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音楽と船の日記

長距離フェリー50年の航跡 -SHKライングループの挑戦-

2020年02月20日 | 読書
日本国内には沢山のカーフェリーが運航されています、
2018年8月にフェリー阪九が神戸~小倉間で運航を開始したことが、
日本の長距離カーフェリーの始まりとされています。
そしてSHKライングループの阪九フェリーが就航して、2018年でちょうど50年。
このことを記念して長距離カーフェリー50年の航跡 -SHKライングループの挑戦-を出版されました。




SHKライングループは新日本海フェリー、阪九フェリー、関釜フェリーの頭文字からとった名称です。
本の内容は日本の海運業の歴史を紐解きながら創設者・入谷豊州の波乱万丈の人生を通して、
海を愛した者たちのドラマです。
この本を読んで改めて海路の重要性を認識するとともに日本の海運業界は何時も困難な課題に直面しており、創設者・入谷豊州の旅客と貨物輸送の両面から事業を展開するためにトータルでの何をしなければいけないか、そこを生き抜いてきたSHKライングループの発想の豊かさと行動力に関心しました。
特に第8章の長距離カーフェリーの重要な社会使命で阪神・淡路大震災、東日本大震災での
支援については感動しました。
周囲が海で災害の多い日本では、車両輸送、食事、風呂、宿泊を提供できる
カーフェリーの重要性に改めて感じました。
SHKライングループの長距離カーフェリー 

阪九フェリー ひびき


関釜フェリー はまゆう


新日本海フェリー すずらん


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