残り１年なのか、まだ１年なのか？

南アフリカ大会まで１年を切った。

早々、切符を獲得した日本代表だが、
緊張の糸が切れ、モチベーションを失ったか？

それとも、連戦や長旅の疲れか？

昨日のカタール戦...あまりにも自分の予想どうリに
正直、がっかりした（笑）。

あの試合を見て、キリンカップのような
日本の連携で崩すようなサッカーをする場合

遠藤の存在が不可欠であり、

逆にマークをつけて、ボールを経由しないように
すれば、打つ手が無いチームに変貌する

ということが、鮮明になったと言っていいかもしれない。

昨日は、遠藤が怪我、長谷部が前試合の退場の影響で
出れなかったが、

問題はそこに誰を監督が当てはめるかが
私にとっての試合前の注目だっただけに

阿部と橋本

ということでボランチ経由の華麗なるパスまわしは
無くなった（笑）。

２人とも背後にプレッシャーを受けて前を向いたり、
パスと見せかけて縦へと交わすような
タイプじゃない。

普通ならば、パサーで足下のテクニックがある中村憲、
縦への突破能力があり、サイドにもゴール前にも
顔を出せる選手を、長谷部の代わりに入れたいところだが

あくまでも２人は守備がメイン。

オリンピック代表だったときのときの阿部ならわかるが、
今はすっかり攻撃的なイメージが無い。

サイドに今野を入れて守備を、意識するのならば
今のメンバーで考えるのならば

最終ラインに中澤、山口。

ボランチに中村憲、闘莉王か本田。

なんかでも良かったのでは無いか？
まだ縦へのダイナミズムが生まれた気がしてならない。

どの選手が入っても、そのチームのコンセプトが変わらず
流れるようなサッカーが出来ないと、日本サッカーの
印象はつけられない。

残り１年...。

まだ１年もあると開き直るしか無い段階しか、日本代表が
進んでいない現実をカタール戦に見えてしまっただけに

あぁ、これじゃ強国もマッチアップ組んでくんないぞと
涙が出る私なのでした...。