神に応える１子どもの頃　友だちにもおとなにも甘えなかった甘え方を知らないのでヒトがいつ...

能登半島地震―二〇二四年元旦１わが家は孫といっしょのお正月テレビは「にげて！」の赤い文字...

祈り・哀歌その方は崩された地面に字を書いておられる倒れた人人、うめく人人　そのすぐそばで―「哀」　そんな字にみえる哀れむ　とも、哀しむ　とも読める　その字に★ノット・アローン（能登...

箱根大学駅伝―二〇二四年能登地震の朝１地が烈しく揺れたその地の上を若者たちが走る走って　踏んで　固めていく熱い息よ、凍える避難所にまっすぐ届け！２優勝のよろこび　勝つことは誇り破壊...

かすかな想像力―能登半島地震五日目大型の台風に襲われた年のことだ川に近い我が家は　丘の体...

〈しあわせの歌〉自分ほどき１しんぱいと不安はどうやら大の仲良しだ　あとに置き忘れられた深呼吸　君に取ってほしい心の休暇　われわれは明日どころか一分先も分からない小虫なのに...

頭でっかち１一億円の初マグロを食べる東京の人たち一杯の豚汁に涙する被災地の人たち豚汁を...

能登・哀歌１　声ヒトの声が恋しい！家も体も心もあんまり烈しく揺すぶられた雪も地震も要らんわね道がどこで割れてるか分からんわ２　こだま現実なのか、これは　まるで映画のよう助けを呼ぶ声...

ノット　アローン―能登半島地震十日目１…けれど　これから始まるのだここから新しくなっていくのだ深かった夜が少しずつすこしずつ明けていこうとしてい...

交歓年賀状１　二〇二二年　二〇二二年の年賀状のやり取りも終わりに近づいた。わたしも差し上げ、先様からもいただいた。多くは、心にかけていながら一年間行き来のなかった方々との賀状による...