなくなって4年がたつ。いま人の顔が認識できなくなり紙の文書の文字がよめなくなった私。情報処理能力が格段におちたことを実感する。会社の仕事のスピードも落ちる一方。

 そんな私の目の状態よりももっと悪い大胡田さんが司法試験受験し合格。おそらく健常者の勉強時間の何倍もの時間をようしたことだろう。よく途中で気持ちがんなえなかったなと思う。

 いつかこの本が音声化されたら聞いてみようと思う。

 でも本を読んだところで10年前の司法試験を受験していたころの私にはもどれない。他人の合格体験記を読んでよしやるぞっ!と思える人がうらやましい。
コメント (3)
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