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sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

ひまわりの花

2025-08-06 13:42:23 | 自作詩
ある町の 古いベンチのバス停に

ひまわりの花が
バケツに入って 置いてありました

「ご自由に どうぞ」

アスファルトの道には 逃げ水
向こうから 若者が 歩いてきます

ひまわりを見た 若者は
思わず 暑さも 忘れました

そして これから会いに行く
大切な人に

ひまわりの花を 
プレゼントしようと 決めて

前世での約束を 思い出させてくれる花
この世界で 二人でいることの意味

そんなことを 思いながら
若者は 思わず 早足で

待ち合わせ場所の あの赤いポスト

なつかしい彼女が 
ほほ笑みながら 立っていました







*季節




(2025年8月5日作詩)


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緑のアーチ

2025-07-17 12:52:30 | 自作詩
夏のかげろう 揺れる道
日傘をさして 歩いている

その時 むこうに
緑のアーチが 見えてきた

いつもの道に
何も なかったはずなのに

近づくと それは
わりと大きなアーチ だった

つたの葉でおおわれ
白い薔薇も 咲いている

くぐったとたん
あたり一面 涼しい高原

木のベンチが あったので
そこに 座って ひと休み

ふと見ると
丘の上に ロッジのお店

お店の中で 買ったのは

エーデルワイスの絵はがきと
カモミールのアロマオイル 

また ここへ 来れたらいいな


(2025年7月17日作詩)







*ファンタジー

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光の小川

2025-07-03 13:42:16 | 自作詩
花ゆれる野原を 流れる小川
キラキラと 光をまとって

水音は やわらかく
やさしい心 生まれる

おだやかな流れのように
さらさらと 生きていきたい

雑多なことは 流れるままに
それを掬って 見たりせず

清らかな水音とともに
そのまま 消えてしまうから

いつしか 透明の心の中 
光の国 生まれる

それが どんな時も
消えないように

時に 流れの中
光をふくむ陰で 学びながら

いつだって 光の小川のような
心の輝きを 忘れないで


(2025年7月3日作詩)







*心について

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プラネタリウムにて

2025-06-26 13:40:48 | 自作詩
朝から降り続く 雨の街角

ふと 目の前に現れた
プラネタリウムに 入ることに

最後に観たのは 学生の頃
期待に 心弾ませて

席に座り 暗くなって
ドームに 夜空が 映る

満天の星が 浮かび
心は 安らぐ

星座のお話を 聴いていたら
思わず うとうと

瞼の中に 映ったのは 
青く輝く地球だった

平和へと 導く
大きな力に 包まれて

どうか 地球の愛が
永遠に 守られるようにと

目が覚めたら
プラネタリウムは 夜明けの空

梅雨明け間近の 午後のひととき
星々と地球に 思いをよせて


(2025年6月26日作詩)







*地球

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紫陽花の色が変わりました。

2025-06-24 14:43:42 | 日記
先月から咲いている、ベランダの紫陽花の色が変わりました。
以前は鮮やかなサファイアブルーでしたが、今はニュアンスのあるアンティークブルーです。
まだまだ元気に咲いています。






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