クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~

元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ!

再生の町~万博の夢の終わりに~

2009-09-28 00:47:16 | 再生のギョーカイ
「20世紀少年」と「官僚たちの夏」について書いた。この2つの物語とまた共振しているのがNHK土曜ドラマ「再生の町」だった。このドラマがまた、26日の土曜日で終了した。どこがどう共振しているのか。わかりやすいポイントとして、このドラマにも万博が登場する。ラストシーンは象徴的に、現代の”太陽の塔”を見上げる主人公ファミリーで終わる。ここにも\"高度成長の夢の跡\"が登場するわけ・・・ . . . 本文を読む

「20世紀少年」と「官僚たちの夏」の終わり

2009-09-24 01:28:46 | 再生のギョーカイ
連休中はとくに遠くには出かけず、娘と「20世紀少年」の最終章を観に行ったりした。同じ日の夜、「官僚たちの夏」が最終回を迎えた。まったくちがう物語なのだけど、関連はいろいろあって、結局は同じ話だったとも言える。ちがうか。「官僚たちの夏」のつづきが「20世紀少年」なんだな・・・ . . . 本文を読む

【メディアコンテンツ業界への警鐘】流動化とスキルアップ

2009-09-18 01:47:59 | 業界への警鐘
あれよあれよと思う間にもう金曜日。この国の総理大臣も替わり新しい内閣の顔ぶれも決まった。誰もが感じたように、郵政担当大臣がなぜあの人?ってとこがいちばん面白かった。前回の衆議院選挙は郵政民営化が争点で、民営化賛成が国民の意思だという結果だった。そして今回はべつに民営化反対に国民の意志が変わった結果、ではまったくない。なのに、民営化大反対をとなる党首がどうして郵政担当大臣に?っつうか、郵政担当大臣ってなに? . . . 本文を読む

【メディアコンテンツ業界への警鐘】流動化と"弱者救済論"

2009-09-14 00:54:10 | 業界への警鐘
日曜日の夜はどうしても『官僚たちの夏』について書きたくなる。だんだんこのドラマの\"企画意図\"がわかってきたんだけど、\"弱者を守ることこそが官僚だ”と言いたいんだな。この頃の日本に\"弱者\"という言い方がいまほど蔓延してたのかなあ。同じ官僚でも土曜夜9時のNHK『再生の町』は市役所の職員の話で設定も現代でもっとリアリティがある。テーマは似てるんだけど、こっちの方が\"痛さ\"があって好きだなあ。 . . . 本文を読む

【メディアコンテンツ業界への警鐘】流動化と自分さがし

2009-09-09 21:51:09 | 業界への警鐘
民主党が社民党、国民新党と連立合意したそうだ。合意する前提で議論してきたのだからいつかこうなるはずだった。だけど、この3党が合意して政権を組むのはなんだか信じられない。それぞれ何かで誰かが妥協しないと無理だ。なんかおかしくね?それは置いといても、社民党の党首・福島瑞穂が閣僚になるのはどうなのか。彼女が閣僚として実際の行政を指導するなんてありえるのか?あっていいのか?あってはいけないのではないか?・・・ . . . 本文を読む

【メディアコンテンツ業界への警鐘】流動化と職人気質

2009-09-08 00:39:11 | 業界への警鐘
鳩山さんがまたとんでもないこと言っちゃった。CO2の削減目標を90年の25%削減、としちゃった。大丈夫かなあ。そんな鳩山さんは\"政治家\"だ。でもこの\"政治家\"ってどうなの?鳩山さんちは確かに代々続いた\"政治一家”だ。だけど、政治ってそんな”家業”みたいなことでいいの?その方が慣れてるからいいってのもあるかもしれない。いや、この\"慣れてる\"って感覚がまずいんじゃないのかな・・・ . . . 本文を読む

【メディアコンテンツ業界への警鐘】成長のキーワードは"流動化"

2009-09-07 00:16:56 | 業界への警鐘
ドラマ『官僚たちの夏』を斜め視線で視聴しているわけだけど。このドラマ、\"なぜこの時代に?\"という企画意図がずっとわからなかったのだけど、6日の回で\"ハハーン\"と思ったことがある。主人公:風越がライバル:玉木と対立した際に言う。当時、斜陽産業だった石炭業界を守ろうと走り回りつつ、「強い産業ばかりに目を向けず、弱い産業を守ることこそがおれたちの仕事じゃないか!」てなことを言う。なーるほど、そこが企画者の言いたいことかあ・・・ . . . 本文を読む

【メディアコンテンツ業界への警鐘】コンテンツシフトをはじめなきゃ

2009-09-04 01:08:02 | 業界への警鐘
政治の世界では民主政権成立に向けていろんなことが動きはじめた。でもそれは新しい安定ではなさそうに見える。自民党では首相や執行部への不満が噴出している。それに\"派閥\"が解体する気配もある。若手議員には離党を口にする人たちも。一方、\"新与党\"も勝って喜んでるばかりではいられない。社民党や国民新党との連立もうまくいくのかわからない。これはようするに・・・再編の予兆だとぼくは思うんだな・・・ . . . 本文を読む