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喘息治療日記

~Enjoy ! 少食健康生活 ~

DIPEx-JAPANに期待する

2007-05-21 16:36:14 | 喘息
「パルミコートでの月経異常」(詳しい内容は前回までの日記をお読みください)という内容の質問をメールで問い合わせた結果、専門医のDrからの返事が今朝きましたので、掲載しますね。 参考になさってください。


調べたかぎりでは、文献には書かれていませんので、分からないのが正直なところです。
年齢はおいくつでしょうか?
とりあえず、主治医の先生は やめてくれたのだから 疑ってくれたのでしょう。 そういうDrなら安心してまかせていいと思います。
これまで、ずっとステロイドを使ってる様子なので、ステロイドの一般的な副作用とは考えにくいです。
でも たとえば、若い人におこらないことが、更年期のために 微妙なホルモンバランスの変化があることで、影響を受けやすく、そういうことが起こるという事はありえますね。



マチは思うのですが、同じ喘息患者といっても、ひとりひとりの薬の効果も違えば副作用もかなり違うと思うのです。 薬は同じものを使っていても、違って当然なのではないでしょうか?
性別、年齢、職種、 またアレルギーの重症度も違えば、各臓器の弱さ、強さも違うことは大きく捉えられるべきものです。

自分自身の身体でも、随分変化してきて、(マチで言えば)今まで大丈夫だった、消毒アルコール綿が今は赤くなって使えないということなど ありますよね。

今回のことでも分かるように、宮川先生のように、患者の声を大事に受け止め、色々柔軟に薬を変えてみることで、(能書きには書いてなくても)パルミコートには、生理不順になる要素がふくまれているようだと 発見することができるわけです。
文献にないからと言って、更年期のみのせいにされたり、婦人科系の病気にされたりしては、本当に不安です。
まだまだ、薬の副作用に関しては、製薬会社でも認識があいまいな点があること、いなめません。特に新しい薬や吸入薬は分からない点が多いといいきってもいいでしょう。

前にも書きましたが、、科学的な捉え方(エビデンス)+患者の声、語り(ナラティブ)を 同じレベルで捉え、総合して答えを出すことで、こういう副作用の文献も豊富に載り、患者が悩むことない文献ができるのだと思うのです。

治療においても、しかりです。一日も早く両者の視点からなる、喘息治療ガイドラインがほしいです。
英国のDIPEXというウエブサイトがあります。(DIPEXとは、健康と病気をめぐる個人的体験のデータベースのことです)
このサイトはオックスフォード大学のプライマリケア部門とDIPEXチャリティという、非営利組織で1991年につくられ、そこには1000人を超す患者や介護者、スクリーニング検査の経験者の語りが、映像で収められています。
そのデータベースが医学教育や医療政策立案過程に大きく影響を及ぼしているのです。

「患者の語り」のデータベースを日本にも作りたい、ということで発足したグループがDIPEx-JAPAN です。今、DIPEx-JAPANではまだ26のモジュールしかありません。残念ながら、喘息は収録されていない状況です。 次は是非喘息患者のデータベースを収録してほしいものです。


患者のためのキメの細かい治療ガイドラインをつくるのは、我々の生の声です。 みなさん、どうぞ 治療に対する、不安な経験や悩みがあったら、何でもお書きください。
また、自分流の方法で良くなったことなども大歓迎です

DIPEx-JAPANホームページ

英国DIPExホームページ



                【20日 PF 朝 330 夜330】








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1 コメント

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行ってきました! (いの)
2007-05-22 11:34:48
マチさんこんにちは。喘息ゼミナール行ってきました。正直な満足度は70%です。好酸球性中耳炎・チャーグストラウス症候群等喘息との合併症をお持ちの方や、遠方からの参加の方沢山おられました。はっきり言って年齢層は高かったです。私より若いかな?という人はたったの1人でした5人程の方が体験を発表されたのですが、総合して何が大事かっていうのを一言で言うと、やはり「鍛錬」「精神力」「患者同士の学び合い」だと思いました。どんなひどい合併症でも皆さん明るくにこやかにご自分の体験を話されてました。いまだに喘息になったことが信じられずくよくよ考え、将来を悲観し、こんな身体だと結婚もできないと悩んでいた自分が恥ずかしかったです。結婚できない・・・とすればその原因は、喘息なんかじゃなく自分自身の中身にあると思いました。どんな病気でも明るく、前向きに、治りたいと強く願い努力している方はすごく魅力的です。健康な人よりも、自分の体を大切にし、又相手の痛みもわかり、闘病中にいろんな人からお世話になったのを、今度は自分が恩返しする番だといってらっしゃたのには感動しました。病気を克服できたからこそ言える言葉です。「喘息は、不思議なもので自分がしたいこと、趣味等に集中している時はでてこない」ともおっしゃってました。いかに喘息が心因的な事により悪化したり、よくなったりするのかがよくわかりました。アスピリン喘息患者ばかりで(7人ぐらい)体験交流会があったのですが、皆さんあまり食事関係には頓着されてないんです。好きなものを食べて、後は鍛錬。プールで体を動かしたり散歩・喘息体操・自律訓練等々。中には内服薬は一切飲んでないという方が2、3名はいらっしゃいました。勿論吸入ステロイドやセレベント等は吸入してらっしゃいますが。。驚いたのが今ではアスピリン系の薬が大丈夫になったという方もいらっしゃいました。でもこれはたまたまその人の体質が変わっただけで、いくら鍛錬をしても喘息の症状がなくなってもアスピリン過敏症はめったに治ることはないと思います。
アスピリン喘息の方はやはり、鼻の疾患をお持ちの方がほとんどでした。どの本を読んでも「アスピリン喘息患者のほとんどがアレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻茸を持っている」と書かれてますよね?私はその意味がわからないんです。その交流会でこの疑問をぶつけても皆さんわかってらっしゃいませんでした。アスピリン喘息だとなぜ鼻の疾患を合併するのか、なぜ手術しても副鼻腔炎・鼻茸が再発するのか。これがわからないと再発を防ぎようもありません。マチさんは答えを知ってらっしゃいますか?
長くなりましたが、(皆さんに為になる報告ではありませんが)今回参加して私が感じ思った事です。報告どころか最後は質問までしてしまいすいません 
追記:喘息ゼミナールでピークフローメーター(パーソナルベスト)を購入しました。早速21日から喘息日誌を書いてます。昨日の朝夕の値は450でした。ノドがゴオっとなるまで思いっきり吹いてるので多分いい数値が出るんだと思います
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