観光地小江戸ではない方の川越のメインストリート、クレアモール。
川越と本川越を結び、その先には件の街並みで知られる観光地川越を繋ぐ商店街。
御多分に洩れず、どこの町とも大して変わらぬ大手チェーンの店々が軒を連ね、そして人人人であふれかえっていたのだが。
そんな道筋の半ばに、いい感じの精肉店を見かけた。
気さくなおじちゃん。訊いたらなんと90年も続いているんだそうで。
ケースにないものも頼めば揚げてくれるとのコトでしたが、その場で食わない場合は揚げ置きの方が良いのよね。
というコトでハムカツメンチコロを。
いいねえ。デンと構えたこの感じ。
そして素っ気ないきつね色。
カレーが真っ黄色だった様に、立ち食いそばがフワポコゆで麺だった様に、
昔の肉屋の揚げものってこんな感じだったよなあ。
なんてひとくち。ん?と、もうひとくち。
その味に引き込まれたのである。
うまい。
コロの具はじゃがいもだけだけれども、マッシュポテトの様な濃ゆいうまさ。いい。
経験の中では横須賀コロッケにも似ているかも知れない。
メンチもよく練り上げられ、タネ自体に凝縮された旨みの魅力がある。ちょっとシウマイ的な。グリーンピース入りてトコもそう感じさせたのかもしれない。
新たなモノが出てくると、それまでのモノは時代遅れだと追いやられる日本。
それらは不味かったのだろうか?
いや違う。
それらは進化するコトはないのだろうか?
それも違う。
おいしく作ろう。楽しんでもらおう。
時代遅れと一括りにされる一群の中にも、そんな気持ちで、その型を守りながら進化し続けているモノがある。
自分は、ノスであるコトを一辺倒に愛でているワケではない。
黄色いカレーにも、ゆで麺にも、きつね色した揚げ物にも。うまいのとそうでないのがあるというコト。
そんなモノに出会った時、自分は旅をしていて良かったなあ。と思うのだと思う。
川越と本川越を結び、その先には件の街並みで知られる観光地川越を繋ぐ商店街。
御多分に洩れず、どこの町とも大して変わらぬ大手チェーンの店々が軒を連ね、そして人人人であふれかえっていたのだが。
そんな道筋の半ばに、いい感じの精肉店を見かけた。
気さくなおじちゃん。訊いたらなんと90年も続いているんだそうで。
ケースにないものも頼めば揚げてくれるとのコトでしたが、その場で食わない場合は揚げ置きの方が良いのよね。
というコトでハムカツメンチコロを。
いいねえ。デンと構えたこの感じ。
そして素っ気ないきつね色。
カレーが真っ黄色だった様に、立ち食いそばがフワポコゆで麺だった様に、
昔の肉屋の揚げものってこんな感じだったよなあ。
なんてひとくち。ん?と、もうひとくち。
その味に引き込まれたのである。
うまい。
コロの具はじゃがいもだけだけれども、マッシュポテトの様な濃ゆいうまさ。いい。
経験の中では横須賀コロッケにも似ているかも知れない。
メンチもよく練り上げられ、タネ自体に凝縮された旨みの魅力がある。ちょっとシウマイ的な。グリーンピース入りてトコもそう感じさせたのかもしれない。
新たなモノが出てくると、それまでのモノは時代遅れだと追いやられる日本。
それらは不味かったのだろうか?
いや違う。
それらは進化するコトはないのだろうか?
それも違う。
おいしく作ろう。楽しんでもらおう。
時代遅れと一括りにされる一群の中にも、そんな気持ちで、その型を守りながら進化し続けているモノがある。
自分は、ノスであるコトを一辺倒に愛でているワケではない。
黄色いカレーにも、ゆで麺にも、きつね色した揚げ物にも。うまいのとそうでないのがあるというコト。
そんなモノに出会った時、自分は旅をしていて良かったなあ。と思うのだと思う。
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