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<産学協同授業風景>
◆産学共同授業について <その1>
72:【デザイン相談室】第72発
こんにちは!
デザインコンサルタントの木全(キマタ)です。一般の方に向けて工業デザインのエッセンスについて書いたり、デザイナーとの付合い方などについて書いています。御相談がありましたら、コメントをくださいね。コメントによるご質問には基本的に無料でお答えいたします。
株式会社ビートップツー (木全が取締役を勤めています)
木全の自己紹介
★デザインセミナー講師も承ります。「講演.com」
「デザイン相談室」の目次【2010.12更新】
「デザインのコツ・ツボ100」の目次【2010.12更新】
★横浜市「無料デザイン相談」 ※横浜市に事業所のある方限定。
★墨田区「無料商工業アドバイザー派遣」 ※墨田区に事業所のある方限定。
■産学協同授業でデザイン業務を体感する
このブログでも、拙書でも、デザイン学校の産学協同授業をご紹介しました。
工業デザイナーの探し方(3)デザイン学校の紹介
そろそろ企業にデザインを取り入れなければならないと漠然と考えている段階で、人的時間的な余裕があるならば、デザイナーがどのような発想をし、企業にどう役立つかを体験するためにデザイン学校の産学協同授業をうまく利用するといいかもしれません。
今回から数回にわたり、具体的な産学協同授業の内容についてお伝えしようと思います。
木全は2008年から桑沢デザイン研究所で進研ゼミのベネッセと産学協同授業を運営しています。
前期後期あわせて通算5回の授業を行い、試行錯誤を繰り返してきましたが、授業運営のノウハウも蓄積され、方法論が確立してきました。
半期15回の授業概要についてお知らせします。
■産学共同授業の概要
授業は、1回3時間、半期15回、計45時間で行われています。
授業は、4名前後のグループで進めます。大まかに中間プレゼンテーションまではグループで進め、それ以降はパーソナル(個人)で進める場合と、最初から最後までグループで進める場合があります。
最初から最後まで個人で進めることもできますが、短時間で調査やコンセプトをまとめますので、若干効率が悪くなるようです。
以下の表で《GW》「グループワーク」は学生グループでの共同作業、〈PW〉「パーソナルワーク」は学生個人の作業を表します。
【第1回】
講師経歴紹介
授業概要説明
【第2回】(企業担当者参加)
企業からのオリエンテーション
開発方針説明・テーマ説明
グループ決定および市場調査方法の説明
学生宿題:《GW》市場調査
【第3回】
《GW》グループの意識あわせと企画方針の検討
学生宿題:《GW》ペルソナ設定と市場調査
【第4回】
各種調査から、コンセプトを設定
《GW》ペルソナ設定と市場調査結果報告
《GW》コンセプト・アイデア検討
【第5回】
《GW》チームごとに講師とコンセプト決定
【第6回】
《GW》チームごとに講師とアイデア決定
学生宿題:《GW》コンセプトパネル制作
【第7回】(企業担当者参加)
《GW》中間プレゼンテーション
企業担当者による詳細な講評
【第8回】
〈PW〉デザインアイデアの詳細検討
〈PW〉製品化アイデアの決定
【第9回】
〈PW〉生産性・使用性を配慮し、モックアップ制作開始
学生宿題:〈PW〉モックアップ制作
【第10回】(モニター会)
〈PW〉モックアップを準備し、モニター会にてユーザーテスト・商品性の検証
【第11回】(企業担当者参加)
〈PW〉コンセプトとの整合性の確認
企業担当者からの詳細なアドバイス
【第12回】
〈PW〉モックアップ完成
学生宿題:《GW》最終プレゼンテーション資料制作開始
【第13回】(企業担当者参加)
《GW》最終プレゼンテーション
企業担当者による講評
【第14回】
〈PW〉全員の合評会
講師による詳細な講評
【第15回】
〈PW〉ファイル提出・授業成績決定
次回から、各回の授業の要点についてお知らせしていきます。
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新書「デザインにひそむ<美しさ>の法則」(第4版)好評発売中
「売れる商品デザインの法則」(第2版)好評発売中
新書「中小企業のデザイン戦略 」(PHPビジネス新書) 好評発売中
新書「売れるデザインの発想法」(ソフトバンククリエイティブ新書)好評発売中
新書「マインドマップ デザイン思考の仕事術」(PHP新書)好評発売中
■株式会社ビートップ・ツー 工業デザイナーの転職アドバイザー
◆産学共同授業について <その1>
72:【デザイン相談室】第72発
こんにちは!
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■産学協同授業でデザイン業務を体感する
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工業デザイナーの探し方(3)デザイン学校の紹介
そろそろ企業にデザインを取り入れなければならないと漠然と考えている段階で、人的時間的な余裕があるならば、デザイナーがどのような発想をし、企業にどう役立つかを体験するためにデザイン学校の産学協同授業をうまく利用するといいかもしれません。
今回から数回にわたり、具体的な産学協同授業の内容についてお伝えしようと思います。
木全は2008年から桑沢デザイン研究所で進研ゼミのベネッセと産学協同授業を運営しています。
前期後期あわせて通算5回の授業を行い、試行錯誤を繰り返してきましたが、授業運営のノウハウも蓄積され、方法論が確立してきました。
半期15回の授業概要についてお知らせします。
■産学共同授業の概要
授業は、1回3時間、半期15回、計45時間で行われています。
授業は、4名前後のグループで進めます。大まかに中間プレゼンテーションまではグループで進め、それ以降はパーソナル(個人)で進める場合と、最初から最後までグループで進める場合があります。
最初から最後まで個人で進めることもできますが、短時間で調査やコンセプトをまとめますので、若干効率が悪くなるようです。
以下の表で《GW》「グループワーク」は学生グループでの共同作業、〈PW〉「パーソナルワーク」は学生個人の作業を表します。
【第1回】
講師経歴紹介
授業概要説明
【第2回】(企業担当者参加)
企業からのオリエンテーション
開発方針説明・テーマ説明
グループ決定および市場調査方法の説明
学生宿題:《GW》市場調査
【第3回】
《GW》グループの意識あわせと企画方針の検討
学生宿題:《GW》ペルソナ設定と市場調査
【第4回】
各種調査から、コンセプトを設定
《GW》ペルソナ設定と市場調査結果報告
《GW》コンセプト・アイデア検討
【第5回】
《GW》チームごとに講師とコンセプト決定
【第6回】
《GW》チームごとに講師とアイデア決定
学生宿題:《GW》コンセプトパネル制作
【第7回】(企業担当者参加)
《GW》中間プレゼンテーション
企業担当者による詳細な講評
【第8回】
〈PW〉デザインアイデアの詳細検討
〈PW〉製品化アイデアの決定
【第9回】
〈PW〉生産性・使用性を配慮し、モックアップ制作開始
学生宿題:〈PW〉モックアップ制作
【第10回】(モニター会)
〈PW〉モックアップを準備し、モニター会にてユーザーテスト・商品性の検証
【第11回】(企業担当者参加)
〈PW〉コンセプトとの整合性の確認
企業担当者からの詳細なアドバイス
【第12回】
〈PW〉モックアップ完成
学生宿題:《GW》最終プレゼンテーション資料制作開始
【第13回】(企業担当者参加)
《GW》最終プレゼンテーション
企業担当者による講評
【第14回】
〈PW〉全員の合評会
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【第15回】
〈PW〉ファイル提出・授業成績決定
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