民主労総「進歩政党勢力の統合摸索」第2次討論会開催
民主労総機関紙『労働と世界』2009.07.09
労働者の政治勢力化のためには、民主労働党が作られ上で大きな役割を果たした「成果」を越えて、民主労総がもう一度さらに跳躍しなければならないという注文が提起された。特に「排他的支持」に関連して「死文化vs有効」の立場に分かれて論議となった。
「進歩政党勢力の団結と統合のための民主労総推進委員会(以下統一推進委)」の第2次討論会が8日午後4時、金属労組6階会議室で開催され、労働戦線、タハムケ(みな一緒に)、全国会議など6つの意見グループが、今後の進歩政党運動についての立場を表明した。
労働戦線のキム・テヨン執行委員長は、「△国民と共に担う労働運動、△民族主義問題、△議会主義、など労組の路線が、大衆を政治勢力化へと拡大するの上で足かせとして作用した」としつつ、「路線的分化がすでに始まっているのに、統合を語りながら過去に戻ろうというのはおかしい」と主張した。
タハムケのチョン・ジョンナム労働部門チーム長は、「進歩政党の団結は急がれなければならないが、一つの党への統合は懐疑的だ。2つの党が独自に進んでいる状況にあって、促すと言っても単純に行くとは思わない」としつつ、「双龍(サンヨン)自動車、メディア法、非正規法など、内容での団結を拡大する方式が必要であり、共に協力して共同戦線を形成することのほうが現実的」と強調した。
全国会議のイ・スンウ副議長は。「現場の党員は、ペーパー党員として実質的に党員としての権利がない場合が多い上、党とつながるのは、せいぜい選挙の終盤の集票行動の時くらい」とし、「無条件に統合しろとの現場の要求があるだけに、進歩陣営の統合はマラソンでなく100m競走でなければならない。マラソンだと、合意よりも対立のほうが深くなるだろう」と述べた。
蔚山革新ネットワークのハ・ブヨン前蔚山本部長は、「一定の時期までは排他的支持が有効でなければならないが、今は死亡した状態だ。排他的支持の問題が分裂の要因になる。現実的選択をするほかはない」とし、「これまでが委託政治だったとするなら、今は労働者が直接参加する政党にならなければならない。制度とシステム準備は党再結成の主要な課題だ。労働者中心性と大衆性を要求することが、統一推進委が成功する道」と診断した。
現場実践連帯のイ・ジョンデ執行委員長は、「統合しようとするなら具体的計画が必要なだけでなく、その統合議論の機構や単位が明確でなければならない」とし、「選挙の時、候補単一化になれば支持が集められるので、民主労総が中心になって強制できる機構の整備が急がれる」と指摘した。
革新連帯のチョ・ヒョンイル執行委員長は、「民主労働党の結成で代表される第1期政治勢力化は、失敗ではなくすごい成果だ。もし分裂していなければ交渉団体も可能な状態だっただろう」としつつ、「民主労総が中心にならないまま覇権主義が生じて党が分裂したことから、今後、民主労総が進歩政治活動に中心をどう持っていくのかが、統合にあたってのカギとなるだろう」と見通した。
カン・サンチョル記者/労働と世界
民主労総機関紙『労働と世界』2009.07.09
労働者の政治勢力化のためには、民主労働党が作られ上で大きな役割を果たした「成果」を越えて、民主労総がもう一度さらに跳躍しなければならないという注文が提起された。特に「排他的支持」に関連して「死文化vs有効」の立場に分かれて論議となった。
「進歩政党勢力の団結と統合のための民主労総推進委員会(以下統一推進委)」の第2次討論会が8日午後4時、金属労組6階会議室で開催され、労働戦線、タハムケ(みな一緒に)、全国会議など6つの意見グループが、今後の進歩政党運動についての立場を表明した。
労働戦線のキム・テヨン執行委員長は、「△国民と共に担う労働運動、△民族主義問題、△議会主義、など労組の路線が、大衆を政治勢力化へと拡大するの上で足かせとして作用した」としつつ、「路線的分化がすでに始まっているのに、統合を語りながら過去に戻ろうというのはおかしい」と主張した。
タハムケのチョン・ジョンナム労働部門チーム長は、「進歩政党の団結は急がれなければならないが、一つの党への統合は懐疑的だ。2つの党が独自に進んでいる状況にあって、促すと言っても単純に行くとは思わない」としつつ、「双龍(サンヨン)自動車、メディア法、非正規法など、内容での団結を拡大する方式が必要であり、共に協力して共同戦線を形成することのほうが現実的」と強調した。
全国会議のイ・スンウ副議長は。「現場の党員は、ペーパー党員として実質的に党員としての権利がない場合が多い上、党とつながるのは、せいぜい選挙の終盤の集票行動の時くらい」とし、「無条件に統合しろとの現場の要求があるだけに、進歩陣営の統合はマラソンでなく100m競走でなければならない。マラソンだと、合意よりも対立のほうが深くなるだろう」と述べた。
蔚山革新ネットワークのハ・ブヨン前蔚山本部長は、「一定の時期までは排他的支持が有効でなければならないが、今は死亡した状態だ。排他的支持の問題が分裂の要因になる。現実的選択をするほかはない」とし、「これまでが委託政治だったとするなら、今は労働者が直接参加する政党にならなければならない。制度とシステム準備は党再結成の主要な課題だ。労働者中心性と大衆性を要求することが、統一推進委が成功する道」と診断した。
現場実践連帯のイ・ジョンデ執行委員長は、「統合しようとするなら具体的計画が必要なだけでなく、その統合議論の機構や単位が明確でなければならない」とし、「選挙の時、候補単一化になれば支持が集められるので、民主労総が中心になって強制できる機構の整備が急がれる」と指摘した。
革新連帯のチョ・ヒョンイル執行委員長は、「民主労働党の結成で代表される第1期政治勢力化は、失敗ではなくすごい成果だ。もし分裂していなければ交渉団体も可能な状態だっただろう」としつつ、「民主労総が中心にならないまま覇権主義が生じて党が分裂したことから、今後、民主労総が進歩政治活動に中心をどう持っていくのかが、統合にあたってのカギとなるだろう」と見通した。
カン・サンチョル記者/労働と世界