わたしの記憶よわたしの記憶よ朝食べた物を夜にわすれているようなものよだが　愛する者の顔...

心をぶつけたわたしは頭をぶつけた子が母に向かって泣き叫ぶ母は痛みを止められないが　愛で...

生と死の間に―生まれた―死んだそのあいだに　何がある？―生きたきみはそう答えるだろうかみな...

つづく―もう一度会いたいひとがいる―もう一度行きたいところがあるたぶん叶わないだろうが「...

スイッチ１時間早く起きたらどうしたのと　朝にわらわれた今日を１時間長く味わおうと思って...

ニンゲンの分際で口を開けてわらうことがなくなってから疲れがとれない大声で話さない　歌を...

生きることは虫が鳴くのをききながら夜を過ごす昼がようやく息を休めてくれたようだ先ほど　...

平和行進 日本被団協のノーベル平和賞を喜ぶわたしたちが歩きつづければ　いつかきっとでこぼこの道が平らになる　―と　信じる人人がいるわたしたちがずっと声をあげていけばいつかき...

ニンゲンの分際で②遠い国の戦争に心が張り裂けそうになっていたとき日本の出来事が小さくなっ...

箸（はし）また一緒に住むので箸を買った茶碗は子がお気に入りを持ってきた茶碗はざらざらし...