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「マツケン内蔵助」に続け…兵庫・赤穂で義士祭

2013-12-17 00:23:02 | 日記

大石内蔵助の装束を着て陣太鼓を打ち鳴らす松平健さん(中央、兵庫県赤穂市加里屋南で)
 「忠臣蔵」の吉良邸討ち入りの日にあたる14日、兵庫県赤穂市で赤穂義士祭が行われた。
 メーンの義士行列では、大石内蔵助役に俳優の松平健さんを招き、市民らが扮(ふん)した46人の義士を率いて、国史跡・赤穂城跡から「息継ぎ広場」までの1・1キロを1時間20分かけて練り歩いた。
 今年は週末開催で好天にも恵まれたため、観光客も昨年より2万人多い8万人(主催者発表)が集まり、元禄絵巻に見入った。
 義士行列は、吉良上野介を討ち取った四十七士が、主君の浅野内匠頭が眠る泉岳寺へと報告に向かう場面を再現。午後1時20分、松平さんが白と黒の討ち入り装束を身に着け、陣太鼓を打ち鳴らすのに合わせて赤穂城跡大手門を出発した。
 江戸時代に浅野内匠頭の刃傷(にんじょう)事件を知らせる早かご隊が一息ついたという、ゴールの「息継ぎ井戸」がある広場では、「エイ、エイ、オー」と一斉に勝ちどきを上げた。松平さんは「四十七士に対する市民の思いを感じた。沿道の大きな声援もうれしかった」と笑顔をみせた。初めて義士祭を訪れたという、岡山県備前市の主婦(57)は「義士役の人たちは顔つアニメ専門店一覧きもりりしくて格好良かった」と話していた。
 内匠頭の刃傷事件や討ち入りなど忠臣蔵の名場面を再現する「山車(だし)」も出て、トラックの荷台を飾り付けた舞台上で、演じる市民らがぴたりと静止してポーズを決めると、観光客から大きな拍手が送られていた(田上秀樹)。
(2013年12月15日13時16分
読売新聞)


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