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木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

ふたたび思い出の虫干し!

2024-02-02 | 一人になって

寝室に行くまで(かなりの夜更かし派)のほとんどを過ごすのは、居間と、続いているキッチンのどちらか。
部屋が暗いのが好きじゃないため、夕方から夜11時、12時まではどちらも電気を煌々とつけ、暖房もファンヒーターと石油ストーブと、時にエアコンも使っている。
しかし、さすがに光熱費の高さが気になって来たこの頃、10時を過ぎるあたりからはキッチンのみで過ごすようになった。
キッチンにはテレビがないから、夜はラジオを聴いて過ごすことが多い。チューニングは変えないから、常時NHK FM。

 

一昨夜だったか、思わずラジオに耳が、目までもが釘付けになった。
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代の頃から夢中で聞いていた「ブルース・スプリングスティーン」の、あのダミ声が聞こえてきたからだ。
もう何年も聴いていないけれど、「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」から始まったファン歴は長い。19854月だったかな、初来日の代々木オリンピックプールでのコンサートにも行った。1,800円も出して買ったプログラムを、ステージに夢中になっている間に盗まれてしまった悔しい思い出もあるが、エネルギッシュな熱いライブだった。
その後、「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」以前のLPや新しいアルバムCDを聴きまくったのを

覚えている。

 

 

 

 諸々の事情からここ数年は音楽から離れていて、その間にオーディオ機器が次々故障し、今はCDを聞くこともできない。
でも亡くなる前に夫が、イジェクト部分が壊れてしまったCDデッキとプレーヤーを繋ぎ、LPを聞けるようにしてくれていたのを思い出した。
これは嬉しい。

ボン・ジョヴィやガンズ&ローゼス、そうそう、ローリング・ストーンズなども聞けるじゃないか。

何よりも吉田拓郎、かぐや姫、長渕剛、五輪真弓など、ファンになり出した頃の、今ではかなりノイズのあるLPを聞けるじゃないか。

 

 

 

さっそく自室にこもって、LPをキャビネットから取り出して、再びの思い出の虫干し。


幸せは、ほかほかと心地良く…

2024-02-01 | 一人になって

寝室の暖房はオイルヒーターだけ。
エアコンの設備はあるけれど、室外機が屋根に乗っていて、数年前から、使うと家中が震えるようになった。築45年の古家。人が住まない年月もあったから劣化も仕方ない。
新しいエアコンの付いている、誰も使っていない部屋もあるし、夫が使っていたストーブなど何台かのストーブもあるのに、スイッチONしてあるのかどうか、温かいのかそうでないのか、正に昼行灯のようなオイルヒーターを手放せない。
ふ~んわりと覆ってくれるこの優しい温かみが好きで、20年来の冬の友となっている。

 

 

昨年大晦日から、羽毛布団の上にサラリとかけていたひざ掛けを、毛布に変えた。
100均のゆるゆる靴下を(夏でも靴下を履いている)、裏ボアのブーツのような靴下に変えた。
真冬でも、ブルブル震えながら洗髪・洗顔・身体を洗ってから湯に浸り、ほぼ1分で上がるというカラスの行水だったが、知り合いがヒートショックで急死したことを知り、自分の年齢や一人暮らしということも考えて、身体を洗ったら湯に入り、洗顔したら湯に入り、洗髪したら湯に入り、を繰り返すことにした。

風呂から上がり寝室に入ると、入浴前にスイッチを入れたオイルヒーターが、温もりはそれほど感じられなくても、ひんやり感もない程度に温めてくれている。
布団に腰まで入り、フリースの上着を羽織り、オイルヒーターを背中近くに引き寄せて、小一時間(この時間で身体の熱もおさまる)の読書をする。

 

 

これらで万全、冷え込み厳しい夜も、おだやかに眠らせてもらっている。
トイレに起きるのも1回だけになった。
睡眠特効薬“ほかほか”は、すぐそこにありました。


浮かない気分の直し方

2024-01-20 | 一人になって

ほとんど雪が降らない我が家のあたりだけれど、今日は平野部でも雪が…との予報。
今にも降りそうではあるけれど、どうだろう?
ホントに降るのかな?
つけっぱなしのテレビから悲し気なハーモニカのメロディーが流れてきて、夕方辺りには絶対に雪が積もっていそうな気になってくる。

昨日、社協で中古の録音デッキを購入してもらい、昨年末来の騒動に終止符が打たれたというのに、あんなに悩まされていた問題が解決したというのに、なんだろう、この浮かない気分は?
辺り一面を覆っている鉛色の空気・空のせい?

姫孫長女ちゃんがお正月に来た時、サンタクロースさんからのプレゼントの編み機で、アームバンドを編んでくれた。
パステルカラーの美味しそうな色合いのアームバンド。
それをはめた腕でキーを打つと、少しだけ嬉しくなるけれど…。

 

 

この春からは畑の3分の1ほどを花畑にする予定。
簡易温室のビニールの中で、キンセンカ、瑠璃ヒエンソウ、ゴテチャ、キンギョソウ、ヒャクニチソウなどが育っている。
どんなふうなレイアウトにしようか、などと考えるのだけれど、なんだか気持ちがのらなくて、止めた。

 

 

あ~ぁ、あ~ぁ、あ~~ぁ!
なんでこんなにつまらないんだろう!
仕方ない、こうなったら動くとしよう。
お昼ご飯でもつくろうか!
夫の仏壇から下げたご飯が溜まっちゃってるから、焼き飯でも?

 

 

昨日畑から採ってきたスティックブロッコリーを茹で、焼き飯には残り物のイカリング揚げやピーマン、玉子、タマネギなど。
味付けはいつもの梅干しとシソの実塩漬け。
スープはインスタントだったけど、美味しかった。
すごく美味しかった。

 

あれ? なんだか元気が出てきたような。
うっそ!!!
つまらなかったのは、お腹がすいてたから?
そんなはずないのは分かっている。分からない理由を探しても仕方ない。とりあえずはこのまま昼寝に突入しようと思う。
「気分が浮かない時は寝ること」。

長い年月の間に出した答え。

 


チビちゃんじゃないのッ、おねーちゃんッ!

2023-11-30 | 一人になって

「はーい、チビちゃんたち、お手伝いおねがいします」
3人のチビ姫孫ちゃん達を呼んだ。
と、5歳、3歳の二人が走ってきて、
「チビちゃんじゃないのッ、もうおねーちゃんッ!」
と、声を揃えて抗議した。
「あらあら、ごめんなさい。おねーちゃんたち、これ運んでくださいな」
と訂正すると、元気に
「はぁ~い」
のお返事。
二人の後ろで、7歳ちゃんは余裕で、
「何を運べばいいの?」

 

 

そんな3人の義孫の七五三祝いが、11月の始めに当地の神社で行われた。
義息子の三男君はお父さん大好きで、コロナ禍は仕方なかったものの、父親の闘病中はほぼ毎月のようにやって来ていた。
7歳ちゃんのことは、病気発覚時はお腹に宿っていることさえも分からなかったが、5歳ちゃん、3歳ちゃんと続いて誕生し、じぃじには大きな励みとなってくれた。
3人とも、お宮参りや3歳の七五三も当地の神社で行っている。 

 

 

お嫁さんの依頼で、髪結いや着付けは私がお世話になっている美容室。
7歳ちゃんと3歳ちゃんのヘアースタイルや着物は、二人がそれぞれカタログで選び、5歳ちゃんはピアノの発表会で着たワンピース。ヘアースタイルはこの子も自分でカタログから選んだ。

 

 

七五三祝いの前後日は、それはもう慌ただしかったの一言だが、東京からわざわざやって来て下さったお嫁さんのご両親も交えての当日は快晴・無風の穏やかな七五三日和りで、はつゆきばぁばは感無量。
義息子・義孫の“義”など跡形もなく吹き飛んで、3人の健やかな成長にそっと涙したのだった。

 

 

祈祷やお参りが済んだあとの境内で、7歳ちゃんから渡されたのは、最初に、じぃじ・ばぁば3人それぞれの名前が書かれた「きてくれてありがとう」のお手紙。

7歳ちゃん、あなたこそもう立派なおねーちゃんですね。


いよいよ到来、冬の朝!

2023-11-28 | 一人になって

中途半端な衣替えもスッキリしないまま、気づけば冬季に入っていて、ここ10日ほどの起床時は、殆んど4~5度。
寒い。
冷たい。
雨戸を開ける手が悴む。

そして「木陰の椅子」の更新も、2ヵ月半ぶり。
「ダイコン用の畝を作った」と書いてあるが、1週間ほど前からそのダイコンの収穫が始まり、兄宅・娘宅に貰われて行って、葉っぱまで喜ばれているのが嬉しい。
もちろん私もここ数日というもの、煮たり焼いたり生でだったり、柔らかくて甘いダイコンと葉っぱの虜になっている。

 

 

今朝も雨戸を開けた時は5度。
我が家の周りは、私も含めて5人の隣人たちの家庭菜園が続く。
窓から見える畑の野菜は、どれもこれも真っ白に霜が降りていた。

寒さに慣れない数日はエアコンもつけたが、今朝は居間のファンヒーターと、キッチンの石油ストーブだけにした。
そして、寒くなると夫がやっていたことを真似してみようと、ふと思いついた。
着替えをストーブの真ん前に置き、しっかり温まったら、ストーブの真ん前に背中を向けて着替えるのだ。

いつもは寝室で震えながらの着替えを、ストーブの前でやってみた。
あったかぁ~い!
温まった下着が気持ちい~い!
だけど、ストーブの真ん前に陣取るのは数秒もできなかった。
これは火傷するぅ!

たしか、「焼けるようなこの熱さがいいんだよな!」なんて言っていたけど、とうてい信じられない。
今まではたとえ夫の前でも、そんなはしたないこと出来なかったが、今は一人暮らし、年齢的にもヒートショックの心配も免れることだし、ストーブの前での着替え、アリかも。