嘘つきとお節介と     嘘つきほど 嘘つきがゆるせない どうやら 正義感が湧いて出てくるらしい ...

百字ノート　微笑みはいちばん小さな愛の行い   　微笑みが絶えない人がいる。不愛想な私と真反対である。彼女も人見知りすると聞いた。けれ...

日向ぼっこ　 不思議なみぎひだり   ひげ　右上の頬から剃る 歯　右上の奥歯から磨く マスクは左上から外すのに ...

日向ぼっこ　　 ぜつぼうと　きぼうと   ぜつぼうは　きぼうを けいべつするだろう かなわぬことをゆめみて　じぶんを　 だましていると...

しあわせのうた　 しあわせって   しあわせは　たとえば　会釈しながら狭い歩道をすれ違うこと あなたの誕生日　孫たちからお祝いのボイスメールが届...

百字ノート　「いただきます！」   　食事の前、手を合わせて「いただきます！」と言う。食べ物を作ってくれた 人への「ありがとう」、日々の糧（かて...

ぼくはどっちに？     そばに居てほしいひと　って どんなひとだろう きみが独りぼっちで膝を抱えこんでいるときに ...

百字ノート　 不幸の色も七色に変わる   　「誕生は天の恵みだ。人間が決められるものではない」と謙虚になる人で も、「死は己のもの。命は自...

孤独の閉じこもりから   しゃがみこんでいたとき孤独だった孤独と感じたからしゃがみこんでいたのかもしれない辺りは狭くて暗くて寒かった ...

〈よろこびの歌〉　 アリガトウ！   よいときもつらいときも　二人で　それをわかちあいます。 ...