ニンゲンの分際で
口を開けてわらうことがなくなってから
疲れがとれない
大声で話さない 歌をうたわない
そうなってから 疲れがたまるばかり
―きみが苦しんでも病んだ子どもは治らない
―きみがいたんでも戦争は終わらない
己の心とからだをこわしてしまう
それが いちばん迷惑なこと
―きみが痩せても餓えた子どもは太らない
―きみが眠れなくても被災者は家の片づけを始める
心配を祈りより先に置くな
ニンゲンの分際で 身丈を超える思いあがりをするな
◆言葉に愛を宿したい。
◆ご訪問ありがとうございます。
祈りを、うたにこめて
詩も川柳も短歌も、ぜんぶ祈りのうたでありたい。
人に誇れる者ではありませんが、日々感じる事・思うことを、詩、川柳、短歌、エッセイなどに整えたいと思っています。その根っこに、その向くところに「しずかな、けれど粘り強い祈り」を込めて。
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