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木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

あ~ぁ、もう! どこから手をつけたらいいの?

2024-08-25 | つれづれに

仏壇とお墓に供える切り花として、初夏からたくさん咲いてくれた花たち。
きれいな状態で飾れるのは、とうとうセンニチコウだけになってしまったが、来年も育てる予定の花の種は採取した。

 

 

花の向こうの夏野菜も、異常な暑さで例年の2倍3倍に大きく育ちながらも味は悪くなく、食べきれずに枯らしてしまう方が多いほどの豊作だった。
中玉トマト、ミニトマトは何百個食べたか。
孫たちも「これでお終いね」と、ママが呆れてストップをかけるほど食べていた。
けれど今は、切り戻ししたナスがかろうじて実をつけているだけ。

 

 

小玉スイカや枝豆やインゲンの残骸と、それ以上に蔓延っている草。
コンパニオンプランツとして隙間に植えたマリーゴールドだけは、こぼれ種から育った物ともども元気いっぱい。

 

 

夫の3回忌、それに続いたお盆、それだけにとどまらずこの半月というものとにかく忙しく、そして連日38~39度という猛暑。止めは帯状疱疹ワクチン接種2回目の発熱による3日間のダウン。
けっきょく畑仕事は何一つ出来ないままの半月だった。

 

あ~ぁ、もう! どこから手をつけたらいいの?

体調も戻って来てはいるけれど、ただ、ただ途方にくれる。


「となりのトトロ」上映会

2024-08-23 | つれづれに

7月の終わりあたりから昨日まで、とにかく慌ただしく、とんでもなく暑く、気持ち的にも身体的にも辛いとしか言いようのない8月だった、夏だった。

ホッと一息ついた今日(思いなしか気温も若干低めだったような)、娘からラインが入った「今夜トトロがあるよ」と。
大好きなスタジオジブリのアニメ「となりのトトロ」。
いったい何度観たことか。セリフも場面の一つ一つもそらんじている。
まだ8月や夏が終わったわけではないけれど、〆として、頑張った自分ご褒美として、なんてジャストタイミングなの。
9時からの放映、しっかり観ましたよ。

鼻歌交じりで余韻に浸っていると、「このシチュエーションどっかで?」と脳裏をかすめたのは、ホームページを開設していた頃のエッセーのページにも、トトロのことをアップしていたこと。
すでにホームページは消滅しているが、さまざまなコンテンツはPCに保存している。それを思い出し、ひっぱりだしてみた。

●トトロがやってきた!

 「ね、やる?」
 「うん、しよう、しよう!」
 よーし、じゃあ急げ...。

 話がまとまった娘と私は、いつものだらだらとはうってかわり、てきぱきと夕食の後片付けにとりかかる。一人が洗う、もう一人が拭いて棚にしまう、ポットの湯量を確かめ、台布巾をきれいにあらってかければ、ちょっと手抜きはあるがすべて終了。

 「何にする?」
 「やっぱりコーヒーがいいんじゃん、それにロールケーキがあったでしょ?」
 「じゃーそれでいこう!!」
 大きめのトレーに、たっぷりのコーヒーとロールケーキを乗せて私の部屋に行く。

 「始めていい?」
 「ちょっと待って、なにか掛けるもの欲しいな!」
 私は愛用のウールの掛け布をまとって寝転ぶ。娘もブルーの可愛いミニ毛布を持ってくる。
 準備は整った。
 「さぁ、始めます」
 おもむろに娘がスイッチを押す。

 年に何回か、我が家ではこうして「となりのトトロ試写会」が開かれる。何かをしながらではなく、テレビの画面を見ることだけに専念し、トトロの世界にどっぷりと浸る。さまざまな場面も会話も、もうすっかり頭にはいっているが、それでもその度新鮮にうったえてくる不思議なトトロ。いつしかサツキやメイ達と一緒に泣き、笑い、驚き、期待を寄せる私達は、見終わった時、たくさんの笑顔と元気を取り戻し、世界一幸せな親子になっている。

 娘は私をパキラおばさんという。
 パキラというのは、切り口の所から細い枝が出て、そこに葉がついている観葉植物で、1本の枝に3、4枚の葉がついた15センチ位の小さいものだったら300円程で買える。何もしなくても育つのよ、という人もいるが、私の買ってきたパキラが、じつに良く育ってからはそういうことになった。パキラに限らず我が家のベランダの植物達は良く育つ。
 何故か。
 それはもちろんトトロのおま
じないをしているからだ。
 「大きくなぁれ、ーーーーン、パッ」
 「元気になぁれ、ーーーーン、パッ」
 こうすればもう大丈夫!! あとはお水をあげるだけ。
 そんなわけでトトロは、我が家のあちこちの場面で重要なポジションをキープしている。

 久しぶりにすっきりとした朝を迎えた今日、メールと掲示板チェックだけでもと、パソコンのスイッチをいれてみた。画像を貼り込めない私の掲示板だが「これなら大丈夫、ここをクリックして」とteruminのかきこみがあった。なんだろう、なんだろう・・・ワクワク。
 クリックすると...美しいイントロの後に聞こえてきたのは ♪ト・ト・ロ、となりのト・ト・ロ♪ のメロディー。

 3月10日夜、1月に風邪をひいて以来諸々くすぶっていた私の体が、とうとう赤信号を出し、38度超の熱が下がらなくなってしまった。それでもなんとか出勤、帰るなり倒れこむように布団に入っていたが、休み時間に受診した2医院では「風邪」とか「分からない、様子をみましょう」とか、はっきりしない診断。
 土曜日、定期的にかかっている病院で初めて「...じゃないかな?」と病名らしいものを聞き、薬を貰った。この3日間、高熱の原因がわからない不安と、置き場のないような体の辛さとがあいまって、なんとなく弱気になり始めていたが、対処法を守り、薬を飲んで1日が過ぎたところでやっと熱が下がって迎えた朝だ。

“トトロだぁ、トトロが来てくれた、元気と笑顔の補給に”

 七国山病院にメイとサツキを乗せていった猫バスのように、ネットで知りあった大好きな友達teruminが連れてきてくれた。teruminは、私の具合が悪いことを知らないはず。それだけにこの偶然の、彼女のあったかさと優しさが嬉しくて、トトロのメロディーを聞いているうちに涙がでてきた。そして、どんどん元気な心を取り戻している自分を感じた。急に体が軽くなった。
 
“くよくよしてなんかいられない、早く元気になって頑張ろう!”
                                            1999.3.14
※文中のteruminは4/11の日記「私たち、25年間繋がっています」のTちゃん。

え?
25年前とのビフォー アフター、どこにも見つけられないじゃん!


77歳…喜寿

2024-07-22 | つれづれに

喜寿というのは叔父さん伯母さんとか近所のお年寄りのものだと思っていたが、誕生日の今日、友から「喜寿おめでとう」のラインが届いて、自分のことと知った。
思えば、叔父さん伯母さんはとうにいないし、頭に浮かんだ近所のお年寄りもいない。喜寿=77歳の長寿を祝うこと。
いつのまにか長寿を祝ってもらう立場になっていたことにビックリ。

娘から
「77歳ってかっこいいな。いいことありそな1年間の予感あるわぁ!」
と。
カッコいいといわれては、後期高齢者だ、できないことが増えてきた、すぐ疲れて…などとくすんではいられないなッ!

即返信。
「大谷君が4年連続30号ホームラン打った。しかも特大だ。初収穫のミニトマトがすごく美味しい。さっそく2つもあったよ」

即・即返信。
「いいね、その調子!」

 

 

チビ女の子孫たちからはお手紙が。
長女ちゃんは2年生。
アンケートつき。
久しぶりに好きな色とか好きな本とか好きなテレビ番組とかを、まじめに考えてしまった。

 

 

次女ちゃんは5歳。
なんども書き直したんだね。
左からばぁば、次女ちゃん、亡くなったじぃじが描かれている。

 

このごろ数字を覚え始めた4歳の三女ちゃん。
その下には多分、お誕生日おめでとう、遊びに行くね、大好きだよ、と次女ちゃんと同じようなことが書いてあるんだろうな。

 

 

そして夜にはビデオ電話で HappyBirthday の大合唱。
77歳。一人ぼっちの夜ではあるけれど、まぁまぁ平和に過ぎていきます。


3連休ですって?

2024-07-14 | つれづれに

この頃ときたら、曜日の感覚がどんどん薄れてしまってる。
昨日は気づかなかったけれど、今日は朝から「3連休」うんたらかんたらとテレビがうるさい。
耳を澄ましたら3連休の中日らしい。

ふ~ん、なんで休みなの?
思い当たらないからカレンダーを見たら「海の日」とあった。
そういえば、そんな祭日があったっけ。

今月は私の誕生月で、誕生日がきたら77歳になる。
後期高齢者3年目に入る。
さしたる感慨もないなぁ! せいぜい77年もよく生きてきたもんだなぁ~と思うくらい。

前回のブログから1ヵ月が経とうとしているが、暑さ負けもいいところで、気力体力は疲弊しまくっている。
この1ヵ月、いろいろと多忙だった。
まずはボラ活動がほぼコロナ禍以前に戻り、今月は新規施設への慰問もあって、猛暑ともあいまってかなり厳しかった。
定例会に至っては弁当持参で、定例会終了後は朗読劇の練習、場所を変えての慌ただしい昼食を挟んで移動、午後2時から施設慰問。しかも猛暑。そしてマスク着用でとの要請。
全員が朝からの長丁場と暑さとで疲れきったのと、8月は定例会・慰問共にないため前半の締めくくりも兼ねて、反省会・9月からの予定など話し合うため、ガストへ飛び込んだ。

帰宅すれば、隣の畑の枯れ草と化した花たちと、暑さと雨とで勢いよく増長中の草たちと、巨大化したキュウリ、ナス、ピーマン、インゲンなどなどが、目に飛び込んでくる。

暑くて眠れない夜。クーラーかければ心地よいけれど、身体への負担が大きくて怖い。
でも「クーラーのスイッチは入っていなかった」とニュースになるのも嫌だから、風の向きを調整し、靴下をはき、厚めの夏掛けにくるまって布団に入る。
大丈夫かな? 大丈夫かな? と寝るのも怖い起きるのも怖いと、何度も目を覚ます夜。
長い長~い夏はまだ序盤。

 

 
※庭にやってくる雀ちゃんたち


※30cm以上に巨大化した米ナス

なんだろな、1ヵ月ぶりの投稿は愚痴ばかりになっちゃった!
夏よ、早く行っちゃってください、お願いします!

 


帯状疱疹予防ワクチンを接種

2024-06-18 | つれづれに

知り合いの感染した方々の大変な病状を見聞きしてきて、予防ワクチン打たなくちゃ…とは思っていたが、持病の関係で接種できるのは不活化ワクチンと主治医から言われていて、その場合、2回の筋肉注射が必要と説明された。
費用は1回20,000円、×2で40,000円。

 

 

年金だけ暮らしにはあまりにも大きい額で躊躇していたが、わが市でも1回につき10,000円の助成金が出ることになり、市に申請した。
知り合いのご主人が罹患し、5~6年経った今も強い痛みに苦しめられているし、入院を経た友人の辛い状況などもあり、一人暮らしとなった今、思い切った。
市役所の説明によると、任意のことなので医療機関により接種料金が違うが、助成金は10,000円とのこと。半額と勘違いしている人もいるが、その辺は医療機関に確認してくださいとのこと。
私のかかりつけ医は1回22,000円とのことで、個人負担は12,000円。
朝9時予約で打ったが、筋肉注射はコロナワクチンで何回も経験してきたので、それほど不安もなかった。

 

 

それでも一人暮らしなので用心をし、1日中静かに過ごした。
が、早めに布団に入った頃から身体が熱っぽくなり(計っても体温は平常)、注射箇所はもとより、身体中の節々がどんどん痛くなってきた。特に膝、肘、腰はぜんぜん力が入らない。そして痛い。その状況で何度もトイレに行きたくなるから、階段の上り下りはフラフラ、手すりにすがった。
2時頃熱を計ると37.4度、その後は37.6度。平常は36度前後だったから発熱もあった。
とにかく辛かったのは、身体中の節々の痛み。3秒として同じ体勢でいられずバタバタと寝返りを繰り返し、しまいには身体の火照りが辛くて、布団から這い出て畳の上に寝転がった。
けっきょく一睡も出来ず、朝。
無理やり起床して、いつも通りの仏壇のお世話など。外はこんな日にピッタリの雨ふり。雨よ降れ雨よ降れと、ここ数日というもの空を見上げてきたから、それも嬉しい。食欲もなく居間のソファーに横になり、気づけばお昼も過ぎていた。
まだふらついているが、とりあえず難所は通り過ぎたと思われる。数度のコロナワクチンがあまりにも軽く済んだので、そのたびに状況は違うことを思い知ることになり、今から2回目が怖いが、ひるんではいられない。