DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

島田菓子舗@鷲宮

2015年12月26日 | 菓子・甘味
のんき家を出て、鷲宮神社の参道をほっつき歩いてると



こんな和菓子屋が。





これこれ。いがまんじゅう。まんじゅうの外側に赤飯。けっこー好きなんす。
一説によると、饅頭と赤飯を同時に食べたいため考え出された。て何それすごすぎ(笑)




そして塩あんびん。こちらはお初だったんだけど。塩大福をイメージしてたら、全く甘くないのね(笑)
塩大福の塩は甘さを引き立てるものだと解釈してた自分は、それこそ「まだ甘かった」という事かw

買った翌日焼いて食べたんだけど、餅と餡の対比が面白い。そして餅!超絶うまいなーこれ。滑らかな伸びと風味の良さ。やばうぎ。




いがまんじゅうと塩あんびん。
どちらも本来は和菓子屋で買うものではなく、祭などハレの日に各農家で作られた大衆食。
米、小麦、小豆。つまり埼玉東北部は広大な穀倉地帯である事、そしてまたそれしかなかった事をも物語っている。

大衆食とはその土地の裏付けなのだ。




そして。だとすると。




ふんわり柔らかい皮からほんのりとそばの香りが広がった。
この一帯には、やはりそばという選択肢もあるということか。


いよいよこの旅が楽しみになってきた。








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