今日はあの場に行く勇気がなくて
全然間に合う時間だったのに
逆方向へ逃げ出した。
そう
気分転換じゃなくて現実逃避。
帰りたくなかった。
とりあえずまっすぐ
ずっとまっすぐ
ひたすら走らせた
同じ町なのに初めて見る風景
地下鉄と併走しているかのような錯覚
知人の目に遭遇する心配も無い
自由気ままな逃避
登りきった向こうにどんな風景があるんだろう
底まで沈んでいた心がだんだんと高揚していくのを感じながら
普段は走ることのない坂道を登った
そういえば
私は久しく坂を越えていなかった。
坂の前で
疲れそうだ面倒だと駄々をこねて
結局は逃げていた。
重い腰を上げた途中で時間切れになって
半端で後味の悪いことばかりだった。
私は無能だけど
それなりの仕事を任されてるから
いなくなれば迷惑がかかる
今消えるわけにはいかない
そう思わせてくれた南北線の旅。
全然間に合う時間だったのに
逆方向へ逃げ出した。
そう
気分転換じゃなくて現実逃避。
帰りたくなかった。
とりあえずまっすぐ
ずっとまっすぐ
ひたすら走らせた
同じ町なのに初めて見る風景
地下鉄と併走しているかのような錯覚
知人の目に遭遇する心配も無い
自由気ままな逃避
登りきった向こうにどんな風景があるんだろう
底まで沈んでいた心がだんだんと高揚していくのを感じながら
普段は走ることのない坂道を登った
そういえば
私は久しく坂を越えていなかった。
坂の前で
疲れそうだ面倒だと駄々をこねて
結局は逃げていた。
重い腰を上げた途中で時間切れになって
半端で後味の悪いことばかりだった。
私は無能だけど
それなりの仕事を任されてるから
いなくなれば迷惑がかかる
今消えるわけにはいかない
そう思わせてくれた南北線の旅。