船と音楽の時間
船と音楽を愛する男の日記
本日のライブは大林武司さんが新たに立ち上げたNYC Quartetです。
今回はビブラフォンを入れたブラフォンカルテットです。
フランスが産んだトップビブラフォニストSimon Moullier、
アメリカ仕込みのベースプレイでジャズ界を担う小川晋平、
次世代を担うイスラエル出身本格派ドラマーAlon Benjaminiです。
この3人は初めて聞きます。
大林さんはニューヨークに沢山の盟友がおられ、その時々により、
編成を変えておられます。
今回もどのような音色世界が織りなすか楽しみです、
1、2曲目はジャズスタンダードで始まりました、
Simonのビブラフォはちょっと優しい音色ですが、グルーブ感はあります。
演奏はストレートパップで大林さんの音色は相変わらず綺麗です。
そして3人のオリジナル曲を演奏されます、それぞれの特色のあるグルーブ感です。
そんな中で、ピアノとブラフォンによるディオ演奏は良かったです。
曲目はホレス・シルバーの名曲Peaceです。
前日にスガダイローと清水さんの演奏を聞いていましたが、
大林さんとSimonさんによる演奏も繊細で、ピアノ音とブラフォン音がシンクロしていて、こまやかの音色が染みます。
Simonさんは手でも叩かれていて、独特の音色を重し出されています。
大変気持ちよく、楽しいライブでした。