DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

あんですマトバ@浅草

2017年02月10日 | 大衆パン
この前飲みの席で聞いた話。



南米アンデスでは畑にじゃがいもを植える時、様々な品種を少しずつばらばらに植えるんだそう。



それを見た先進国の技術者は、そんな生産性のないやり方ではダメだ。選んだ優良な1品種を植えるように。と指導するんだと。



しかしアンデスの人は提案を聞き入れない。
そんなコトをしたら、もし自然災害や疫病が起こった時、全滅してしてしまう。



寒さに強い芋、暑さに強い芋、収穫の早い芋、遅い芋があるからこそ、アンデスの人々は飢えることなく、この地で生き永らえてきたのだと。



多様性を認めて共生していく姿。そして何に重きを置くのか。
深いな、と感じた夜だった。



ところで。浅草でアンデスといえば、その「アンデス」ではなく、こちらの「あんです」なんです(笑)

でも。



餡子屋の若旦那とパン屋の娘の結婚が生み出したあんぱん屋というのも、ある意味共生なのかもしれない。

ものすごい種類のあんぱんも、ある意味多様性なのかもしれないなと。



変わりダネ3つ。何れも大変結構。




因みに10年ほど前、あんぱんと芋焼酎の組み合わせがすさまじくうまい。という発見に至った時も、確かこちらのあんぱんでしたねw






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