何がどうなるのか、具体的に書いていこう。まず気になるのはやっぱりテレビだ。テレビ局の収益力はほんとうに”痛い”状況だ。どの局もスポット収入が前年比10%強ダウンしている。たったそれだけで、テレビ放送が”儲からない事業”になりつつある。そうすると、何がどうなるの?ってことだね・・・ . . . 本文を読む
毎週NHK大河ドラマ『篤姫』を見ている。次回はいよいよ”江戸城無血開城”だそうだ。クライマックスだね。薩摩の島津分家のおてんば娘だった篤姫が、おなじく薩摩の下級武士だった西郷どんをどう思いとどまらせるのか。太平の世なら表舞台に登場しなかったはずの二人をはじめ、明治維新ではそういう、身分と言うか価値の逆転見たいな現象が起きていた。では平成のメディア維新では何が起こるんだろう・・・ . . . 本文を読む
意思決定がどうのと理念的なことを書いているうちに、電通博報堂ADKの決算も出てきて、業界各社の上期の数字が出そろった。なんか、こう、ただひたすら、重たい気持ちになっちゃう数字。とにかく、どこも、売上はさほど落ちていないのに、営業利益がドーンと落ちている。まあ、マスメディアの媒体費はそれだけ無闇に利益率が良かったってことなんだろうね。広告業界はそこに安住しすぎたんだな・・・ . . . 本文を読む
その決定はよくわからない、という決定が組織ではけっこう起こる。いま景気対策のひとつとして浮上している定額給付なんかまさにそうだ。そして、よくわからない決定は人びとの心にもやもやを残す。もやもやを残さないのが意思決定のはずだ。そんな決定なら最初からしない方がいいのになあ・・・ . . . 本文を読む
メディア事変に区切りがつかないのだけど、もうひとつ別の軸を走らせてみようと思う。このブログはクリエイティブ企業の経営論であるとともに、クリエイティブな経営についての論でもある。で、その中で”意思決定”を考えてみたい。こういう混とんとした時代にこそ、意思決定が問われる。ところが、この国のおじさんたちは、意思決定がうまくできない。そこんとこ考えてみよう。例えばさ、元自衛官田母神さんの件だってさ・・・ . . . 本文を読む
人件費がどうのこうのとか言ってるうちに、株価は9千円台に回復し、また8千円台に下がった。海の向こうでは黒人の大統領が誕生し、この国ではまだしばらく選挙はないことになった。企業が中間決算を次々に発表している中、民放キー局も決算を出し、うわ、びっくりした!テレビ局に赤字のところが出てきたぞ・・・ . . . 本文を読む