「民主労総、実質的なゼネストに転換せよ」
【インタビュー】民主労総忠北本部イジョンフン本部長
メディア忠清08年6月30日付
米国産牛肉の輸入衛生条件が発効した中、6月26日に民主労総がゼネストを宣言したが、実際、指針に従ってストに入った事業所は一つもないことがわかった。
これに対し民主労総忠清北道本部のイジョンフン本部長は「民主労総は今のロウソク情勢に非常に安易に対応した。今まで民主労総がやったことといえば、雰囲気を見て、ストをやるかやらないか天秤にかけたことだけ」だとし、「告示即ゼネストの方針を出したと思ったら撤回することで暫定合意し、国民が再びロウソクを手に立ちあがったら、心にもないゼネストを宣言した」と強く批判した。
イジョンフン本部長は、「民主労総や金属労組は残業拒否や総会闘争をやると言ったが、指針はあってもゼネストはない状況になってしまった。今われわれに最も必要なことは、われわれの内容でもって国民と呼吸し、今の闘争をより大きく、より熱く広げなければならないということだ」と民主労総のゼネスト指針を重ねて批判した。
また、「いま街頭では、多くの国民がイミョンバク政府の行う米国産牛肉官報掲載や韓半島大運河、医療民営化、学校自律化措置に反対し、生身で軍靴や盾に立ち向かっている。いつも先頭で闘ってきた民主労総組合員は、民主労総や金属労組など各連盟の実質的な指針もなく、どうしていいかわからずにいる。なのに民主労総は、ストの余波に対する負担を理由にこのまま口先だけでストを叫ぶのか」と述べた。
最後にイジョンフン本部長は、「きょうソウルで闘っている組合員の場合、民主労総の指針ではなく自分の職場での苦闘をもって自ら闘いをつくりだしている」とし、「民主労総は、小数の組合員で米国産牛肉の輸送・出荷阻止闘争をやるのではなく、民主労総傘下の各連盟と労組を組織し、1500万労働者とともに、もっと力のある実質的なストを牽引すべき」と強調した。
さらに、「イソッケン委員長と金属労組を含む各連盟の代表者は、定時勤務後のロウソク集会参加ではなく、当初確定した7月2日ゼネストを今から始められるよう動き、リレーストではなく同時多発的なストで国民とともに危機を克服してゆくべき」と重ねて強調した。(チョンユンミ記者)
【インタビュー】民主労総忠北本部イジョンフン本部長
メディア忠清08年6月30日付
米国産牛肉の輸入衛生条件が発効した中、6月26日に民主労総がゼネストを宣言したが、実際、指針に従ってストに入った事業所は一つもないことがわかった。
これに対し民主労総忠清北道本部のイジョンフン本部長は「民主労総は今のロウソク情勢に非常に安易に対応した。今まで民主労総がやったことといえば、雰囲気を見て、ストをやるかやらないか天秤にかけたことだけ」だとし、「告示即ゼネストの方針を出したと思ったら撤回することで暫定合意し、国民が再びロウソクを手に立ちあがったら、心にもないゼネストを宣言した」と強く批判した。
イジョンフン本部長は、「民主労総や金属労組は残業拒否や総会闘争をやると言ったが、指針はあってもゼネストはない状況になってしまった。今われわれに最も必要なことは、われわれの内容でもって国民と呼吸し、今の闘争をより大きく、より熱く広げなければならないということだ」と民主労総のゼネスト指針を重ねて批判した。
また、「いま街頭では、多くの国民がイミョンバク政府の行う米国産牛肉官報掲載や韓半島大運河、医療民営化、学校自律化措置に反対し、生身で軍靴や盾に立ち向かっている。いつも先頭で闘ってきた民主労総組合員は、民主労総や金属労組など各連盟の実質的な指針もなく、どうしていいかわからずにいる。なのに民主労総は、ストの余波に対する負担を理由にこのまま口先だけでストを叫ぶのか」と述べた。
最後にイジョンフン本部長は、「きょうソウルで闘っている組合員の場合、民主労総の指針ではなく自分の職場での苦闘をもって自ら闘いをつくりだしている」とし、「民主労総は、小数の組合員で米国産牛肉の輸送・出荷阻止闘争をやるのではなく、民主労総傘下の各連盟と労組を組織し、1500万労働者とともに、もっと力のある実質的なストを牽引すべき」と強調した。
さらに、「イソッケン委員長と金属労組を含む各連盟の代表者は、定時勤務後のロウソク集会参加ではなく、当初確定した7月2日ゼネストを今から始められるよう動き、リレーストではなく同時多発的なストで国民とともに危機を克服してゆくべき」と重ねて強調した。(チョンユンミ記者)